お茶会報告
(KEAN公演中)

2007・9・16(日)
於:赤坂プリンスホテル

テーブルの上には、
TOMさまからのメッセージが書かれたお茶会プログラム
お土産(”yu todoroki”ロゴが書かれた黒い巾着袋)
後日 TOMさまお写真を 郵送して頂く為の封筒
ゲーム用紙等
それから
美味しいケーキと アイスティ

以下、走り書きメモを基に 内容をご報告いたします。
つい ぼ〜っと見とれている事もあり、 書き忘れ、思いこみも多々ございます。
補足・修正・お気づきの事がありましたら、是非、ご連絡くださいませ



ご入場


黒いジャケット(テーラードカラーの形が複雑オシャレ)に黒バラ(?)コサージュ
インナーは黒のVネック、グレーっぽいパンツ
 やや長めの髪はやわらか〜い栗色で、ナチュラルなメイク。
わ〜 なんて素敵〜! 
タメイキと大拍手の中 穏やかな微笑みと共に ご入場
乾杯&ご挨拶

残暑が抜けきらない今年ですが、
毎日 下級生達と 大汗かきながら演っています。
運動会等 お忙しい時期 たくさんお集まりいただき、ありがとうございます。
夏のお疲れがでませんように・・・。
この公演が終わって再び東京に参りますので
それまで・・・
カンパイ!
質問コーナー(内容・要約)
KEANについて

 
まず 台本の厚さにビックリ。
通常、本読みは一回のはずが、三回も。
そして、いつもなら だんだんカットされていくものなのに、逆に増えた^^。
譜面の量もかなりあり、
はじめは「よし! やるぞ」と思ったけど、
あまりの量に 一瞬、逃げ出したくなった。

通常、セリフ覚えは早いほうだが、今回は なかなか入らなかった。
これまでのものだと、役の性格が一本通っていて、そこに色付けするが
今回は、スジが通っているようで通らない複雑さに 混乱してしまう。
なので、(性格等の)基本を覚え創り上げていく時間が かなり必要だった。
日生で舞台稽古をした時、ふと気が付いた感じで 最後の通し稽古に。
最後で疲れていたので、肩の力を抜いて演って、終わってから谷先生が「今日の感じで」と言われた。
 初日をむかえ、お客様の反応と お稽古場でとは違うということを実感。それが新鮮。
シェークスピア物は難しいと聞いていたし、原作版のキーンのセリフは今の三倍。
そこで、譜面を取り寄せ、吉崎先生と谷先生が、試行錯誤して、適切に、宝塚的な作品に直していただけた。
谷先生が、お稽古の終盤1週間でも「ここをこうしたら」と、その都度変えて行き、その時にしたことが、笑いにつながったり。
たとえば あの回転ドア。「そこに乗って廻ってくれ」と言われるので「何故ですか?」と聞くと、
「男は しょうもない事で遊びたがるものだ」と(笑)。
もっといろいろやりたいと思ったが、時間が足りなくて。。。
お気に入りのお衣装は?

白いブラウス 黒いズボン
おセロのお衣装は、金糸や金具が使ってあって重い。
ハムレットの、ああいうお衣装は あまり着たことがなかったので、ちょっと恥ずかしい^^。
楽屋のシーンでは、下に更にズボンを履きこんでいるので暑い。 かつて、ズボンを三本履いたことがあって、蒸し風呂のようだった。
オセロの衣装では、肩にマイクをもうひとつ付けている。実際にキーンが着ていた写真を元に創った。
カツラは、外作品のオセロをアレンジしたもの。
お誕生日は如何でしたか?

(皆さまからお祝い頂き)ありがとうございました。
お稽古場で、若央先生や生徒達からもプレゼントをもらったり乾杯しましたが、結局、この作品についての話しになって・・・。
キーンは、自分を見失うくらい芝居が好きで、シェークスピアを愛し、何をやっていても頭から離れることのない人。
でも、我々(舞台人)も、お風呂に入っていても、お食事をしていても、テレビで洋画を見たりしていても、
舞台の事ばかり考えている、という意味で、似てないとも言えない。
日生劇場の楽屋は?

今回で4度目の楽屋です。前回、お部屋に手を振って帰ったので、今回「また来ました」と言って入りました^^。
とても快適な個室になっていて、日比谷通りが見えます。「何階のどこ」というとイケナイかも(笑)。
窓から、日比谷通りを歩いている人をじっと見たりして、「晴れていて良かった」と思ったり・・・。
寝苦しい時の対策は?

真冬でも手足が熱くて、おフトンから足を出さないと眠れない^^。
空気が冷たくないとダメなので、隣の部屋にクーラーをつけて休んだり、
氷を口に含んだり・・・
あまり冷やさない方がいいですが、調整が難しいですね。
お料理は?

