お茶会報告
「野風の笛」「レビュー誕生」東京公演
2003年8月31日(日)
帝国ホテル


会場前に、ファンクラブのグッズコーナーがあり、凱旋門の絵のマグカップ等楽しいTOMさまグッズを購入することが出来ます。
そして、お茶会会場では、各人のテーブルの上に、TOMさまのメッセージ入りプログラム、ケーキ(美味しい!)、アイスティと、お土産のミニ トートバッグ、後日お送りいただけるお写真の為の封筒、ゲームの用紙などがありました。
 7時半過ぎに、ツアー親睦会の方々が入られてから間もなく、TOMさまご入場。
ファンの方々皆さまも美しい方が多いですが、でも、スポットライトに導かれてご入場されるTOMさまの、まさにこの世の方とは思えない美しさに、会場中がタメイキに包まれました。

お茶会は録音等も禁じられていますので、やうこのメモ書き報告です。
聞き間違い等もございますこと お含みおき下さいませ。

TOMさまご挨拶
8月8日から始まった花組公演も残すところ2週間となりました。
8月、夏とは思えない天気が続いてきましたが、公演は連日 超満員ということで嬉しく思います。
(ここで、客席からの 熱気を感じられたのかどうか・・・)いろいろ聞かれたいと思いますが またのちほど・・・。(笑)
どうぞ ごゆっくりお過ごしください。
質問コーナー
<花組・専科の方達とのエピソード等>
花組生達とは、大劇場より いっそうおしゃべりする機会が増えました。もと雪組生も居ますし。
東京劇場は 舞台袖が狭いのですが、楽しいです。
専科部屋を使うのは今回が初めてです。専科の3名の方とご一緒で、その中では「最下(さいか)ですので・・・(笑)
何を話しているかといいますと、
政治のはなしです。(笑)
「もー マヤさんが 立つしかないですよ〜」とか言って(笑)。
フランスの陸上のこととかも話しましたし・・。
お三方(おさんかた)は 幼い頃から宝塚をご覧になっているので、「あの作品はこうだった」とおっしゃるのを聞いています。私は まったく知らないので お勉強しております(笑)
一応、理事になりましたので、宝塚の歴史を勉強しなくては、ということで(笑)。
<アドリブについて>
舞台奥で (主水と)話している内容はヒミツです(笑)。 三九朗さんのことや、クグツのこと、昨日 何食べた・・とか)
<狂言切腹の場>
その時になって考えてやっています。
大劇場の時、「こんな(アドリブいっぱいの)千秋楽は初めてです」と言ってましたね(笑)。
どうやら主水は「よし!」って言ってから出てるって ふーちゃんが言ってました(笑)
おさちゃんも、今、対抗してきて、ともに闘っています。
<扇投げ>
初日から1,2回落としたような・・。
あれは、普通の舞扇とは違い、要(かなめ)ところが まるくカットしていないもので、重さが違います。
山村流の舞は、静かに舞うもので、お扇子を飛ばすのもよくある事です。
<東京で変化したこと>
よりいっそう”好き放題”にさせていただいてます(笑)
東京公演のお稽古が短かった中で、先生が、下級生達に、整理するところ等を考えておくようご注意がありましたが、私には 一切無かったので、好きにやっています。
<愛の讃歌など デュエットについて>
誰かとデュエットするときには、常に「相手に渡す」ことを考えています。
下級生の頃は、自分の声が 客席に届くようにということばかり考えていたような気がしますが、そうではなく、いつでも、相手や皆と一緒に舞台を創るという気持ちが大切なんです。
愛の讃歌のスキャット部分は、当初、歌詞が入っていたのですが、それだと とってもアヤシイので、先生がスキャットに・・。あのままだと どうしてもからみたくなるので やめましょう・・と言われて(笑)
<ジドラーの歌>
あれだけ長い時間歌うのは、シナーマン以来だったのではないかと思います。

雪組時代から思い続けていたことですが、今回も、最初(公演のお話をいただいた時点では)、下級生達を どんどん使って欲しいと願っていますので、(自分の出番は)最初と最後だけでいいですと言っていたのですが。

