1999年9月23日(金) 台風のち曇り

台風が近づき大変である。なんでもあの忌まわしい19号に似ているそうだ。しかし朝、外を眺めると雨風ともに大したことがないので、いつもどおりに家を出る。

道路の混雑も普段の雨の日と余り変わらない。が、しかし、8時過ぎから雨風ともに強くなってきた。やはり台風は本当に来ているようだ。(←ぉぃぉぃ) 普段どおりに社員駐車場に着くも、妙に車の台数が多い。やはり徒歩・自転車・電車組も車でくる人が多いのだろう。一抹の不安はあるが、いつもどおりに2階に停める。会社がらRoadsterで通勤する人は多いが、今日は気のせいか少ないように感じる。

駐車場から事務所までの間には風の通りのよい橋を渡らなければいけない。この橋が曲者で、妙に風の通りがよい。さらに数年前に橋の横にビルが建ったものだから、ビル風となって強風が吹く。案の定、ビルの横までくると、強風で前進できずに周りの数人が傘を風上に向けて立ち止まる。当然私も前進できずに数秒停止… あ〜、また傘曲がっちゃったよ(;o;)

結局スラックスは絞れるくらいに濡れながら事務所へ到着。やはりJRなども止まっているので、出勤できた人が少ないようだ。いつもの1/3くらいの人しかいない。

Roadsterは大丈夫かな? 幌が飛んでいってバスタブカーになっていたらどうしようと笑いを取りに行くが、言いながら顔が引きつってしまう(--;

社内放送では危ないから外に出るな、窓に近づくなとアナウンスしているが、私の席は比較的窓に近く、しかも窓に背を向けている。ひどい風の音におびえて仕事には集中できない。社内バスも止まっているし、部下には今日は事務所で仕事をするように指示する。

結局昼過ぎには雨風ともに弱まり、身の回りには被害はなかった。 しかしwebなどで見ると、工場のクレーンが倒れて死傷者が出ているなど、 かなりの被害が出たようだ。 実はうちの工場も止まったらしいし、 防府では被害が大きいようで夜勤も止まるらしい。 とにかくRoadsterと自宅が心配になってきた。

定時で早々に退社し駐車場へ急ぐと、 わりと小奇麗なRoadsterが見えて一安心。 車載のTVでニュースを見ると海沿いの一部以外は被害は大きくなさそうである。 JRも新幹線を除き、広島近辺は復旧しているようなので、 帰りの電車を心配していた同僚へ電話をしてあげた。 なぜか退社後にディーラーの人が尋ねてきたと彼は言うが、 理由が思い当たらない。まさか…

自宅に向かいながら町並みを見ると、特に問題なさそう。 これなら自宅も大丈夫でしょう。と言うわけで、洗車場へ向かう。 社員駐車場も海に近い川沿いなので、 車は沢山塩を浴びているはずだから水だけでも…と思ったが、 結局いつもどおり高圧放水〜シャンプー手洗い〜高圧放水〜セーム皮ふき取りコース(^^; よしよし、傷もつかなかったようだぞ。台風一過の夕焼けが眩しかったから、明日はドライブか? と思ったが、なぜか雨粒がぽつぽつと…

やれやれである。