2000年7月18日(火) 雨のち雨ところにより雨

夕べはProTrekのアラームを6:45にセットして、更にモーニングコールも同時にセットして寝ました。23時過ぎには、うとうとしましたが、同僚のimodeメールにより、24時前に一旦現世に引き戻されました(笑)

今朝はトイレに行きたくて、5:30頃に起床。結局そのまま起きてしまいました。7時からの朝食の前に出発の準備。TVの天気予報では、北海道は見事に雨。午後、西から回復模様とのこと。めざましTVの「今日の占いカウントダウン」では、最下位の蟹座…。先が思いやられます。

7:00きっかりに食堂に行きました。混雑していてJTBに泣きついてやっと取ったホテルなので文句は言えませんが、ホテルというかビジネス旅館と言った宿なので、出張族やら、(なぜか)地元のおっさん達が既に食事をしています。年輩者が集まると、病気自慢(?)なのはどこでも一緒か? でも、老舗(?)の旅館のよいところは…、「The 旅館朝食」が大好きな私は、3杯もご飯を食べて、満足満足(笑)

さて、7:20頃にはチェックアウトして、早速出発!!

予定では、北海道中央をまっすぐ南下して、富良野に向かう予定でしたが、昨日の経験からそれではとっても時間をもてあましそうなので、予定変更。東海岸を南下することにしました。取り敢えずサロマ湖を目指してGo!!

昨日よりしっかりした雨が降っていて、轍に溜まった水にハンドルを取られます。轍がしっかり残るのは、やはり雪国だからなのでしょうか? また、交差点の停止線手前5mくらいは、洗濯板のようにでこぼこに掘れているのも、やはりチェーン+ブレーキの影響でしょうか?

上記も併せて北海道特有の気づいた点を挙げると…
・基本は速度規制なし、つまり60km/h規制。街に入ると40〜50km/h規制になる。街中と郊外の区別が速度規制で分かり易い。40〜50km/h規制の終わりを示す表示が必ずあって、それも分かり易い。でも、普段○○km/h規制の標識を見慣れているので、速度規制標識なし=60km/h規制というのが(頭で分かっていても)理解し辛い。私の感覚では、一般道の平均速度は30km/hもいけば順調な方だが、北海道ではゆうに50km/hを越えます。いつもの感覚で計画を立てても、とっても時間があまります(笑) 80km/hで1.5時間走って(120kmですね)30分休憩すると、平均速度は60km/hですね。
・ほとんどの国道沿いに路肩を示す標識が立っている。それも中国地方のそれのように1mくらいの半端なものでなく、電柱並の高さから電光表示付き矢印を下ろすような立派な表示となっている。また、一般の電柱が車道脇でなく、歩道の外側や、更に道から離れた所に建ててある。積雪時に邪魔にならないようにという配慮か?
・交通の流れは速度規制+20km/h程度。結構強引な走り方をする地元の車も、街中では結構スピードを落として、メリハリある(?)運転になっている。
・あちこちにパーキングスペースがあるが、高速道路と違って直前にしか表示がないので、停まるのが難しい。また路肩は普通の幅しか無く、巡航速度が速いこともあって、路肩に一時停止するのは怖い。
・巡航速度が速い&積雪時の習慣からか、減速や加速は比較的余裕を持ってしている。ただしこれも習慣化らか、赤信号の変わり目でも結構突っ込んで行く。
・地元車=速い&観光車(状況把握に自信がなく)遅いという状況が多いが、地元車はあまり露骨には煽ってこない。余裕のある時に一気に抜かしていく。
・季節にもよると思いますが、この時期はとても道外ナンバー車が多いです。中大型の単車はほぼ道外ナンバー。
・街中でもほとんど歩行者は見かけないのに、郊外ですら歩道が一応ついているのは、「60km/h規制にするには歩道・車道を明確に区別すること」などという、警察の内規があるからでは… などと要らぬ想像も…
・沢山の浜辺がありますが、基本的に自然のまま。取り敢えず海水浴場にしてしまうのは、浜辺が限られている本州の貧乏根性か(笑) 砂は基本的に色が黒っぽい。白い浜辺は珍しいのかも?

ま、とにかく雨と風とハイドロプレーニングに負けずに走り続け、サロマ湖に到着。「広いなぁ」とは思いましたが、天気が悪く視界も利かないので、1枚パチリで退散。

その後、網走まで足を伸ばしました。網走刑務所の前を通り過ぎ、引き返して刑務所の博物館(?)まで来ましたが、見学時間が1時間とガイドブックにあったのでパス(笑) ガソリンを給油します。13km/Lくらいかな。それなりに順調に走っている割に今ひとつ伸びないのは、エアコンの影響が結構あるのかも。

海沿いドライブもそろそろ飽きたので、いよいよ内陸に向かって峠越えにチャレンジ。北海道最高峰の大雪山脇を抜ける石北峠〜層雲峡のR39へ向かいます。峠手前の大きな街である北見市を抜ける辺りで、検問(?)がありました。なんてことはなく、自治体有志と警察が協力して、安全運転運動のためにチラシと鉢植えの菊を配っているのでした。私も有無を言わせずに助手席に鉢植えを置かれてしまいました。

「おいおい、これから峠を走るのに、そんなものを助手席の床に置かれたら走りにくいじゃん… あ!! それが狙いかも!!」 しかし、そんなことではくじけません。毎日通勤時にコップの水をこぼさないように訓練している私です(うそ)。鉢植えごときに負けるわけにはいきません。要はコツがあるわけです。コップの中の水を回すが如く、鉢植えの中の土を回すようにスムーズに加重移動すれば、向かうところ敵なしの頭文字Kの面目躍如(もう、あちこち、お〜うそ)

「さぁ、AE86じゃない、NB8Cの底力を見せてやる…」

# え〜と、あまりの天気の悪さに、開き直ってしまい、
# いい加減な内容の日記になっています…(--;

無事、拓海君じゃない和也君は峠を制して旭川に抜けました。(まだ言うか…)

え〜と、1000m級の峠なので豪快です。流して走るには6速キープで十分です。さすが北海道という所でしょうか。峠を抜けた旭川側にはオービスがいくつかあるようなので、要注意です。

その後、 美瑛を抜け、本日の目的地である富良野へ。なんだかやたら広くて、道がまっすぐで… 段々周りの施設がメルヘンチックになってきました。あちこちにラベンダーの紫が目に付きます。なんだかいかにもって感じで、ちょっと恥ずかしいかも(笑) おぉ、コイン洗車場発見!!(笑) と、そうこうしているうちにホテルに到着。今日と明日は富良野のEdel Marme(エーデルヴェルメ)に泊まります。おぉ、ホテルらしいじゃん。二つ並んだ枕が、目に痛いです(笑) PHSもバリ3で、満足満足。夕食はよくありそうなフレンチですが、いまいちだったかも(笑)

あ、食事前の大浴場での入浴ではCASIO ProTrekを着けたままでしたが、食事はやっぱBREITLINGをしていく私はこだわり派。でも、誰も気づいてくれないだろうけどね(笑)

さて、明日は富良野近辺で、のんびり観光予定です。今日も510kmくらい走って、やけドライブ気味だったので(これで計1400km)、たまには観光しなくてはね。「おぜうさん、ラベンダーをバックにシャッターをおしましょうか?」ってか(笑) でも、私ってば、観光が苦手なのよ。なんか暇を持てあましてしまうの… やっぱ洗車かなぁ(笑)