あのシーンで後ろに踊っている下級生達が素晴らしいんです。
たった6人ですが、重要な6名です。 彼女達が すごい汗をかいているのに、とっても良い笑顔で私を見てくれて、頑張って踊っているのを見て、そしてまた、客席からも 皆さまがじっと見つめていらっしゃる・・だから、私が創らなくては!と 自分の役割を強く思うんです。
後から出てくるロケット達の笑顔に負けない(笑)笑顔を心がけています。
<お誕生日>
私も ン歳になりましたし、公演中でもあり、たくさんの方と誕生日を迎えられて嬉しいです。
皆さまも ありがとうございました。
今回は、雪組から 花純 風香が来ていたので、雪組時代そのままに、大っきらいなお野菜を化粧前に飾ってあって、それがプンプンにおっているなかで お化粧しました。
組の皆からのメッセージを 化粧前にペタペタ貼りました。8月いっぱいまで飾っておこうと思っています。
<もう一度演じたい役は?>
・・・別にないです。(単純明快なお答えに 客席爆笑)

どんどん いろいろな役をやってみたいですし、
過去にとらわれるのも私らしくないですし。
嫌というのではないんですが、その時に精一杯工夫して、良い思い出が たくさんあるので、「またやりたい」という思いは強いてありません。
バトラーのように「また」と言われたら、その時と違う私としてやるでしょうけれど。
<夢を見ますか?>
毎日見ているのでしょうけど・・。「夢判断」というのも、取り方によって違うようで・・・。
寝る前に読む本などが夢に出ることもあります。
小学校、3・4年の頃、ナチスの大虐殺の本を読み、すごくショックだったみたいで、しかも当時 日舞をやってたので、あの「行き(帰りなし)」のトロッコに積まれて行くんです。「私 殺される!」と思って、途中で降りて、日舞の発表会に出るんですよ。(会場 爆笑)
迷彩服を着て 誰かを助けに行くとか。
免許持っていないのに、スポーツカー走らせて。
 ネオショッカー、そう仮面ライダーの、「ウイウイっ!」とか言う、それが、うちの家に来るのを2階から見ていて、で、両親が居ないということで、兄貴が運転し、弟が私を乗せて出るんだけど、なぜか車が チキチキバンバンのアレで、翼で飛んでいく、とか。
青い鳥のお話のようなのや、
出遅れる夢。
化粧が間に合わないとか。
これは、下級生のお母様でモト宝塚の方が、「もう、一生見続けるわよ、それ」と おどされているんですよ。(笑)
あと、核爆弾が落とされるというので、地下シェルターに行けと言われて、入った瞬間光線が光って、私のキライな人が皆 死んでいくんです。シェルター閉まったあと「ごめんね」って。(会場 大爆笑)
(しばし 思い出されてるご様子)
あと、助ける夢が多いんです。(「え〜」っと、さっきの夢と どうなんでしょーか、という会場の笑いに気が付いて)
もー  しゃべりません。(場内、大受け!)
<涼しい夏>
暑さは 湿度が影響しますね。
湿度が高いと 空気が重くて、息をするのも苦しい気がして。
この公演中は 涼しかったですね、クーラーはきいてましたが。
でも、夏は暑くないと。
私が生まれた夏も 暑かったと 母から聞いておりますし。こんなふうだと かえって身体の調子が狂いそう。
あ、でも、こういう気候だと、マツタケがいっぱい採れるそうで楽しみです(笑)
お野菜が高くなりそうということですが、私のキライなおネギなので いいかな と。(笑)
<忠輝は92歳まで生きたそうですがTOMさんの92歳は?
元気ハツラツとして 舞台に立ってるかも・・・でも、明日のことは分かりませんし。昨日のことも すぐ忘れるから・・。
今、皆さまと こうしている時間とか、とにかく「今」を大切にしたいです。
可愛いおばあちゃんになりたいです。
ゲーム<鬼っ子さまに聞いてみよう>
「まつだいら ただてる」の各字で始まる言葉をあらかじめテーブル毎に書いておき、TOMさんとぴったりだったら○
(みなさまだったら 正解率は?)
ンマミーア」「り」「んだん畑」(「ふふっ」と笑いながら)「のいちばん!」(「あ?いいません?」と客席を見回され)「イオン」「中さん」「ん れい」「んむす」(「おいしいですよ〜」)「ージュ」
ゲーム<おどってホイ!>
「あっちむいてホイ」で、TOMさんが棒の先に指型がついているものを 指し示すので、それと反対のポーズをした人が勝ち抜いて行きます。客席側のポーズは、盆踊りの振り。左に腕を上げる時は 右手を脇に持っていく、という感じなのですが、その「カタ」に、TOMさまからご指導がありました。 スタッフが見本をやって見せると「ダメです。手が伸びきってません」と、踊りのオッショサンのように、見本演技を見せて下さいました。
