[No.4332] 2008/10/25(Sat) 00:24:04

[No.4333] 2008/10/25(Sat) 10:02:23

[No.4335] 2008/10/26(Sun) 00:38:52

[No.4334] 2008/10/25(Sat) 14:46:43

[No.4336] 2008/10/26(Sun) 00:45:51

　

やうこ様　Kazuko様

早々にご報告有難うございました。

お二人が書いて下さっている事全てが、ごもっともその通りでございまして、
ただ、そうでしたそうでしたと頷くばかりでございます＾＾

幕が上がると中央に、後姿を見せた花魁…
黒い地に勇壮に流れ落ちる滝、あでやかな紅葉、そして清楚な桜花が散りばめられた
豪華な打掛、見事に結い上げられた髪…
そしてゆっくりとこちらにお顔を…言葉に出来ない想像を絶する美しさ…

立派なお衣装（重たそうです）にも負けない貫禄と息を呑むような美しさ、
ただただ見惚れて…

>どんな方向から見ても形が決まってらっしゃる。絵になるお姿の連続です。

本当に！何処を切り取ってみても絵になるお姿、お見事でございました。

見た目の美しさに加えて、美貌と教養を兼ね備えた花魁の内面からも
磨き上げられた、感性をも見事に表現されていたと思います。

所作動作も完璧！難しい扇捌きも見事に決まり、両の手の間を扇自らの意思で
動いているかのように滑らかに（その時のお手の美しさと言ったら…）

そして一旦、下手花道から引き上げられます。
可愛い禿二人の踊りを拝見しつつ、次に備えて息を整えて待つことしばし…
廓の軒並みを描いた背景幕が上がると、中央に小高い丘に掛かった石橋。
そこにセリ上がりで獅子に姿を変えた花魁…欄干に片足を掛け決めるポーズは
どう見ても、あの絶世の美女とは同一人物とは思えない隈取も勇ましい男そのもの＠＠
橋から舞台に下りると、床を踏み鳴らしながら舞台中央へ…
牡丹の花を両手に舞われて高まる期待、いよいよ毛振りが始るのです！

まずは下手に移動して、大きく鬣を振り上げて前に垂らしそろりそろりと回り始め
次第に勢いを増し見事な回転、満場の拍手！！
そして足音も勇ましく上手側に移動されて、同じく見事な毛振りに満場の拍手！！
（感動で胸は打ちふるえ、涙が…）

そしていよいよ大詰！
再び石橋の上に移動されて、鬣は橋の下までとどく程の長さ。
毛先は右に左に大きく振られ、ゆったりと弧を描き次第に速度を速め、回り始め
大きく大きく、円を描いて勢い良く、何度も何度も…

しっかりと踏ん張って立たれているお姿に、感動の涙が溢れました。
ご登場の時と同じ様に片足を欄干に掛けて、見事な見得を切られて幕が降りました。

拍手喝采！！大きく息をつく声がもれました＾＾

松本先生の珍しい男姿の舞を拝見し、宝塚の至宝　春日野先生のその名にふさわしい
素晴らしい舞を拝見してフィナーレへと続いていきました。
春日野先生はお元気でかくしゃくとされていて、お足元もしっかりと私が拝見した
５年前の舞踊会と変わらぬお姿でした。
（むしろ更にお元気にお若くなられた様にもお感じ致しました）

フィナーレは下級生順、やはり一日の長、始の５人より次に出てこられた５人の方が
振りが揃っていたように思います＾＾

蘭寿さん北翔さんは、どちらも有名な道行を夫々上級生の娘役さんと舞われた時とは
また雰囲気も変わって、普段メークに緑の袴姿で爽やで美しかったです。

皆さん緑の袴姿になってられましたが、理事のお三方と春日野先生の場面に船頭さんで
出られていた箙さんは、踊りのお衣装のままのフィナーレでした。
最初に轟理事がお一人で下手花道よりお出ましになり、銀橋中央まで進まれて、獅子そのものの
勇壮な男前のご挨拶（お辞儀）をされて本舞台に行かれ、そこに松本、春日野両理事が
お出ましになり、全員揃って中央に立たれた春日野先生を中心に、ポーズを決めて幕になりました。

開演から４時間余り、始めに４時間とお聞きして長いなぁ～大丈夫かなぁ～なんて少し
不安に思ったりしておりましたが、終わってみればあっと言う間、演目ごとに小さな休憩が
有ったのも気分転換になったように思います。

入り出のご様子はまた改めて…（何方か～お願いよ～～）

イラスト、最初に添付したものの迷って引っ込めたのですが、見ていて下さった方から
是非もう一度と仰ってくださったのに勇気を頂いて、お目汚しですが…
豪華なお衣装の再現は私の腕では無理でございますので、此処は開き直って大体の
雰囲気だけお伝えできればと…（今回はお顔を描いておりますが、別人と言う事でお許しを…）
明日にはCSニュースで舞踊会の様子が見られる様です、そこで余り違うようでしたら
また、こっそり引っ込めてしまうかも＾＾；

