谷口与鹿余話2 与鹿の作品
私の話の主題の前に、与鹿の作品をいくつか紹介しておかねばなりません。
 琴高台(きんこうだい)は琴高仙人の由来により、鯉づくし

になっているが、その中欄の彫り物は生きて動いているよう

であります。。

 恵比寿台の「子連れ龍」。親子のりゅうの意匠が珍しい。

 同じ恵比寿台の伊達柱には手長、足長が使われている。

 吉兆の像が用いtられることが多い中で異風となっている。

麒麟台の彫り物を依頼された与鹿は、何カ月もの間飲んでいるか近く

の神社の境内で子供の遊ぶのを眺めているだけで依頼者をはらはら

させた。

 しかし、仕事をはじめると彫りあがったのが名作「唐子群遊」の彫り物

だった。その中でも有名なのが左の「籠伏せの鶏」である。

 一枚の板で三つ目籠が見事に彫られており、しかも中にえさをついば

む鶏がいる。

 これらの作品で与鹿は「飛騨の名工」の名をほしいままにした。

資料元

春 神楽台 獅子 http://hodaka2.cool.ne.jp/maturi/haru/kagura/index.html

麒麟台 http://www.tanimatsu.com/kirintai/htm/yoroku.htm

麒麟台 籠伏せの鶏 http://www6.plala.or.jp/ebisunosato/t-yatai.htm

子連れ龍 http://www7a.biglobe.ne.jp/~fujii/haruhikisoroe2.html

恵比寿台 手長 足長 http://takaoka.zening.info/Takayama/Spring-Takayama-Festival/Yatai-Ebisutai-Sculpture3.htm  

豊明台 http://www6.plala.or.jp/ebisunosato/t-yatai.htm

琴高台 http://takaoka.zening.info/Takayama/Spring-Takayama-Festival/Yatai-Kinkotai-Sculpture.htm