東京音頭の曲に合わせて、「ヨヨイノヨイ!」で、ポーズをするのですが、ときどき、目で「ご注意」が入り、腕と手の「決め」のポーズを見せてくださるのでした。 TOMさまが舞踊の先生だったら、どんなにご注意受けても通いたいものでございます。
ゲーム<ビンゴ お江戸でござる>
あらかじめ、ビンゴ用のマスに、60近い言葉の中から適当に埋めておいて、TOMさまが、抽選箱の中から選んだ言葉をチェックしていく テーブル対抗ゲーム
逆質問コーナー
いつも質問をされるTOMさまから、逆にファンの方にご質問。
抽選箱から、お名前を呼ばれた方が、各二問づつ質問されます。
「○○さん、お好きなお衣装は?」とか、「△△さん、休日は何をしてお過ごしですか?」とか。あの ステキなお声で呼びかけてくださるという趣向でございますぅ。
「もし生まれ変われたら男と女どっち?」というご質問に、ファンの方が「轟さまのような女性に」と応えられると、「こんな顔でいいんですか?宝塚に入って、男役しかできない顔ですが」とか。
「今朝の朝食は? ・・・ウソをつかずに話してね♪」というご質問から、お答えされる方がお子さまが18歳位とお聞きし、「じゃ 食べ盛りで大変ですね〜」など、イドバタ話のようにワキアイアイ。
「マイブーム」に、ファンが「ビーズ編み」と答えられると、「私、できないんです。じーっとしてるのが苦手で。パズルなんかも、もう色なんかどーでもいいわって思うほうなので」と。
 こういったご質問する相手をじっとご覧になって、その方のお名前を呼ばれながら「髪がステキです」みたいな事をおっしゃるので、次ぎに選ばれる方は、皆、超ドキドキ。お名前が呼ばれた瞬間 「う!」とか声が上がったので、「誰か ノド詰まってません?今日はうめき声が多いです」と・・・。
そりゃもう、皆様 気を失いそうになるのも無理ありませんよね。
理事就任記念 Special two shot!
5人の幸運なファンの方、おめでとうございます。
TOMさまが肩に手を添えられるだけで、客席から かすかな悲鳴も・・・。
会報クイズ(ファンクラブからの会報にある質問のうち、正解者の中から抽選)
抽選会 (抽選箱から 選ばれた方に サイン入りのあれこれ。 プレゼントも嬉しいですが、お名前を呼んでいただき、手渡ししていただけるのが しあわせ〜。
TOMさまへのプレゼント
あらかじめ抽選で選ばれた方が、ご挨拶と共に、TOMさまに目録をお渡しします。
アールデコ調のシャンデリアでした。
TOMさまご挨拶
先日の水曜日に 来年度の公演の発表があったことは、インターネットなどでお聞きになっていることと思います。
(今後の予定としては)
10月の舞踊会で「神田祭り」を踊ります。
それから、新年から 花組公演の頭に10分間ほど踊らせていただきます。
TCAは、大劇場のみ1公演だけです。
9月には、「花供養」、バウでやった作品を、専科と雪組生と共に、日生劇場でいたします。
10月には、90周年大運動会を大阪城ホールで。大運動会は、80周年のときにして、その時、一路さんが、綱引きに「出ないでください」とお願いしたのに出られて、肋骨にヒビが入ってしまわれて、高嶺さんと代役が大変でした。(笑)
年末には雪組公演です。
こんなに早く 雪組に出ると思わなかったです。
これらの合間を縫って、絵も続けていきたいし、他にも勉強したい事があり、いろいろチャレンジしていきたいです。

 花組に出るという事で、私自身、成長しなくては、と思っていました。また、そう意識しなくても、実際に経験した事が成長につながっているのかと思います。
また、花組生に対しても 客席から見ていた印象と違う感じの人とか、個性的な生徒が集まっていると思います。
 タカラヅカは、5組と専科、という分け方ではなく、開設当初20名の出演者で始めた頃の初心に戻って、タカラヅカはひとつである、という事を、実際に肌で感じることが出来ました。
 花組もそうですし、次の雪組も、気を遣ってくれていると思いますが、それに甘えることなく、私らしいスタイルで舞台を創っていきたいと思います。
 次ぎにいつ花組に出るか分かりませんので、今の このメンバーと共に、千秋楽まで楽しく舞台を努めたいと思っています。
千秋楽まで よろしくお願いいたします。
ご退場


TOP