　　　　Ｒ．

ほんとうに！ (No.4335 への返信) - クララベル

　

やうこ様、Ｋａｚｕｋｏさま

ご報告ありがとうございます。
お二人のお話を伺いながら、行ってよかった、観ることができてよかった・・・・・感激を新たにしています。

・・・・・
幕が上がると・・そこには・・“傾城”の秋を彩る絢爛豪華な打掛け姿！！！
（ このとき会場の隅から隅までが一瞬息を呑んでいるようで、それから、
　堰を切ったように、わァ～～！、はァ～～！というため息交じりの声・声・声・・　）
黒地の上に、右肩・袖から裾にかけて、色づいた紅葉が幾重にも幾重にも
（ それは唐織に刺繍を織り交ぜたような手の込んだもののよう ）　
滝の流れの向こう 左肩、袖には　花々が咲き乱れ・・・・
地色が見えないほどの総模様は、錦織り成す一幅の素晴しい絵画・・・・・・・・
そうして　傾城が振り向けば　そこには　世にも美しき “花魁・轟悠”
（ このとき　劇場中から、感動というか、言葉にならない嬉しさのようなものを抱えた割れるような拍手！！　
　もう、ここでは男役・轟悠さまは、私の中から完全にどこかへ飛んじゃってます。 ）

今思うと、私の前の席に座っていらした６～７人の男の方々は、
皆さん、和服、作務衣姿の職人さん風で、轟さんの傾城の幕が開いたとたん、真剣にご覧になっていて、

互いに頷きながら、何かを話していらっしゃったのです 。
傾城が花道に去ってゆくところも、熱心に目をやって、その後も、またなにかを語りあっておられたので、

もしや、この豪華な衣装を手がけられた方々だったのかしら？　と想像してみたり、 、、

あの時、色々お尋ねしてみればよかった、と、 思ってみたり、、
（ そうだったとしても、お幾ら位するのでしょう？などとつまらぬ質問して恥をかくことになったかも＾＾、
　やっぱり聞かなくてよかった　ということですね＾＾。）。

>で、その内掛けを、黒子の方が脱がせて差し上げると、その下に　赤いあでやかなお着物が。これまた豪華で、よくお似合い。それに、後ろを向いていらっしゃるとき、広く開いたうなじに　超ドキドキ。キレイ！
>と、うっとり見つめていましたら、音楽に合わせて　足を踏み鳴らす、その　実に切れ味するどく小気味良い音に、ふとみると　これまた超ドキドキ　キレイなおみ足！

舞姿も艶やかで美しく、扇も生きているかのようにくるりくるりと踊り舞い～～
どこを切り取っても、美しい絵のよう

うなじ、すご～～くおきれい＊＾＾＊ウットリ
紅絹色の長襦袢の裾にも花柄が　可愛くて　その美しいおみ足に払われながら楽しそうで＾＾　
ちょっとドキドキしながら見てました＾＾。

>それで、それが、ひとたび獅子になるや、音の迫力が違い、も、すべてが違うワケなんです。
>やっぱり　すごいお方なんですね～～～～　改めて尊敬いっぱいです。

そうなんです！　もう、あの花魁（女性）ではないのです！
（ 後ろの席の方が、「この人はさっきの花魁をやった人よね」「すごいね！」と話していらっしゃいました＾＾、
そうそうそうなんですよと、心の中でお答えし＾＾）
地歌、長唄の歌い手も素晴しくいいお声で、獅子との動きとピッタリで、すご～く気持ちい～いのです。
ドン！ドン！と足を踏み鳴らす音は勇ましく響いてきて、鼓の音やお囃子と相俟って心地よく・・
舞台の上手で、下手で、そして中央で、獅子の長い毛は勢いよく大きく円を描き、時に感情激しく揺り動かし、

長い腕と足の動作も勇ましく“見え”をきる！ そのすべての姿と形が“きれい！！”“カッコいい！！！”
（ 歌舞伎でも見たことはあるけれど、ＴＯＭ様がいい！！！ ）
・・・・
最後に　獅子が　石橋の上に上がり、白く長い毛を欄干から垂らし、大きく振り上げ何度も何度も円を描くと

（ 拍手！拍手！！の波～～～～～　）
そして、いよいよ、獅子の左(？)足が橋の欄干にかかって大きく“見え”をきる　！！
（ と、幕が静かに降り始める・・・さらに嵐のような拍手が～～～～～～～～～～～～～すごかった！！）
幕が降りた後も、客席は興奮の渦～～～のざわざわざわざわ～が冷めやらずといった具合で、
これは、いつもの宝塚劇場とは違った心地よい空気でした。