全然作っていません^^。
ヒマになったら作りたいと思います。
夏なら お茄子とか・・・初物、季節物は 必ずいただくようにしています。
ゲーム1「真実のシェークスピアは果たして?」
   テーブル対抗ゲーム
   「ウ イ リ ア ム シェ ク ス ピ ア」の各文字で始まる言葉を あらかじめ書いておき、TOMさまと合えば○。
   以下 TOMさまのお答え
    <うどん イタリア リヤカー アイスクリーム ムーミン シェパード イカナゴ くすだま スルメ  ピーチ アリ>
    途中、「ど〜して こ〜しょうもないことばかり思うんだろう」とつぶやいたりなさりつつ(笑)。
   ちなみに、「イカナゴ」は神戸の名物・小魚の佃煮風、といったご説明。
   「ピーチ」では、今回の舞台で使われる小道具の美味しそうなケーキについて大絶賛。また、アリ情報はお詳しいとか。
   
ゲーム2「シェークスピア DE BINGO!!」
     個人戦
     シェークスピアの作品名や 役柄の名前が書かれた欄があり、そこから選んで あらかじめビンゴ用紙に書いておき、
     TOMさまが 抽選箱から引く形。
ゲームにちなみ、シェークスピア作品について
(要約)
今回出てくる作品は全部読みました。
芝居の中で、シェークスピア作品のセリフが 何カ所かあり、シェークスピア好きには面白いかと。
特に 最後の方は知っている方には とても面白いと思う。
「この世の憂さも辛さも 倍増し・・・」など、いろいろ、私自身も知らなかったことも。
先生に、それら全部を使い分けてくれと言われ、「先生 やってみて下さい」って(笑)。

OGで シェークスピアをやっている人達もあり、、もっと知ったらもっと楽しいはず。
イギリスには いまだにシェークスピア関連ものが残っていて、以前、ロンドンの「劇場博物館」に行ったとき、
昔の手動の舞台装置などがあり面白いと思った。

原作・ミュージカル版から 宝塚的に変える事の許可は得られたが、音楽は変えてはいけないと言われ、
男性とキーが違うし、音の幅が広くて・・・。
谷先生が小道具にも懲っていて楽しい。細かいところも見てください。


(司会者「セリフ量が多いですが、早口言葉はお好きですか?」)
大っキライなんです^^。音楽学校でもやるのですが、全部覚えました。
カツゼツが良くないので、口をハッキリ開けるほうが良いけれど、あまり口を動かすのはちょっと・・・^^。
ぐちゃぐちゃに崩れた顔も (今回)あれがギリギリで、あれ以上は崩しません!(笑)
(ファンとしては、崩したお顔も可愛くてイイと思うのですが)
ゲームに勝ち残った方々には、ポストカード、クリアファイル、「KEAN」プログラム、ポスター等に サインをして下さいます。
「キーンだから金かしら」な〜んて仰りながら、シャシャッとサインされるお姿、伏し目がちなお顔が とてもお美しい〜。
(ポスターに関して)
バウコンサートの舞台稽古前の唯一のお休みの日に撮影。
(ジュリエット役など)宙組生が手伝ってくれた。
当時はまだ 内容がイマイチ分かってなくて、実際の舞台稽古の時に (舞台背景を見て)
「こんなに大きく出されるなら、もっとキレイにお化粧しておくんだった」と後悔(笑)。
次のポスター撮りでは、もうちょっと考えて撮りたいです。

(その時、お衣装も一日に何回も着替えて?)
そうです。お化粧も替えて 撮りました。
ツーショット撮影

抽選会

TOMさまからのプレゼント
 (TOMさまからのプレゼントは、口紅等が入っているポーチ。
 ポーチは、ご自分の好きなサイズにこだわってお持ちとか。 「整理好きなので」とのこと^^。)

会からTOMさまへのプレゼント

 コンポート(○○スミスの家具。 スペンサー家、ダイアナ妃のご実家の家具を扱っている家具会社の製品)
 
ご挨拶
残り一週間となりました。
労働基準法に反しているかと思うのですが(笑)、日生はいつもそうで。
「何故 休みが2日だけ?」と思いますが、、、でも頑張ります^^。
「一生懸命」という学年ではなく、「一生懸命」は当たり前なので、そのうえで、自分で楽しみたい。
谷先生が「一回見ただけでは理解できないかもしれない」と仰いましたが、
「一回だから楽しい」というお手紙もあって嬉しい。

