1999年10月5日(火) 晴れ

うを〜、今日も朝から天気がいいぞ! 夕べの洗車でRoadsterもピカピカ。

退社後(本当に仕事してる?)、本屋へ。やっと10月1日発売の雑誌が並んでいます。がしかし、最近車の雑誌ってつまらないなぁ。 結局、資料として(?)「クラウンのすべて」を買う。 直噴エンジンのコンセプトを少し修正しているらしいです。

私は普段、車の雑誌はあまり見ません。NIFTYなどのBBSやネットニュースで車関係の情報も余り見ません。簡単に言うとレベルが低すぎるからです。パソコン通信をはじめた10年くらい前に、「なんで業界の人はあまり出てこないのかな〜?」と不思議に思いましたが、暫くして分かりました。趣味の場なのです。なんか迷信めいた話題で延々スレッドが伸びたり、業界人なら新入社員でも知っている基礎知識が欠けていたりで、はらはらしたり、まどろっこしかったりで、読んでいて得したと思うことより疲れることが遥かに多いのです。大抵は読んで損に思ってしまいます。

でも、そう思わない時がまれにあります。新車を買った直後です。自分が車に対して新鮮な気持ちになっていますし、一ユーザーとしての立場に戻っている時間が多くなるのです。そこで間違った知識や理論の話は読み飛ばし、「新車来ました。楽しい〜」という記事を読んで、「だよね〜!!」と素直に喜んでいる自分がいます。

最も好きなものを職業にすべきかどうかというのは、よく語られる課題で、私自身は答えが見つかりません。間違った知識を振りかざした自動車評論家の記事には、「ごたごた言ってないで、メーカーで仕事しろよ」と思いますし、自分のペースで楽しんでいる趣味人の方をみると羨ましくもあります。少なくとも運転することを最も大切にするなら、メーカーとは関係ないほうがいいのかもしれません。でも自分自身で車の成り立ちに関わりたいなら、メーカーで開発に関わるしかありません。

答えは出ませんが、Roadsterに乗りながら開発に携わる現状は、恵まれていると考えるのがよさそうです。

贅沢を言えば、1年くらいRoadsterで旅行三昧してみたいなぁ…