2001年2月19日(月) 晴れ

今日は早期退職優遇特別プランの受付初日。夕べは湯当たりして寝る前にメールチェックしたところ、仲良くしている後輩から「実はプランに申し込むことにしました。これまでありがとうございました」という内容のメールを戴きました。これまで一緒に頑張ってきた仲間が会社を去っていくのは辛いことです。朝の正門前では取材の記者やTVカメラも会ったようです。地方新聞には記事も出ましたが、全国紙では今日は取り上げられていないみたいです。

いつも通り正門とは裏側になる社員駐車場に8:20頃に到着すると、川向こうからか日本共産党が「こんなに社員に酷い仕打ちをする会社に…」という論調で街頭演説していました。

受付が始まった10時直後にはプランに申し込んだ方の応募票を少し離れたうちの部門のメインオフィスに運ぶ役目を仰せつかり、複雑な気持ちで書類を運びました。

事前には予定の1800人(40歳未満は350人を上限)に届かないのではという予測が強く、数日前には一部新聞などでは部長級が主に50代の社員を呼びだして、事実上の戦力外通知をしているなどという強烈な報道がされていましたが、ふたを開けてみるとあっという間に1800人に達したようで、午後には新規の申し込みは受けつけられませんとの全社通達が出たようです。

私は残る方を選んだのですが、出るも地獄残るも地獄といったところなのかもしれません。とはいえ気楽な独り身ですから、最悪一つの会社がなくなっていく過程を実体験するのも貴重な経験かも(そんな縁起の悪い…)かも… と、自分をごまかしながら真剣に悩むのを放棄していたというのが正直な所かもしれません。

こういう人事的に大きな動きがあったときには、業務災害なども起きやすくなるので、せめてみんなが安全に仕事ができるように気を配らないとなぁと思う私でした。

久々に実験場に出て(下らない内容ながら)体を3時間ほど動かしたら、結構脚に堪えました(笑) 全く運動不足もいいところです。若い頃に担当者として仕事をしていた頃には、一日中立ちっぱなしで実験をしてもへっちゃらだったのですが、最近は1〜2時間立っているだけですぐに疲れちゃいます(笑) だめだよなぁ。

取り敢えず昨日は久々の休肝日だったので、美味しいビール(最近は銀河高原ビールにぞっこん)を飲んでゆったりします。

ぷは〜、美味ぇ〜!!