次の雪組とのコンサートは、内容は変更しない方向で 日本青年館でやります。
その後、ほんの少し休みをいただき、宙組公演のお稽古が 年内に始まります。
その間に ポスターを創ったり、旅行にも行こうと思っています。
とにかく今は、星組のメンバーと楽しくやっていきたい。
日本版「Kean」を 原作に負けないように。
星組生は、半分以上が新人公演学年で、にしき愛ちゃんが、私に迷惑がかからないようにと気を遣ってくれます。
ちえ(柚希)と南まで 下級生の面倒をしっかりと見てやっています。
(彼女達が)私に気が付かれないように気を遣ってくれているんです。気が付きましたけど(笑)。
後から、「ありがとう」って思う。
『長崎しぐれ坂』で、湖月クンの時からの星組の良いところが残り ひき続いている、と思った。
彼女たちが、これから勉強し成長していくのが楽しみです。
その前に、自分自身も楽しんでやっていきたいと思います。

本日は ありがとうございました。

お喜楽座掲示板でのご報告 
皆さま〜 
東京は ここのところ残暑が厳しく、それまで涼しかっただけに 辛さも倍増し倍増しでございます。皆様のお住まいあたりは如何でしょうか?
 でも なんたって キーンさまと逢える日々も残り少なく、暑いなんて言ってる場合じゃありません。

そんな中、16日の夜に お茶会が開催されました。
 少しも早く ご報告を! と思いつつ、何かと時間に追われ ままならず。なので、後日、もう少し詳しい内容をご紹介できるかとは思いますが、ちょこっとだけ・・・。

 前日の土曜日も この日も、そして翌日も、11時公演&15時30分公演で しかもあのハードな舞台・・・いったい お身体だいじょうぶかしら?と案じられましたが、
 お茶会でのTOMさまは、お元気そうで、それはそれは お美しく輝いていらっしゃいました。
(やわらかな栗色で少し長めのお髪、ナチュラルメイクの優しいマナザシ、黒いジャケットがなんともロマンティックなデザインでした。も、すべて素敵!)
 お話されるご様子も とても穏やかで、温かい感じ、なんですが、何か どこか 夢の中のお方のようで・・・普通に そこいらを歩いている「人間」とは思えない、異次元オーラを放っていらっしゃいました。

この美しい方が、あの「借金まみれでお酒におぼれて生きるシカバネのような男」を演じてらっしゃるんですもの、すごいことです。
 そうそう、ご自分でも、宝塚の男役として これ以上はクズせない かなりのギリギリまで崩してるとおっしゃってました。それにしても、あのコミカルな表情って 少年マンガとかを参考にしていらっさるんでしょうか。いずれにしても このエレガントな麗人が、舞台に上がるや 一転、酔っぱらってどなったりするなんて、ビックリ仰天!でございます。

「Kean」の ぶ厚い台本を渡され、それが 日を追う毎に 更に書き足し、補足され・・・もっとぶ厚くなったとか。壮絶なお稽古の日々だったことでしょうね。
 そして、先生や出演者さん達とのお話の中で、キーンについて「自分を見失うくらい芝居が好き」「何をやっていても 頭から離れない」人だった、という事から、
TOMさまも、お風呂に入っていても お食事をしていても テレビを見ていても・・・舞台の事ばかり考えていらっしゃるそうです。
 あ、それから、TOMさまの楽屋から 日比谷通りを歩く人がご覧になられるんですって。
ですから、日比谷通りを歩く機会のある方は 意識して、お行儀よく歩くようにいたしましょ。

舞台中のセリフのあちこちに、シェイクスピア作品をご存じだと よりいっそう楽しめる言葉が散りばめられていますし、今回の舞台の小道具も ご注目!だそうです。中でも、ケーキ(スイートタルト)の果物が とっても良く出来ていて、美味しそうだそうな。
皆さま、よ〜くご観察されると楽しさ倍増しだそうですよ。

そして、11月の雪組さんとのコンサートは、内容は おそらくあまり変えない方向だそうです。
コンサートが終わったら ほんの少しお休みを取られ、宙組お稽古は年末から始められるご予定とか。

星組生さん達は・・・
 湖月さんトップの頃に「長崎しぐれ坂」で共演した時に感じられた良いところが 今も残り、引き続いている。にしき愛さん達ばかりでなく、ちえちゃん(れおん君)や南海さんまでも下級生の面倒をしっかり見ているし、TOMさまに気が付かれないように気を遣ってくださっているそうです。あとから気が付いて「ありがとう」って思っていらっしゃるそうです^^。
(「本当の親切はそういうものですね」とおっしゃるTOMさま。 きっと、今、絶対に お疲れのはずですが、それを見せないで微笑んでいらっしゃる、それこそ 私達へのお気持ちなのでしょうね。感謝!)