凱旋門ごっこしてみました・・・

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たそがれの凱旋門  
 

凱旋門の周囲は 一方通行の車道になっています。  
ここに四方八方(計12本)の通りから車が入ってきて
信号機も無い「暗黙の秩序」が保たれているようです。 

ですから、凱旋門のふもとに行くには、地下階段を使い、
更に 屋上に上る為には心臓破りの急な階段を上ります。

けれど、その階段を上りつめると、美しいパリの街並みが
放射状に広がり、優しい風に出会えます。
特に、まっすぐ伸びるシャンゼリゼ通りの街路樹や
灯りのともりつつあるカフェのきらめきが  
切ないくらいにきれいです。
その先のコンコルド広場には ミレニアム記念の大観覧車が
様々な表情を変えて回っています。

すぐ横のエッフェル塔も、いつものライトアップに加え、
時間をおいて点滅するイルミネーションが
花火のように踊ります。

一番初めにパリを訪れたのは
28年前でした。(!)
当時の感慨もあるけれど、今はただ
「ラヴィックに逢いたい!」と切望する私でございます。

凱旋門から見たシャンゼリゼ通り。
突き当たりがコンコルド広場の大観覧車です。
フーケは この写真では見え難いですが、
右側の赤いテントの更に奥に光って見えます。
ライトアップされる時間を前に、
ミレニアム記念にまたたくエッフェル塔。
白いポツポツが見えるでしょ?「2000」の文字が光っています。
アルマ橋
アルマ橋は、殺風景ともいえる近代的な橋でした。
表示も無く、橋の横に建っている建物(もしかしておトイレ?)に
「PONT DE L’ALMA」と書いてありました。
これで5時頃です。
昼間、のみの市で700円位で買ったベレー帽
(新品ですが、のみが住んでるとナンなので、
日光消毒に約1時間費やしたホカホカ)

この後、出なおして夜に 再び撮影に来たのですが、
暗いなかでの黒装束が 失敗! 
ぜーんぜん写ってなかったの。
もう、ちょっとノケゾルと良かったんだけど。
向いてる方向に 凱旋門があるはず。
セーヌの向こうに コンコルド広場の観覧車が見えます。
 しゃがみこんで じっとセーヌを見つめるシーン。
ご親切な方が 心配そうに見て行かれるの。
さすがに恥かしいかも。
カフェ フーケ

あちらでは「フーケツ」と言うらしい。(FOUQUET’S)
パリを発つ前夜は フンパツして 
シュナーイダーさんのように中でお食事をしました。
中には、イングリット バーグマンはじめ、
たくさんのスターの顔写真が
壁を飾っていました。 
お味は まあまあかな。
正面玄関です。
この向かって左が シャンゼリゼ通りで、
外にたくさんイスを置いたカフェで、のようになっています。

向かって右はジョルジュサンク(ジョージ5世)通りで、
その先にアルマ橋があるのです。
ジャジャーン!!
初公開!
 うちのラヴィック氏!
 これが あの方だったらなんて バチ当たりなことは言いますまい。
後ろに光るフーケの文字、手前のカルヴァドス見てみて!

2000年9月