2000年8月26日(土) 晴れ

今日は父の葬儀です。

13時からですが、11時前には弟の車で母と共に式場へ。親戚関係も12時前くらいから集まってくださいました。

弟の会社の方も、昨日に引き続き大勢いらして下さり、道案内、受付などを引き受けて下さいました。私の会社は遠くてお願いできませんので、大助かりです。

相変わらず父の遺影はのんきな顔で見下ろしています。

13時から式が始まりました。読経の後、出棺準備。昨日より心が落ち着いていたつもりだったのですが、棺の中に花を添えることで、また気持ちが乱れてしまいました。いつもは気丈な母も… その姿を見た私達兄弟も親戚も…

そんなわけですっかり動揺したまま、出棺前の挨拶をしました。しっかりした挨拶ができそうと思っていたのに、めろめろでした。なるほど出棺前の挨拶ってのは、こういうことなのかと初めて理解できました。

母の乗る霊柩車に続いて、遺影を持って弟とハイヤーで続きます。本来なら戸塚の斎場となるのですが、混んでいるそうで、久保山へ。

荼毘にふされた後、再度式場へ戻って、繰り上げ初七日法要。その後精進落としの会食。久々に食事らしい食事をした気がします。

最期に親戚の皆さんへお礼を言って、一段落です。いとこの一人から「泣き虫かずや君、そんな人は早くお嫁さんを貰っちゃいなさい」と厳しい一言。晩婚・未婚のいとこも多いのですが、早くに結婚した方には既に高校生の娘がいたりして、人生色々だなぁと改めて思いました。

実家に戻って、遺骨・位牌・遺影を暫定の場所に備えて、弟の家族などと「やっと一段落だね」などと会話しながら、着替えていると、なんていうのでしょう仏壇におく鐘(?)が床に転がり落ちました。一同でびっくり。「きっと、着替えの前に線香をあげろと言っているんだよ」と、皆でびびりながら線香をあげました。

「お父さん、ご苦労様でした」