皆さま
ご機嫌いかがお過ごしでしょうか。
私は 先ほど大阪から帰って このお便りを書いています。
＜小林公平没後１周年・チャリティスペシャル『愛の旋律〜夢の記憶』＞
『コインブラ物語』を遺作として 昨年亡くなられた小林公平氏を偲ぶイベントを観て参りました。
各組トップコンビと、卒業されたトップの方々が集まっての華麗な追悼公演でした。
もちろん、あのペドロとイネスの悲恋が ほんのひととき 舞台に再現されて、
それは なつかしく、
同時に、上演当時には（つい 轟さまにしか目が行かず）あまり感じなかったのですが
公平氏のロマンティックで情熱的な感性と 宝塚を愛する思いが
今さらのように 深く伝わってきた事に、
ちょっと不思議な気がいたしました。
3月11日の震災以来、日本中が大きく変わって
深い傷は いまだ癒える兆し（きざし）もありません。
私が住む東京は、かつて、まばゆい光に包まれた不夜城を誇っていた・・・
その事を はっきり思い知ったのは 光が消えた街を歩いた時でした。
まさか こんな日が来るなんて。
と言っても 「昔は良かった」と悲しみ悔やむ訳ではありませんが、
あんなふうに、一瞬の間に何万の人の命が失われるのを目の当たりにし、
この先もずっと続くはずの原発被害状況を耳にしながら、
ただ 呆然と日々を過ごしてきた この二ヶ月でした。
でも
当たり前にあった事が あたりまえでなくなってみると、
今 在るものを 大切にし、
人との交流を 温かいものにしたいとの思いが強くなります。
さて、
６，７月の暁生さまの表紙絵は、オネーギンさまです。
密かな決意を胸に、未来を見つめるオネーギンさま。
爽やかさと情熱が伝わってくるようなお姿、ステキですね。
ちょうど 今朝は、ディナーショーの日程が発表になりました。
今年の夏は どうなる事やら 想像もつきませんが、
とにかく！
未来を見つめ、元気に楽しく、生きて参りましょう。
２０１１年 ６月１日
やうこ
はじめましての WITH YU仲間さん