2003年5月21日(水) 晴れのち曇り 小満

ほってあった自技会誌をふと見ると、今月は結構面白い特集でした。今月のテーマは「色と車」。

自動車好きだし、メカ好きだし、性能開発屋の端くれですが、自分の車を選ぶ時のポイントはデザインと色。色はいつも悩むけど、いままであまり冒険したこと無いよなぁ。

免許取って最初に乗っていたのは親父の白い2代目セリカ。その後の学生時代はスネかじりで中古の白い初代セリカ。就職して初めて自分で買ったのが中古の白い初代RX-7、とここまで全部白(^^ゞ 次に初めての新車で濃緑のファミリアセダン。次は濃灰色のユーノス800。でもって今の白い2代目ロードスター。というわけで、ファミリアを除き無彩色っていうのでしょうか、色目のない色ばかりです。ファミリアも濃い緑だからあまり有彩色という感じではなかったし。

でもって自技会誌の色の流行の変遷の論文を見ると、昔はそうでもなかった白がバブル全盛の1980年代に大流行して、1986年には75%という世界に例を見ない白い車だらけになったそうな。90年以降は白は30%程度で推移で、最も多いのは40%前後のグレー系。

インパクトのあった例として、1970年代のオレンジのギャランGTO(いすゞのベレットとかもあったよね)、サバンナやレビンのオリーブグリーン、1980年代ではセリカのブラックメタリック、真っ赤なファミリアなどがあげられていました。

私も学生時代「真っ赤なファミリアがほしい」と言ったところ、エンスーな友人から「軟弱なことを言うな」とたしなめられたことがあります。その彼はレビンやセリカやベレットGTを乗り継ぎ、ホンダS600をレストアしようとしていました。今はどうしているのかなぁ…

私としては、色そのものというより、やっぱり車のボディ曲線を綺麗に見せてくれる質感を最重要視しています。そういう意味では無彩色系で濃いめの色が一番惹かれるけど、次はどうなる事やら…

これまでずっと5年乗って次の車って乗り換えてきましたが、考えてみると20年で4台しか乗れないわけで、短い人生を楽しむにはもっと清水らないといけないかなぁと考えてみたり…