2002年12月14日(土) 晴れ

結論 『ちょーいいかんじ』

今日はSuperAUTOBACSで、サス交換のお約束。嬉しくってという訳じゃないのですが(?)、朝5時から目が覚めてしまいました(^^ゞ (おこちゃま?)

いくらなんでも早すぎるので、のんびり過ごして、まずは洗車場へ。結構汚かったので、このまま作業させちゃ申し訳ないもんね。さすがの私も初冬の朝の洗車では汗もかかず、少し冷えたので朝風呂(^^ゞ と、のんびりしていたら早9時半になってしまいました。いけね、すぐに行かないと… 結局遅刻でお店には10時半到着。

早速店員さんと設定車高などを打ち合わせて、作業に掛かってもらいました。車高は取りあえず現状の高さが、あちこちの生活圏内でそれなりに段差をこなせている限界と思ったので、現状維持でお願いしました。前後共に指2.5本って感じでしょうか。TEINの標準値では、もうちょっと低いみたいです。

なんかカメラに見慣れないマークがチカチカ点いていると思ったら、ホワイトバランス未調整警告でした。そういえば前回のドライブの撮影でも点いていたような? だから全体的に青っぽかったのか!! オート調整に直してから撮影開始。リフトアップされたロド助です↓。

下はこれまで付いていた純正のビルシュタインの黄色いショックアブソーバーとAUTOEXEの赤いスプリング。

使用前 フロント 使用前 リア

メカニックの方は実直そうで、きびきび作業されていますが、ロードスターの足をばらした経験はなさそう。大丈夫かなぁ…

店内うろうろ、作業場うろうろ、待合室で頭文字DのDVD鑑賞、作業場で作業風景撮影と私も忙しい < お気楽だな(笑)

でもってかなり苦労されていましたが、やっと TEIN のサスが付きました。↓

使用後 フロント 使用後 リア

TEINのパーツはお馴染みのグリーンです。全長調整式なので、スプリングの下の2枚のシートロックとは別に、全長調整のシートロックがもう一枚見えます。

一緒にEDFCも付けてもらったのですが、こいつもなかなか曲者。サス上部にショックの減衰率を変更するアクチュエータが付き、ここから車室内のコントローラまでコードを取り回さないといけません。あちこち内装を剥がされて、配線してもらったようです。コントローラ自体は比較的小さいので、空調パネルの下の小物入れスペースをはずして付けてもらいました。

最後にホイルアライメントを調整して終了。のはずなのですが、我が儘を言って車内のコントローラの周辺の隙間にスポンジテープを貼ってもらいました。ありがとう!!

さてこのように書くとあっという間で出来たようにも見えますが、結局10時半から17時半まで掛かりました。メカニックさんありがとう。私は、とてもそんなに続けて作業できない体になっちまっているよなぁ。とっても感謝です。

今までついていたサスとオクヤマのリアタワーバーをトランクにしまってもらい、お礼を言ってお店を出発。「トランクでサスがごろごろするから、取りあえずは安全運転だな」と思いつつお店を出ましたが、出てすぐの信号が変わりそうだったので、少しアクセル踏み気味で右折… 「むむむ? なんかすげー曲がる!!」 一発目の交差点でいきなり違いを感じました。

まだ大して乗っていないのですが、一言で言うと「結構いいじゃん、これ!!」です。

AUTOEXEの適度なローダウンスタイルは良かったのですが、純正ショックでは底付きするのか特にリアがごつごつして乗り心地が不満だったのが今回サス交換に踏み切ったきっかけです。

とはいえ、バネレートはノーマルのF/R = 3.0/2.2、 AUTOEXE = 3.4/2.7に対して、今回入れたバネは TEIN Type FLEX NB8C用の標準バネで7.0/6.0(単位はいずれもkgf/mm)とかなり高くなっています。「車高調サスはバネレートが高くとも、サスが十分ストロークするので乗り心地は悪くない、ローダウンスプリングだけよりはるかにいい」という声をよく聞いたので、±2kgf/mmの選択肢があったものの、TEIN標準設定の7.0/6.0を選んだのでした。でもって、結果から言うと悪くないです。芯があるけど角が丸い固さという感じで、とにかく路面に追従してよく動いている感じがします。そのためにタイヤのグリップが有効に使われて、ぴたっと路面に吸い付く、いわゆるメカニカルグリップが上がったということでしょうか? 心配していたリアの突き上げ感はかなりマイルドです。凹凸でリアが横に逃げるような変な挙動も無くなりました。

TEINではこの新しい Type FLEX を「猫足」を狙ったとパンフレットに書いているようです。「猫足」ってのはシトロエンなどのフランス車の形容によく使われますね。よく知らないけど、しなやかで路面追従性がよく、車体自身は上下動が少ないいわゆるフラットライドってやつでしょうか。ま、さすがに車体は上下左右に揺れますが(当たり前だ)、タイヤの路面追従性は素人の私でも大幅に良くなったように感じました。

取りあえず一番減衰力が低いFRともに16段で帰宅しました。普段の街乗りには十分満足できる感じです。大きくロールさせた後の収まりがちょっと頼りない感じだけど、街乗りなら問題なし。時々試しに中間の減衰力(8/8)と最高(0/0)にしてみましたが、8/8はしっかりした感じ、0/0は細かい凹凸も拾ってピッチングが出るような感じで堅くなって、路面のいい高速道路とかサーキットでないと使えない雰囲気です。とにかく運転しながら簡単に減衰力の組み合わせをあれこれいじれるのは楽しいです。アクチュエータの音は停車中でないと聞こえないくらい小さい音です。心配していたピロボール・アッパーマウントからの音も、さすがに新品だと出ていないようです。

帰宅してトランクの荷物を降ろした後に、もうちょっと街中を走ってみました。うろうろした後、自宅前の県道を頂上まで駆け上がってみました。かなり凹凸やうねりのある路面ですけど、不安無く踏んでいける感じです。

今日は日も暮れちゃったし、後のお楽しみは明日にします。

あ、大事なことを書き忘れていたので追加。最近、ますます車にお金を遣っていて、「いい歳してこんなことしていていいのかな」とぼやいた所、同僚の一人が「いいんじゃないの、そのために働いているんだし」と言ってくれて気持ちが楽になっています。そうだよね、自分が楽しいのだし、自分で汗水流して(ないような?)稼いだお金だしね。なんかロド助に付き合うのが楽しいんだもの、仕方ないよねぇ(^^ゞ