第 三 回  心 の 旅 


☆  轟 悠 個 展  ☆
 



今回の個展は、やうこ不在のため、
掲示板ご投稿での 皆様からのご報告を掲載させていただきました。
素晴らしい個展と、その思い出の数々が、
皆様のお心に残りますように。

これからも続く TOMさまの心の旅に  
ずっと 皆さまと ご一緒に ついていきたいと願いつつ。

ご 報 告

 

 東 京     個展会場作品   トークショー 
 大 阪     個展会場作品   トークショー

 


 

 

東  京 ・ 個 展 会 場


田崎真珠銀座店:タサキホール

2007年 7月13〜16日  

 

会場に入ると、轟悠さまのご挨拶の言葉が、
今回の「心の旅」テーマは、南国を題材とした、うつくしい海、
うつくしい空、そして、そびえ立つ椰子など・・・で、
これから迎える熱い夏をひと足早く感じていただけたら幸せです、
とあります。

初日、会場オープン10分程前には長蛇の列が出来、開場後30分過ぎても
まだ中に入れない人たちが、外で待っておられたほどの盛況ぶり。

竹下さんの話によると、オープン前の個展会場で、轟さんは男役さながらに
絵の配置の指示を出してらっしゃったとか、それがとってもカッコ良かったそうです。

台風の影響でお天気が心配されましたが、

轟さんがいらっしゃった東京銀座辺りは風雨もそれほどでもなく、

「やっぱりあのかたはカエサル様かしら? 太陽に、自然に、愛されているかた。」
と仰る方もあり

個展会場からトークショー会場への移動には傘も必要ありませんでした。

7月16日の個展会場で轟さんがご挨拶にお立ちになった時のお美しいお姿は、
R.さまのイラスト館でご覧いただけます。

 

 

≪ 作   品 ≫ 

 

作品名

皆様からのコメント(絵の特徴)

コバルトの帆

紺碧の海

渓谷

川・緑の木々・青い空( 記念の絵葉書に)

光彩

夕暮れの海と空

Spilit

 

未知の夢

ブルーの海からと空へのグラデーション、水平線が白く光る

Anima

(生命、魂?) 強い光

砂浜に映える

緑の椰子の木6本が空に揺れる

昼下がり

白い砂浜〜明るい海と空

古代の命

緑の中に廃墟の柱(壁)のようなもの二つ

10

風流の路

風が左の岩壁に当たりながら砂浜〜海〜青い空へと流れてゆくよう

(トークショーの舞台上 にパネル写真で飾られる)

11

7日目

(50号)広がる海、突堤の東屋に腰掛けて朝日を眺める人の小さなシルエット

(トークショーの舞台上 にパネル写真で飾られる)

12

夕陽に染める

夕日、赤、オレンジ色に染まる雲と空、そのグラデーションが美しい

(トークショーの舞台上 にパネル写真で飾られる)

13

奏でる唄

海、黒い岩

14

幻想

 

15

熱い夜

椰子の木の上のほうが、下から のかがり火に照らされているよう

16

椰白(やし)

真っ青い空に高くそびえる白い椰子の木が風に揺れる

17

静かなる調和

沈んだ夕日に赤く照らされる雲、海と空は夜の色 に変わりゆく

18

遊星

澄み切った夜空に輝く星たち  と、高く上がった三日月

19

Banana tree

黒い台紙に白鉛筆でバナナの木(デッサン画、サインはY.todoroki)

20

Sunlight

 

21

天空

藍色の深い海の向こうに椰子の木が茂った小さな島ひとつ

22

 Soleil

(朱色)

23

風の舞

海の上を風が動く

24

時間(とき)の波音

沈む夕日に向かって浜辺に立つサーファーの後ろ姿

25

存在

夕焼け空に黒色の椰子の木のシルエット 

26

硝子の波

群青色の海と空

☆ 

舞 台 写 真 10点

 

      
 

 

トークショー (東京)

 

第一ホテル東京:ラ・ローズルーム

2007年7月13日

 

 司会の竹下さんの「では、轟悠さんの登場していただきましょう 〜」の声に続いて、会場の後ろのドアが開くと、

そこには、輝くオーラの中に轟さんのお姿が、、、会場からワァー!と言う歓声!!

