2000年11月11日(土) 晴れのち曇り

今日はいまいちやる気が出ずに、朝からだらだら… 天気予報では明日は天気が崩れそうだし、出かけるなら今日だと思うのですが、全然やる気になりません。

そのうちにお腹の調子が悪くなってきて、トイレとベッドの往復… 休日になると緊張が解けるのか、時々調子が悪くなるときがありますね。たまには平日に調子が悪くなって、「今日はちょっとお休みを…」と言ってみたいのですが、入社以来十○年、体調不良で休んだのは片手の指くらいだと思います。きっと小心者なんでしょうな。

相変わらず冷たいものとかが左上の奥歯に少ししみるので、歯医者へ行かなくてはと思ったのですが、だらだら… トイレ〜!! だらだら… の繰り返し。

そんな中、DORATCHが届きました。先週末に注文して、webには月曜までの注文は水曜日発送と書いてあったので、そろそろかなとは思っていました。着払いにしていたので代金23000円(安いよなぁ)を払って、いそいそと部屋で開封。ケースはドラえもんの顔が描いてある可愛いものです。これなら子供へのプレゼントにもいいなぁ。

ケースから取り出すと、裏表のガラス面やブレスレットにも傷防止のカバーが付いていて良心的。早速ばりばりと剥がして腕にはめてみます。あはは、ぶかぶか。私は腕が細いのでたっぷりあまります。説明書を読んで、付属のブレスレットのピンをはずす簡易工具で上下3駒ずつ詰めました。本体は割と小さめの径で、私の細い腕でもOK。早速ゼンマイを巻いて時刻合わせ。極オーソドックスな三針式ですので、時刻合わせだけでOK。表から見える香箱(だっけ?)のゼンマイが「ぎゅっ」と縮まり、時計が動き出しました。

後で説明書で気づきましたが、このムーブメントは時刻合わせ時に戻してはいけないようです。最初からやってはいけないことをやってしまった(^^;

さて、感想です。お値段がお値段ですから、両面シースルーと言っても見せるためにムーブメントに豪華な加工が入っていると言うことはありません。ただただ質素な機械が見えるだけです。でもチクタクチクタク懸命に動いているムーブメントが表からも裏からも見えるのは、とっても満足です。

興奮が冷めてからまたまたじっくり見ると、文字盤に細かい傷があったり、外周部の秒のメモリの一部にかすれがあることに気づきました。でも、いいや(笑) 可愛いし、安いから許してあげる。

これでドラえもんにお願いをしたら、本当に便利な道具を出してくれたらいいのになぁ。それならもう10倍、いやいや、もう100倍くらいのお値段でも払っちゃいます(笑)

「しょうがないなぁ… ほらほら、かずや君、どこでもドア!!」
とか、
「竹コプター」
とか
「誰でもお嫁さん」(そんなの、ないない…)
とかね(笑)

このお値段で手巻き・両面シースルーが出せるのですから、もっともっと機械式の実用時計が普及すればいいのになぁ。現代は安価なクォーツと高価な機械式しかなくて、普通の安価な機械式がほしい私はちょっと寂しいです。

高校生の時に愛用したおじいちゃんの腕時計をとっておいて、直して使いたかったなぁと今更ながらに思います。