お茶会報告
<風の錦絵>
2009年4月4日

(お喜楽座掲示板より)

開演
大拍手の中、ご入場されたTOMさまは・・・
淡いチャコールグレーの、ツィード地というのかしら、思わずそっと触りたくなるような柔らか〜いウール布地のジャケットに、直径15センチ位のポップな雰囲気の椿・・エナメルの光沢がある鮮やかなピンクの椿(だと思うのですが。花心が黄色で)を、左胸と右ウエスト(ベルトに)に(ウエストのは、テーブルに当たるせいか、後で取られたようです)付けていらっしゃいました。
黒いシャツ&パンツで、キリッとした中にも そうした優しい甘さを加えた素敵なファッションです。
ふんわりした栗色のお髪の下の、ときどきキラキラっと光る深いマナザシ。。。スラリとしたお姿も オーラに包まれているようで、なんだか同じ人間とは思えません。と〜っても素敵。

さて、乾杯の後で、今回の公演についてのお話を。。。
雪組さんとは、4年ぶりの公演で、その間にコンサート等で一緒になった下級生や、以前からの上級生以外、あまり接する事がないとのこと。
(やうこ私見:それは残念なこと。下級生さん達にとっても もったいないですね。)
ハマコ(未来さん)が、福組長として しっかり頑張っているのを頼もしくご覧になっているそうです。

「風林火山」
甲冑は、ひとつひとつの部品は軽くなっているものの、まとまると結構重く、また、肩がけの数珠(「おじゅずさん」とおっしゃるのが可愛いの)が、飛び跳ねると顔面直撃し、青タンが出来てしまう程なので、かなり怖い存在だそうです。
そして、革の手袋をされているのですが、その「おじゅずさん」を右手で押さえたり、お扇子を扱ったりされるので、使い勝手が良いように指先の部分をカットされ、ご自身で「加工」されたとか。
なんと、ご自宅にお持ち帰りして、裏から縫い縮めたそうです。(お針仕事されているご様子を想像〜)
扇も二本目ですし、甲冑の塗りも取れてきたりで、かなりハードなシーンのようでございます。
そうそう、長刀の刃の向きというものは、客席に向くように決まっているそうで、常に気をつけていらっしゃるのだとか。
「桜」
青天(髪型)に ツーステップ♪といった、ちょっと変わった日本物のショーで、女役さん達に囲まれているところは、先生から「マーメイドと 変わり燕尾のつもりで」と言われているそうです。
松竹さんからお借りしているお着物で、素材が柔らかいそうなので、お着物のスソが広がらないように気をつけていらっしゃるとか。

そして、皆さま一番の関心事、今後のご予定ですが、もちろん、「予定」は未定にも等しく、TOMさまとしてもご公言は避けたいところかとお察しいたしますので、ま、「ざっくり こんな感じかしら」程度ということで・・・
★6月15日の95周年イベントと それに先立つお稽古
★ 9月に ディナーショー (酒井先生)。  で、 「何をやったらいいのか、皆さま リクエストなどどうでしょう?」と、冗談っぽくおっしゃって^^。
  皆さま、前回のリクエストか、また新たなリクエスト・アンケート企画などしてみましょうか?
★東西で舞台(と、これは あまりハッキリおっしゃったワケでもなく 私のソラミミかも^^ )
★11月に50周年を迎える舞踊会があるので、ご出演されるかもしれません。
★年末にTCAスペシャルがあれば・・・。


そして、ゲームでは、恒例のビンゴや、大きな箱に集められた品物を、スタッフさんの身体にいくつ付けられるか等の数当てゲーム等でした。
そうした時のTOMさまの ちょっと小首をかしげて考えられたり、長いお指で品物を選びつつ、絵を描くときのように見つめるマナザシなどが、ほんにしゅてきで。
それから、これは余談ですが、サイン入りポストカード等が頂けるゲームでは、最終ジャンケンで勝ち残ったテーブルにお仲間さんのお顔が!やった〜! こうしたものが頂ける抽選会の方は、歌劇団の入試並みの超難関なものですから、ゲームに勝ち抜いての「愛の勝利」は、ほんに感激でございました。
TOMさまの間近にいらして お手渡しいただく時のお幸せなお顔に 心から拍手!

あっというまに お開きの時間も迫った頃、来年の「轟悠誕生25周年」をお祝いするために ケーキが運ばれてきました。
それを運んで下さったのはTOMさまファンとおっしゃる素敵なホテルマンさんで、25本のローソクに火をともす間、TOMさまが 何かと話しかけられ、うらやましかったり^^。
その灯を、TOMさまが、凛々しく一気に吹き消すと、各テーブルにあらかじめ用意されていたクラッカーが一斉に鳴らされ、大拍手。 最後のご挨拶となりました。
この公演中に 歌劇団の入試発表があり、また、安蘭さんのご卒業への感慨もふくめ、これからも続く歌劇団の歴史の中で、一日一日を大切に過ごし、頑張って行きたいというお気持ちをお話されました。
ご退場された後には いつもながら タメイキと幸せな空気が残され・・・そうそう、TOMさまが ちょろっとお指でクリームをお味見されたケーキも、皆さま用に残されておりました。

ついでながら、桜の花咲く花の道を 携帯で撮ってみましたが、ご覧いただけるかしら。
花の道シスターの皆さまが いつもご覧になっている楽屋口付近の感じ、お伝えできると良いけれど。
画面前方 中央やや右の像は、ステッキを持った燕尾服姿のタカラジェンヌさんの像です。