 

 轟さんのお召し物は、黒地の上下、襟はゆったりとしたテーラーカラー、長いお袖は 、袖口から肘辺りまで大きく切り込みが入ったフリルになっていて、お手の先が見えます、   

 長目の裾は(レースのよう?)、とてもエレガント、、その 中に真っ白なブラウスを覗かせていらして、それはそれは爽やかで、南の島を思わせる大小の丸い珠の連なったネックレスを二重(?)にしてなさっていました。 

 (初日の会場でのインタビュー写真のお姿と同じ)ナチュラルメイクに大人のセンスが映えてステキ。

 

 後方中央から、左の通路〜中ほどを右へ〜左通路から舞台へと、聴衆の熱い視線を浴びながら ・・・・・・・

スマートな足取りで舞台へと進まれるのですが、その間、会場中になんだかとってもい〜い“かほり”が感じ られ、轟さんが歩かれる辺り、あっちからワァー!と、そっちからワァーという歓声とともに、拍手が起こります。

  

 ステージ中央には、二つの椅子とテーブルが美しく設えてあり、その周囲に は、轟さんの絵が 写真パネルにされた三点、右側に『奏でる唄』が、後方中央に『夕日に染める』、左側に『風流の路』が 、イーゼルに立てかけられて飾ってあります。

 

 そのステージに轟さんが上がられ、「朝早くから会場にお越しいただき有り難うございます・・ ・・」と皆様へご挨拶をされて、轟さんが右側に、司会の竹下さんが左側に座られました (後半は左右交替されました)。   

      

 さて、楽しいお話満載のトークショ ーの中から私の印象に残ったことを少々。
 

 轟さんは、今回の絵の額縁は 、前回のようなヨーロッパの風景の絵のときのような重厚感のあるものではなく、南の島の自然の風景に合わせて木質の額縁にしました、と仰ってい ました。

 その質感や色が、私にはとてもやさしい雰囲気に感じられました。
 

 絵の右下に書かれるサインを以前は  “Y (?)Todoroki ” となさっていたのを “TY” に 変えましたと 。

 全部の絵が完成して、サインを入れてないことに気付いて、ふと、小林先生の個展で 先生のサインがKKだったのを思い出して、、、それが「・簡単なんですTとYで」(笑い)と、筆で書く真似をなさりながら仰っていましたが、そのTと Y の文字もさりげなく微妙に重なっいてこれもまた絵になっている のですよね。
 

 「今回の絵の題材(?)となっている島々はどの辺りの島なのですか」の質問には 、

 「ハワイ・グアム・・・など 6カ国ぐらいですね、」と お答えになり、

 旅行された島では、本を読んだり、小さなスケッチブックのようなものに心に感じたアングルをスケッチしたり して、のんびりした時間を過ごされているとか、 、日に焼けないようUVカットのクリームをしっかりと塗って帽子を被って、タオルも巻いて、、(笑い)、、など など。 

 自然の風景の、なかでも、日が昇る頃、日が沈む頃の時間が好きですと仰っていました。
   

 『7日目』 (50号) の絵の中のシルエットは 「アレは轟さんですか?」の質問では、

 「(きっぱりと)私ではありません!(笑い)、 どう見ても男の人ですよね ・・(笑)・・」と聴衆に同意を求められたり。

 轟さんも 島では早朝ジョギングをなさるそうですが、この絵は朝5時ごろジョギングをし終わって朝日を眺めている・・・というところをイメージして描きましたと 、おっしゃっていました。
 轟さんだったら、何を考えて朝日を眺められるのでしょう? 

 ただ一人で、静かに 、自然の中に溶け込んでいらっしゃるだけなのでしょうか。
 

 「どんな恰好して過ごされるのですか?」の質問では、

 「短パンにTシャツみたいなものとか・ ・アロハシャツみたいなものきて・・」と、  以前、ハワイに下級生たちと行ったとき短パンにアロハシャツのようなものを着て(アロハシャツはハワイでは正装になるとか)、 その下級生たちの部屋のドアをノックしてもなかなか出てきてくれなかったことがあった、、それは、皆が、轟さんを現地のホテルの人と間違えていて、「英語が分からない 通じないから、部屋の隅に隠れるように して静か〜にしていたんです」と言っていた、とか^^、、 。

(私だったら言葉が通じる通じないって問題じゃなく開けちゃいますけど!!)

 あの日本人離れしたお美しいお顔立ちですもの、どこにいらしても 、カッコよくその土地で“サマ”になっておられるのですね。
 まだまだ沢山の楽しいお話がありました、が、、書ききれません。
 

 最後に、9月の日生劇場での公演が4回目になる・・・・というお話の中で、

 「日生劇場の理事長さんから“うちの看板娘 ”と言われまして、 」と お茶目に仰っていましたが、轟さんは、そういう方たちからも、役者として人として愛される方なのだなと思いました。
 

 青い空と碧い海の、綺麗な色の絵を鑑賞して、轟さんの微笑ましいエピソードの数々をお聞 きして、 、なんだか素直なやさしい気持ちにさせられて帰宅 することが出来ました。
 因みに、私の一番好きな絵は「夕日に染める」です。

 ENAKの記事の中で轟さんが優しい笑 みで眺めていらっしゃるものです。 

 (どなたかも仰っていたようですが、私 もこの絵の中に入って行きたい気分です^^。)
 

