パフォーマンス・モニターの設定
Windows 2000 で私の推奨するパフォーマンス・モニターの設定は以下の項目です。
サーバに月の中で、日付を決めて(忙しい時など)実行しておくと、システムの障害時、見直し時などに役に立つでしょう。
パフォーマンス・オブジェクト | カウンタ | 内容 |
\Cache | \Data Map Hits % | ページが物理メモリ上に存在したので、ディスクからページを取り出す必要なく解決できたファイル システム キャッシュ内のデータ マップの割合をパーセントで表示する。 |
\Memory | \Available Bytes | 実行中のプロセスに利用可能な物理メモリのサイズをバイト数で表示する。4MByte未満の場合、必要に応じてメモリの増設を行う。 |
\Memory | \Cache Bytes | ファイル システム キャッシュが現在使用しているバイト数を表示する。 |
\Memory | \Page Faults/sec | プロセッサがページフォルトを処理する全体的な率を表示する。 |
\Memory | \Pages Input/sec | ハード ページ フォルトを解決する為にディスクから読み取られたページの数を表示する。 |
\Memory | \Page Reads/sec | ハード ページ フォールトを解決するためにディスクが読み取られた回数を表示する。 |
\Memory | \Pages/sec | ハード ページ フォールトを解決するためにディスクから読み取られた、またはディスクへ書き込まれたページの数を表示する。20以上の場合、必要に応じてメモリの増設を行う。 |
\Memory | \Pool Npnpaged Bytes | ディスクに書き込まれずに、割り当てられる限り物理メモリ内に存在するオブジェクト用のシステム メモリの領域(オペレーテイング システムで使用される物理メモリ)である非ページ プールをバイト数で表示する。 |
\Memory | \Pool Paged Bytes | 使用されていないときにディスクに書き込まれることが可能なオブジェクト用のシステム メモリの領域(オペレーテイング システムで使用される物理メモリ)であるページ プールをバイト数で表示する。 |
\Memory | \Transition Faults/sec | 更新されたページ リスト、スタンバイ リストにあるページを回復するか、またはページ フォールト時にディスクに書き込まれることで解決されたページ フォールトの数を表示する。 |
\Network Interface(*) | \Bytes Received/sec | インターフェース上で受信されるバイトの率で表示する。 |
\Network Interface(*) | \Bytes Total/sec | インターフェイス上で送受信されるバイトの率で表示する。 |
\Network Interface(*) | \Packets/sec | ネットワーク インターフェイス上で送受信されるパケットの率です。 |
\Paging File(*) | \% Usage | 使用中のページ ファイル インスタンスの合計をパーセントで表示する。70%以上の場合、必要に応じてメモリの増設を行う。 |
\PhysicalDisk(*) | \% Disk Time | 選択したディスク ドライブが読み取りまたは書き込み要求を処理していてビジー状態にある経過時間の割合をパーセントで表示する。 |
\PhysicalDisk(*) | \% Idol Time | サンプリング間隔中にディスクがアイドル状態だった時間の割合をパーセントで表示する。 |
\PhysicalDisk(*) | \Avg. Disk Queue Length | サンプリング間隔中に選択したディスクのキューに入った読み取りおよび書き込み要求の数の平均値を表示する。 |
\PhysicalDisk(*) | \Current Disk Queue Length | スピンドルの数+2以上を常に超えているとディスク入出力処理が過剰な状態となっている。 |
\PhysicalDisk(*) | \Disk Reads/sec | ディスク上の読み取り操作の速度を表示する。 |
\PhysicalDisk(*) | \Disk Writes/sec | ディスク上の書き込操作の速度を表示する。 |
\Process(*) | \% Processor Time | 該当プロセスのスレッドすべてが、命令を実行するためにプロセッサを使用した経過時間の割合を表示する。 |
\Process(*) | \IO Other Bytes/sec | プロセスが制御操作などのデータを含まない I/O 操作にバイトを発している率を表示する。 |
\Process(*) | \IO Read Bytes/sec | プロセスが I/O 操作からバイトを読み取っている率を表示する。 |
\Process(*) | \IO Write Bytes/sec | プロセスが I/O 操作にバイトを書き込んでいる率を表示する。 |
\Processor(*) | \Interrupts/sec | 1 秒ごとにプロセッサが受け取って処理するハードウェア割り込みの平均値を表示する。85%以上に継続してならないようにする。 |
\Server | \Bytes Received/sec | サーバーがネットワークから受信したバイト数を表示する。 |
\Server | \Bytes Total/sec | サーバーがネットワーク間で送受信したバイト数を表示する。 |
\Server | \Bytes Transmitted/sec | サーバーがネットワークに送信したバイト数を表示する。 |
\Server | \Pool Nonpaged Bytes | サーバーが使用している非ページング メモリをバイト数で表示する。 |
\Server | \Pool Paged Bytes | サーバーが現在使用しているページング メモリをバイト数で表示する。 |
\Server Work Queues | \Queue Length | この CPU のサーバー作業キューの現在の長さを表示する。。4以上の場合、プロセッサがボトルネックになっている。 |
\System | \Context Switches/sec | 任意のスレッドからほかのスレッドに切り替わるすべてのプロセッサを含めた率を表示する。 |
\System | \Processor Queue Length | プロセッサ キューにあるスレッドの数を表示する。 |
\TCP | \Segments Received/sec | セグメントが受信される (エラーで受信されるセグメントを含む) です。このカウンタは、現在確立されている接続上で受信されるセグメントの数をカウントする。 |
\TCP | \Segments Sent/sec | セグメントが送信される率を表示する。 |