お茶会報告

『おかしな二人』
東京公演
日時:12月10日(月)6時より
於:明治記念館

日本青年館での4日間にわたる公演が大成功のうちに幕を下ろしたその日、
千秋楽の感動と興奮をそのままに、
青年館からほど近い明治記念館で お茶会が開催されました。

明治記念館は、隣接する赤坂御用地(
東宮御所)と共に深い木々に囲まれた閑静な杜の中にあり、
重厚な建物には 思わずエリを正したくなるような風格があります。

数時間前まで、
ニューヨークの一室で繰り広げられる「会話のボクシング」を楽しみ、

その後で、
こうした日本美あふれる静かな場所で お茶会、というのも、
粋で素敵な趣向に思えました。

そして いよいよお茶会開始です。

<ご入場>

大きな拍手の中、会場の扉を開けて 入っていらしたお方は・・・・
数時間前の ニューヨーカーな オスカー君から 大変身。
エレガントで、 まばゆいスターオーラに包まれた轟 悠さまなのでした。

 お召し物は、真っ白の皮(布地のように薄い皮)の細身のジャケット
(ウエストあたりの左右ポケットにシルバーのファスナーが付いていて、同様の物が、お背中に縦に付いたデザイン)
白いシャツのエリを出し、そのエリモトに 黒の薄手のスカーフをリボン結びにされ、
黒いパンツに こげ茶系のバッグをお持ちになっていらっしゃいました。

<ご挨拶と乾杯>

お茶会参加の皆さまへの いつもながらの温かいご挨拶がありました。

もう 明日から、タカラヅカ・スペシャルの歌と振りのお稽古が始まるとの事で、
特に今年は後半になって お稽古などが重なり、
かなりのハードスケジュールでいらっしゃるご様子のお話、
また、先日「おかしな二人」を 観劇された未沙のえるさんが、
もう一度出たてみたい、とおっしゃった、といった 最近のエピソードなど話されました。


<「ガラコンサート」について>

(ご出演されるまで)

理事会で小池先生の隣だった時に 先生から依頼され、
歌劇団からも許可が出たとの事。
ご自身も一路さんとだったら出たいと思われたそうです。
ただ、「エリザベート」は、観客の記憶の中で、その素晴らしさが増幅し過ぎているのではないか
という心配があるので、一路さんとも 「新しい方向で行こう」と話し合ったそうです。

(公演が始まって)
初日の幕が上がるまで、一路さんも とても緊張されたご様子のエピソードをお話くださいました。

舞台の変更点が多く、上手(かみて)と下手(しもて)が よく分からなくなるほど、
舞台稽古時点でも何度か変更があった。
たとえば マダムヴォルフの場面では 直前まで5,6回の変更があったそうです。、

小道具も あまり使わない舞台でしたが、ミルク缶と、ナイフは出して頂くようにお願いされたとか。

16年前の記憶が 断片的によみがえったりして、なつかしく思われたそうです。
とはいえ、大阪ガラコン公演前に「おかしな二人」のお稽古も始めて、
少しノドを傷めてしまったにもかかわらず 病院に行く暇もなかったり
というような、かなりご無理をされたエピソードも。


< ゲーム ○×クイズ >

 
「轟さんの『実は 私、○○なんです』」
                                         ・・・
正解を書きます







8 
靴は左から履く
弟さんとは仲良し^^
富士山に登ったことはない
冬の(雪を被った)富士山の風景が好き
地下鉄は ここしばらく乗った事が無い
縦縞(たてジマ)より 横縞が好き
スカイツリーより 東京タワーの方が何となく好き
コメディーの方が向いている、とは思わない。


正解で勝ち残った方には、大きなポスターに お名前をサインして下さるのですが、
この、サインされるご様子が、とってもカッコイイのでした。
大っきなポスターに さっさ〜っと ダイナミックに書かれるのですが、
さすが!画伯スタイルというか・・・
何をしても サマになってらっしゃるし エレガントでなんですぅ