 また、会場には、ゆっくり椅子に腰掛けて鑑賞できるように、遠くから来てくださった方に休憩していただけるようにと、椅子を会場の中央に背中合わせにして沢山置いていただくよう 田崎さんにお願いして用意してただきました、と おっしゃっていましたが、そういった気配りも、轟さんが、初日の朝(オープン前に)なされたようです。

 私も、もう一度伺って、椅子に腰掛けて、ゆっくり眺めたりして、、 、美しい南の島の朝に夕に、満天に星降る夜の中に、誘われてみたいなと思っています。
 

 「7日目」の絵で、思い出しましたので一言、
 この7日目のことを轟さんは、これは神の創造の7日目、休みの日とか仰っていました。
 私も、昔読んだ聖書を思い出して、、、、たしか、 、簡単に言えば、神は6日目までに自然界のすべてのものを美しく造り終え、7日目に休息される、休まれたということだったと思
 います が、、、
 轟さんのその「7日目」の絵の前に立って、広々とした海と空を前にすると、美味しい空気が胸いっぱいに入ってきて、ふっと肩の力が抜けて、楽〜な気分になれるような、そんな 心地よさを感じました。

 

追記:

「自画像はお描かきになならいのですか?」の質問に「私は一番風景画が好 き、、、 

 自分自身は、なかなか描けないですね、、」と(謙遜に)仰っていました。
「 画家の絵では誰が好き?」の質問には「レンブランドの光と影が好きですね、、」

などのお話しもありました。

 

トークショーでの轟さんは、絵を見ていただくのは恥ずかしい、照れます、などと仰って、チャーミングな表情を見せられたり、終始にこやかに楽しそうに嬉しそうにお話しされていらっしゃいました 。

竹下さんの質問のなさり方も面白くて、お二人の愉快で楽しいお話に、会場中 は明るい笑い声で満ちていました。

 

 


 

大 阪 ・ 個 展 会 場  

 ホテル阪急インターナショナル:チャペル

2007年7月23〜25日 

 

大阪でも轟悠個展が始まりました。

会場の入り口には、

朝早くから200人ものファンが行列を作るほどの盛況ぶり。

 

 お見えになったTOMさまは、

とってもとってもほんっとに、どんな言葉で表現しても十分とは言えないくらい

お美しかった〜〜〜〜〜〜〜〜(エンドレスに絶叫^^;)

 

  髪の色は自然な栗色

(陰になっている所にいらしたのでもっと明るいのかも・・・ )、

 少し長めで、それがまた余計に美しさを際立たせていたような。

 

  付け睫毛でもしていらっしゃるのかと思うくらい長い睫毛と、

大きく深い瞳にくらくらして、、、、、

シッカリ心の準備をしていたはずなのに 、またしても夢か現か・ ・・・

  どうしてもご挨拶をした直後の正面のお顔が???はぁ〜(溜め息) 。

 

  ブルーグレイのシャツに 、胸元にはエスニック調の先に十字架がついたネックレスが二本 、

この十字架がシャツの色とドンピシャでセンスのよいこと!

  その上に、黒の柔らかい感じの長めのジャケット、

お袖が肘あたりから割れていて、手を前で重ねられるとシャツのブルーがのぞきます。 

そして黒のパンツ 。  

  全体にスレンダーで、とても背が高く見えました。

  長袖を重ねていらっしゃるのに、梅雨明けも近く、間もなく盛夏かというこの時季に、

 スッキリと涼しげな印象のお姿でした。

 

  舞い上がってしまって、ついついTOMさまの目の前で、横にいらしたお仲間さんに 

すがり付いてしまったり、

(微笑ましそうな眼をしてご覧になってたそうな・・・^^;)

  TOMさまに眼は釘付けのまま、後ずさりするように進んでいて、、

「あまりそちらに行かれるとお花でお洋服が汚れますよぅ」

とかなんとかお声かけいただいたり 、、、、、

 短いけれどシアワセで完璧忘我のひとときでございました。        

 

≪ 作   品 ≫

 

5階入り口受付を右に曲がるとチャペルへ続く夢の道

 

   右側にまず【お写真(舞台写真)が全部で10点】白い特設ボードに

 

   右1 上 @ カエサル

      下 A レ・ビジュー・ブリアン(金さん銀さんといわれていたお衣装)

   右2 上 B オクラホマ(ブルーの衣装のカーリー君

      下 C オクラホマ(フィナーレ「き・み・は」) 

   右3真ん中D オクラホマ(デュエットダンスの白いお衣装

   右4 上 E DS(紫のお衣装

      下 F DS(「おいしい水」を歌いながら客席を・・・のお衣装

   右5 上 G バウコンサート(戦士

      下 H バウコンサート(「フィーリング」)

