「ODORUいんどじんとともだちたち 」2011年3月21日公演
今回の大震災により被災された方々には、
心よりお見舞い申し上げます。
「ODORUいんどじんとともだちたち」の公演は、このような時期にも関わらず沢山の方にご来場頂き、大盛況のうちに幕を下ろすことができました。
ほんとうに、ありがとうございました!
会場に設置した義援金箱にも3万4千円もの募金を集めることができました。また、日本を愛してくれている主催者のニーラ氏はじめ出演者全員の気持ちとして収益金の半分は震災の義援金として寄付をしようということになり、また詳細はお伝えしたいと考えております。
皆様の御協力、心から感謝いたします。
さて、そのステージでのアート・パフォーマンスで描いたのはヒンドゥーの神様「シヴァ神」です。もともとインドにちなんだものをと思い、多くのパフォーマーが参加するこということで芸能の神様でもある「シヴァ神」を描こうと決めていたものの、今回の大震災。実はこの時期に描いてよいものかと迷いました。ヒンドゥー教では三神一体という考え方があり、創造神ブラフマー、維持神ヴィシュヌに対してシヴァ神は破壊を司るという訳です。
ただ、壊滅的な破壊をもたらす先には次の世界を創造する備えをするという役割もあり、まさに今描くべき神様なのかもしれないということで、再生への願いを込めて描いてみました。BGMにはヒンドゥーの叙事詩「ギータ・ゴーヴィンダ」から『10人の愛の使者への賛歌』という8分強の曲を選び、なんとか時間内に描くことができました。
ただしこれも実は裏話があり、本当はパステルでカラフルに描く予定にしていたものの当日に届いた畳サイズのボード2枚、品番は同じなんだけれども張っている紙質がパステルが全然乗らないツルツルの紙。販売店へ連絡しても替えはないということで、急きょ持っていた顔料マーカー1本で描くしかなくなり、かなり焦りました!
これも破壊神のなせる技かとも思いましたが、描いた後にボードが左右に分かれ、奥から絵と同じポーズを取ってもらって登場することになっているベリーダンサーの女性の衣装が、とても華やかで鮮やかなので、これもよい演出かもと芸能の神様の奥深さに畏れ入った次第でした。
完成したイラストの写真は会場に来てくれた友達がきれいに撮ってくれていたので、ありがたく使わせていただきました!
公演の様子は画像が手に入り次第掲載いたします。お楽しみに!(2011.4.3)
今なお消息が分からない方が多数あり、大きな余震も続き、真冬の寒さに教われつつ、乏しい物資と少ない情報の中で助け合いながら過ごされている被災者の方々には、ただただなんとかこの苦難を乗り越えてほしいと祈るばかりです。
「ODORUいんどじん と ともだちたち」は、元々の趣旨であるインドの目の不自由な子供たちへの支援。これも支援を待っている子供たちを置き去りにする訳にもいかないとの判断で、この趣旨とは別に会場に被災地への義援金を送るための募金箱を設置することになりました。集まった義援金はきちんと被災地での役に立てるよう、都道府県もしくは日本赤十字社などのしっかりした団体へ届けることにしております。
1円でもいい!ひとつひとつの小さな気持ちも数が集まれば大きな力になります。幸いなことに福岡は震災の影響がほとんどありませんでした。だからこそ自分達にできること、小さな1歩でも踏み出せればと思います。
このチャリティーでは、そんな鎮魂の祈りと再生への願いを込めたメッセージとなるよう心を込めて描きたいと思っております。ぜひ、一人でも多くの方のご参加を!(2011.3.14)
今年お初のライブ・ドローイングは、インド映画「踊るマハラジャ」など500本を超える映画で振付け師やダンサーとして活躍、今は福岡に住んでいるお友達のニーラ君主催のチャリティー・イベント。
インドの目の不自由な子供たちへ向けたチャリティー・ショー。
ニーラ君のお友達のいろんな分野のパフォーマーが集まって、インドのムービー・ダンスや古典舞踊、Tenshowダンス&マイム、ヨーガ、ベリー・ダンス、ヒップ・ホップ、ゴスペル、フラダンス、タップダンスなどなど、とっておきのパフォーマンスを盛り沢山に披露します!(2011.2.27)
- 公演日:2011年3月21日(春分の日の月曜日)
- 開場:15時30分
- 開演:16時
- 場所:大博多ホール
- 所在地:福岡市博多区博多駅前2丁目
- 一般・大学生:2,500円(当日3,000円)
- 小中高校生:1,500円(当日2,000円)
- 乳幼児:無料
- 全席自由席
ちなみにこのチラシですが、「作ったの?」とよく聞かれますが、ニーラ君のスタジオのデザイナーさんが作ったもので私の制作ではありませんです。(^0^:)