<ファンクラブから轟さんにプレゼント>
(プレゼントはアンティークランプでした)
  抽選箱から その場で選ばれた方が、轟さまに ご挨拶した後 プレゼントを差し上げる、という事で
  選ばれた方は きっと心臓が飛び出しそうになったはず(でも、しっかりご挨拶されました^^v)。
司会の方が その方に、「心の準備は よろしいですか?」と声をかけられると、
轟さまが「心の準備って」とフフッと笑いながら おっしゃって。
こう書くと、「それが なんなの?」と思われるでしょうけれど、
こういう時の 表情とか雰囲気が素敵なんです。
それとか、
司会をされている会の方は とても明るく元気ハツラツな方で、
そのご様子に 轟さまが 思わず大笑いされたりする事があるのですが、
そんな轟さまのご様子に、 私達ファンは 夢ふくらませて、うっとりなんでございます。


<「おかしな二人」について>

初日の地震について
 客席が先に揺れたように感じ、「すごい拍手」だと思われたとか^^。
阪神淡路大震災の時の恐怖が、いまだによみがえるそうです。
でも、
「365歩のマーチのように、震災に遭われた方達と心を合わせて、
前を向いて歩き進んで行かなくては。」
そして
「私も 今年は 身内の事、春日野先生の事と、辛い事がありましたが」
と、静かに語られ、
だからこそ、この公演で お客様に笑っていただきたいと思った
というようなお話をされました。

それから、「喜劇」といえば関西、というイメージですが、
この作品では、なぜか 東京の公演での方が ストレートに笑ってもらえたようだ、との事。
スタッフさん達も ずっと笑ってたり、みんなで「わざとじゃないよね」と確認しあったりされたそうです。



<幸運のツーショット>

前回のお茶会で「悠パック(会のグッズを集めた福袋)」を買われた方の中に 一枚、
超ラッキーな当たりクジが入っていて、その方とのツーショット写真撮影がありました!
轟さまが 優しく その方のお背中あたりに手を置いて。。。。うらやましぃ〜〜〜!!



<抽選会>

入場の際、各自が あらかじめ お茶会チケットの半券を入れておいた箱の中から
轟さまが 引いて、お名前を呼び(もう、それだけで幸せですよね〜)、
カレンダーや ポストカードにサインをして下さいます。


<今後のご予定&ご挨拶>
(轟さまのお言葉を要約してみましたが、正確ではありません)

「明日の夕方に タカラヅカスペシャルの歌稽古と振り付けがあります。
来年1月25日に 慰霊祭(10年に一度、歌劇団の内部で行われる行事だそうです)があり、
花柳流の舞を 紋付はかまで舞うので、そのお稽古、クリスマスには振りなおしがあります。
2月に「南太平洋」のお稽古が始まります。
この12月中にポスター撮りがあり、衣装合わせも済ませました。

「南太平洋」は、以前に 剣さんがバウホールで演じられたのを観ました。
過去の良い作品を再演して 新しい人達に見てもらいたい、
リメイク版というよりは、近年、海外で好評上演されてきている作品でもあり、
剣さん達に負けないよう 頑張りたい。

「おかしな二人」は、著作権等の関係でスカイステージ放送も DVDもダメで、
細かい規制がかかっているため、劇場に来て下さる方しかご覧いただけないのが残念です

100周年に向けてのカウントダウンが始まり、何かと忙しくなりますが
皆さまも どうぞ劇場に 足をお運びください。」

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以上、だいたいの内容をご報告致しました。
ついつい うっとり ぼんやり見つめてしまって、聞き逃し 聞き間違いも多々あるかと思います。

こんなふうに 私達が のんきに夢を見ている分、
轟さまは ゆっくりお休みされる間もなく 超ご多忙でいらっしゃり、
また、スタッフの方々も お茶会終了後に 膨大な用事を片付けつつ大阪に帰られ
翌日のお稽古待ちのファンの方々をお世話くださるというわけです。

「なので」、という言い方もヘンですが、
私達ファンは、めいっぱい舞台を楽しみ、いっぱ〜い夢見て、
たくさんの幸せを感じさせて頂かないと!
改めて そんなふうに感じた
感謝 感謝の お茶会ナイトでございました。


                                                               やうこ