   右6真ん中I バウコンサート(王子

 


   【絵 26点】

     右側の窓に沿って(網のようなボードに掛けてあって 足元に白い重石が 、)

           1)バナナツリー
     2) コバルトの帆(
これは壁掛けに、何時もそこに何かの絵があるんだと思います
     3)渓    谷
     4)昼さがり
    5) 天    空 

     6)椰    白(やし)

 

      チャペルの中右回りに壁に沿って絵はイーゼルに立てられて

    7)熱 い 夜
    8)幻    想
    9)未知の夢
    10)Spilit
    11)風 の 舞
    12) 古代の命(せい)
    13)砂浜に映える
    14)光    彩

 

     中央の祭壇前に白い特設ボード(お写真ボードと同じかと)に3点

    15)風流の路
    16) 7 日 目
    17)夕陽に染める

    
以下は右側と同じ展示方法で

     18)Anima
    19)Sunlight
    20)静かなる調和
    21)Soleil
    22) 時間の波音
    23) 遊    星
    24)硝子の波
 

    チャペルを一周して出てくると右手に

    25) 奏でる唄
    26)存    在

 

 

 

トークショー (大阪)

 

ホテル阪急インターナショナル:紫苑の間 

2007年7月25日

 

個展初日から一日あけて本日(25日)、また、麗しのお方に御目文字して参りました。
今まで、お茶会とかトークショー未経験でしたが、なかなか良いものですね!?^^

会場後方ドアから入られたので近くのお席にいたわが一団はキャー!^^;
その時はキリッとした表情でしたが、舞台上に上がられると、司会の方が上手にお話を引き出されて、

リラックスされて柔らかい表情で色々なお話をされました。

何しろ、両手はオペラグラスを支えながら、眼に全神経を集中!でしたので耳の方はいささか頼りなく、

頭は更に、でございましたので、ほんのチョッピリ。

一番印象に残ったのは(最後のほうだからかも・・・)、

明日が「キーン」の集合日ということで他の事はガチャン!

(力強い声と厳しいお顔に「キーン」に挑む決意の程がうかがえました。)

鍵をかけて「キーン」のお稽古に入る。 それぐらいしないとこのお芝居はできないだろう。 

脚本を読んでも、今私が演じているのはキーンなの かキーンが演じているオセロなのか、訳がわか

らなくなることがある。  難しいです。 と

絵のことでは、どうしても思う色が出せず大変だったことがある。

どの絵にも同じように愛着があるが手放される気持ちもおありのようで、その時はチャリティーでとか。
 

面白いところでは、海外旅行にも何でも持っていく、、輪ゴムからセロテープまで、、

捜し歩く時間がもったいないから、、

家でも、何でも揃ってないとダメ、しかも気に入ったのをたくさんストック、、なのに、、

次のお気に入りができると、たった一つしか使ってなくても前のはいらなくなるので大変なんだとか^^;

絵を見て、南の島に行ってください。 是非阪急交通社で! 水着は阪急で買って!
HHIのアフタヌーンティーおいしいんですよ〜! と、
司会の方に促されながらでしたが、立派に広告棟をお勤めでした^^
  

本日は、黒の上下の上に、襟付きの薄茶のロングジャケット?を腰のところでキュッと締めて 、、

先日とは全く違う装いでした。


そしてそしてこの後がビックリ!
ナントナントナ〜ント、トークショー後でお客様で大賑わいのチャペルに、

TOMさまご登場!!
先ほどとは全く違う、少年のようなTOMさま、

メガネをかけられて、白いザックリとしたジャケット(?)にジーンズ姿 、

≪りりか様のご報告によると:

  サングラスは明るいブラウン、ラウンドネックラインの目の粗い 綿のシャツに黒っぽい

  ブルージーンズ。そのお姿は 、フランスはパリのエレガントな画家という感じだった、とのこと。≫

「来られたよ」という声とザワメキとともに、代表さんとホテルの方にはさまれて、身のこなしも素早く 、

ササッと、一つ一つ絵を指差しながら、覗き込むように観られて、、、  

「絵をごゆっくりご覧くださいね」とか仰って嵐のように去っていかれたのですぅ〜
キャ〜!とTOMさまの後を眼で追ってグルグル回る人^^、実際に後を付いて走る人^^;
まあるいチャペルは興奮のるつぼと化しておりました〜  

この日一番のシアワセはこの一瞬だったかも。

トークショーのお話は盛りだくさんで、終始なごやかな笑いに満ちていて、楽しいものでしたが 、

再現するのは難しいです。

どうして思い出してよいやら術も無く、今日もまた、無責任に雰囲気だけということで、

後は、というより肝心なことはぜ〜んぶみなさまにお願いということで。
そしてまだの方もいつか是非トークショーにもいらしてみて下さい^^。

 

以上