2000年2月18日(金) 晴れ

定例となってきた月一の有休取得。ま、特に用はないし仕事も溜まっているけど、ストレスも溜まっているので、丁度いいお休みと思って、計画通りお休みさせていただきました。

職場の先輩が、私のパソコンのBREITLING壁紙(^^;に気付き、自分も買う予定だと聞いて、夕べにわかファンの知識をメールで送ったのですが、お礼のメールが届いていました。

天気もいいので先日の雪の汚れを落としに洗車場へ。週に一度は同じ洗車場へ行くので、洗車場のオーナーと嫌でも顔見知りになります。ま、嫌じゃないけど、おしゃべり好きな人なので、まともに話の相手をしていると際限なく話し掛けてきて洗車どころでなくなるのが困ったところ。

今日は平日ということもあって、お客さんはあと2人ほどしかいません。案の定おじさんはニコニコと近づいてきて、「毎度!」と話し掛けてきました。いつもと違うのは、「ついにATの中古が見つかったので、私もロードスターを買いました!」という台詞です。ありゃりゃ本当に買ったのですか(*o*) このおじさん、私と同じ会社に以前おりまして、めでたく定年退職された方のはず。60歳も遠くないと思いますが、やるねぇ。初代ロードスターの最初のカタログのコピーは、「誰でも幸せになれる車」だったように思います。勿論年配の方が乗っても幸せは来ると思います。でもねぇ… やるねぇ、おじさん。ちなみにヨーロッパなどでは結構年配の方がオープンに乗っていて、かなりさまになっているんだと同僚に聞いたことがあります。

その後はオープンにして、ディーラーへ行きました。スポーツシートのチューニングキットが入ったという連絡を先週受けたので、それを受け取りに行きました。チューニングキットといっても、単に色々な形のスポンジです。シートのアンコを調整して、体型に合わせるためのキットです。

無事それは受け取ったのですが、はずしたノーマルシートをおうちで座椅子代わりに使うためのシートスタンドが、まだ入荷しないようです。スポーツシートと一緒に一旦は受け取ったのですが、一部不具合があったので返品したやつです。よく話を聞いてみると、複数の担当の中で伝言ゲームをしているうちに、「不具合のあったシートスタンドを交換」が、「シートブラケット取り寄せ」に変わってしまったようで、私には用のない(だってすでにブラケットを介してスポーツシートはロド君に装着済みですから)シートブラケットが2ヶ月掛かって到着してしまったようです。なんだかなぁ。

さて、街中に出ると、「Windows2000」の文字が躍っています(って、随分偏った街中の描写だな(^^;)。最近すっかりパソコン情報に疎いので、今日が発売日だと知ったのは、ここ2〜3日のことです。そういえばWindows98の発売日も有休だったような… しかし、発売日を知って購買意欲をかき立てられたものの、Microsoftのチェックプログラムでビデオキャプチャーボードが引っかかり、ボードのメーカーの情報でも私のボードの後継機でさえ将来サポート予定になっている、ということを事前に調べていましたので、購入は見送り。

NT系の方が安定していそうなのは羨ましいのですが、そろそろこのパソコンもくたびれてきたので、今年後半にでも後釜を導入して、その時にOSもおニューにするつもりです。なんたって素のペンティアム166MHzってのは、最近ではなかなかお目に掛かれないでしょうから(--;

その後、懲りもせずにSOGO 9F 時計売り場へ(^^; 先日眺めるだけだったシチズンの時計が気になって、またまた行ってしまいました。というのもシチズンのwebからカタログを郵送で取り寄せたのですが、私の気に入った時計が現行カタログに載っていないのです。「本物を買うのは贅沢だから、せめてカタログを取り寄せて我慢しよう」と思っていたのですが、載っていないという事実に動揺してしまいました。「もしかしたら、あのショーケースからなくなったら、一生会えないのかも…」(そんなオーバーな(^^;)と考えると、取り敢えずまだ売れていないことを確認したくなったのです。最近あちこちの時計屋さん巡りをしていますが、あれがあったのはSOGOだけです。

で、彼はまだケースの中に居ました。ブレスレット付きが1本と皮ストラップ付きが2本です。

結構年配の女性店員さんが、「気に入ったものがあるのでしたら手にとって見てください」と勧めてくれます。SOGOの時計売り場(後で名刺を見たら「時計サロン」だそうな)に似合った、上品な方です。

「では、あれを見せてください」とお願いしました。「これに興味がある方はおそらくお詳しいでしょうから、特に機能の説明はいたしません。実用的にもコレクターズアイテムとしても、買って絶対損はないと思います」とのこと。ブレスレットはちょっと変わった構造で、ワンタッチで開くような仕組みが付いていました。本体は程よく小径で、しかしクォーツと言えどもグランドコンプリケーション、厚みは結構ありました。

ミニッツリピータを鳴らしてもらうと、実際はおそらく電子音なのでしょうけど、古風な機械式のようないい音でした。と言っても私も本物は聞いたことがないので、webなどで見かける電子データをdownloadして聞いた音との比較です。裏蓋はその音を共鳴させるためか、一部に切りかきのある二重構造になっていました。掃除が面倒かもしれません。

正面の見栄えは、ケースの外から眺めた以上にすっきりしたデザインに見えました。私は針が沢山ついている時計は大好きですが、その上ですっきり綺麗に見えるのが大事です。

MONTBRILLANTをしていましたが、これ見よがしに出しているのは品がないし、変にマニアと思われても嫌なので(実際にわかファンだし)、お店に近づく前にセーターの奥に押し込んでおきました。が、敵はプロですから袖の奥に見えた竜頭にあるBREITLINGのBの刻印を見逃さなかったようです。

「絶対に損はないと思いますよ」
「いやー、なかなか思い切れません」
「今なさっている時計に比べたら、大したことはございません」
(う〜ん、そうだけど、「今なさっている」のは未だカードの引き落としも済んでいないんですってば)「はぁ…まぁ…」

一応、まだ生産終了となっていないということ、今はお店のセール中なので値引率が高いが次の入荷品は定価販売ということ、この店員さんは某雑誌に取材されたので近々雑誌に載るということ、取り敢えず一週間は売らずに抑えておきますということ(!?)など話して、お店を後にしました。店員さんに押されて一週間抑えておいてもらうことになっちゃったけど(^^;、何とか自制できそう… できるよね… 大丈夫だと思う… < 踏ん張るんだ、かずや!

MONTBRILLANTには恋をしましたが、彼に対して今のところ恋は芽生えていないようです。

その後は他のお店で、格安(2480円とか)の時計を眺めました。安くても結構可愛いのがあるんですよね。でも眺めるだけ。しかし多針の時計ばかり持っているけど、昔のじいちゃんの形見だった(って、ばあちゃんに頼んで持って帰っただけだけど)シンプルな手巻き時計みたいのも一つほしいなぁ… 懐中時計もいいよね… そういや、どこかでズボンのベルトにぶら下げるケースつきのやつもあったなぁ…

欲望は、どんどん、どんどん、果てしなく… (笑)