1999年9月15日(水) 雨

台風16号が西日本から東日本へ向かっているのに、広島へ帰らなくてはいけません。母は「今日は止めて、明日帰れば」などと呑気なことを言っていますが、掟破りに近い休暇を取った私には、とてもそんな恐ろしいことはできないので、小雨の中8時半に出発。

祭日とはいえ、さすがに台風が近づいている時に行楽しようという人は少ないのか、東名は空いています。しかし、睡眠不足でとても眠い。200km程度しか走っていないのに、もうお昼寝です(^^; Roadsterはシートがほとんど倒れないのですが、シートを少し前に出し、シートバックを少しだけ倒してぐぅぐぅ… 頭をドア側に倒して寝ると少し楽ですが、シートベルトや幌のリンクなどがあって痛いので、タオルを畳んで簡易枕とするとgood!

まだ浜名湖だというのに、すでに昼食。なぜか鰻でなく、味噌カツ定食1000円也。食べると、また眠くなるかなぁ。

名古屋を過ぎた辺りでかなり雨風が強くなり心配になりましたが、関が原を越えた辺りで小康状態。大型トラックなどは横風でふらふらしている車も見かけますが、Roadsterは背が低いためかあまり風を意識しません。いきなりトラックにキスされても嫌なので、距離をとって慎重にドライブ。

いつもどおり、ほぼ中間地点の多賀SAで給油です。と、その前にお昼寝(^^; 燃費は12km/L辺りで安定しているようです。これまでの少ない経験では、1.5〜2万km辺りでの燃費が最もよいようなので、新車&エアコンを使い続けで12なら、最高は14位までいくかもしれません。まぁレギュラーなので以前よりは経済的には気楽です。ただしここのところ、毎週1〜2回満タンにしているので、ガソリン使用量の絶対値がすごいかも(^^; 10月辺りの給料はガソリン代がたっぷり引かれるのは確実だなぁ(^^;

さて、寝てばかりいたので多賀SAですでに16時。途方にくれますな。しかし天気も降ったり止んだり、風もさほどなく、通行量も少なめ、更に睡眠ばっちり(^^;で後半は順調に距離を稼ぎました。ただし、夜の山陽道は真っ暗で、何も見えず、ただ移動しているだけになるので、全く面白くないです。

ついでに私が車で帰省するのが好きな理由一覧。

  • 運転が好き。とにかく停まらずに、「ぼーっ」として走り続けるのが好き。(峠道などもそれはそれで楽しいですけど)

  • 時間に縛られない。

  • 適当な荷造りでOK。

  • 日本列島の大きさ(小ささ)を実感できる。

  • 色々な車の走っている姿をじっくり観察できる。

  • 高速道路はトイレと食事とガソリンスタンドの心配がない。

  • SA・PAなどで、行楽の家族の浮かれた姿、長距離トラックの運ちゃんの疲れた顔… などなどさまざまな人間模様が見える(かなり大袈裟な表現です(^^;)

車で横浜へ帰省と言うと大抵の人は、「横浜まで車? 通行料・ガソリン代は高いし、疲れるし、なんで新幹線や飛行機でないの?」と言います。「楽しそうですね」と言った人は未だかつていません。私が車で帰省するのは、その行為が好きだからというのが理由なのだけど、経験がない、または好きでない人には理解してもらえないのだろうなぁ… ちなみに新幹線は疲れるので嫌いです(^^;

私の気持ちの中での「疲れそうだな」度は、新幹線で帰省 > 飛行機で帰省 > 一般道での1日行楽ドライブ > 車で帰省 > 近所に買い物 という感じなので、結構気楽な行事なのです。自分で荷物を持って歩くとか、待ち時間が長い公共交通機関は、それを想像するだけで疲れる気がするのは、すっかり怠け者なのかもしれません。

広島へ到着する直前のSAで夕食をとって、21時半に到着。オドメータはぴったり3500kmとなりました。

やれやれ、明日から仕事かぁ…