Ｋａｚｕｋｏさま～

> 本当にその座にふさわしい
> 芸の力だったと思います。
> 「大きくなられた」というのはおこがましいですが
> 年上に免じ・・・

私も、まったく同じくです。
“轟悠”　すごいお方です。

それから、
春日野さんの、清らかな水の流れを思わせるような薄絹のうすい水色のお衣装姿も、美しくステキでした。
松本さんの踊りはいつもと趣の違った役、これも見ごたえのある「保名」、小柄なお身体が大きく舞い、
ウットリ見入ってしまいました。
専科の皆様も、日舞がお上手な方ばかり、楽しいものや、しっとり色っぽいものや・・・・・
下級生の皆さんも、日舞のお稽古がしっかり出来ていらしたようで、可愛い舞を見せていただきました。
また、清元、長唄、地歌、常磐津、と鳴り物方の方々も素晴しく（素人ながら）、聞き入る場面も度々でした。

ほんとうに素晴しい『宝塚舞踊会』を観ることが出来てシアワセです。
　　　　クララベル

[No.4341] 2008/10/26(Sun) 15:10:37

[No.4344] 2008/10/26(Sun) 22:29:19

博多人形のようなお美しさ。。。 (No.4335 への返信) - 以和

　

皆様～

ものすごく楽しいまた内容の濃い、花の道デビューとなりました。
花の道シスターズの皆様、ごいっしょしてくださった皆様本当にありがとうございました。
東京に戻ってきて。。。この2日間、私は夢を？。。。見てないようね～と改めて。。。

皆様が書いてくださっているように「舞踊会」でのTom様の傾城そして獅子は、
それはもうすばらしいものでした。
幕があがり、そこには黒地にあでやかな紅葉を背した大打ち掛けの傾城の後ろ姿！
振り返った時！息が止まりました。。。
地唄のしっとりとした大人の空間での踊り（上方では舞となるのでしょうか）。
「舞踊会」であることを忘れてしまうくらい。。。ず～～～っと見ていたかった。
吉原があったその時代であれば、絵師、人形師、こぞってその姿を写したくなるような。。。
今の時代でいえば。。。そうプロマイド。。。ほしい。。。。。
この花魁の姿を、ぜひい～や絶対！残してほしい。懇願してしまいます。
かわいい2人の禿の踊りの後、うって変わって、勇壮な獅子！
あの傾城を踊った同じ人とは思えないほどの迫力！
また毛ぶりの綺麗な事！きれいに円をかいてきちんと先まできれいに。
もう３０分ほどの演目でしたが。。。夢心地にさせていただきました。
そう！花魁は打ち掛けやらカツラも重くて動くのが大変とか獅子舞での毛ぶりは
毛は長いし、先っぽなんて見えないし、もちろん重いですし。何回か廻しただけでもうクラクラして。。。
と、いう事は終わってからそうそうそうなのよって感じで。
本当にあの時間はひたすらそこには傾城がいて。。。
Tom様のすごさを、すばらしさを感じたひと時でした。
あ～あの流し目忘れられないです～。

舞踊会が終わってからのお帰り（出）は、少し遅めで２２：３０すぎごろだったでしょうか。
黒っぽいスーツ？にインナーは前にふりふりがある白のブラウスだったような。。。
お顔はとても晴れやか且つそれはそれはもう柔らか～い笑顔で、お車に。

そしてお車が出られてからも.かなり長くお手を振ってくださってました。

今回の舞踊会は、皆さんそれぞれ忙しい中のお稽古だったかと思いましたが、どれも見応えのあるものだったと思いました。
みなさん一人一人が本当にがんばってお稽古に励んだんだろうな～と。
東京でもみたいな～。東京宝塚劇場もいいけど歌舞伎座でも見てみたいな～と。

東京の舞踊家さん達にも見てほしいな～と。。。心から思いました。
でもTom様のは、うちの師匠に見てほしかった～～～～。

舞踊会が終わって次の日から、もうDSのお稽古が毎日続いているようです。
今度のDSはどのようなショーになるのか、とても楽しみにしている一方、お体に本当に気をつけていただきたい。
と切に願い、元気なTom様にまた逢えますよう。私も仕事に日常にがんばらねば！と。
そうそう、CSご覧になれる方は、月曜日の宝塚ニュースで、舞踊会の様子がでるようです。
そこにはきっと。。。必見です！録画のご準備をお忘れなく。。。
　　　　以和

　

Ｒ．さま

ぃよっっ！！　とどろき！！！

美しき傾城　 勇ましい獅子
一日限りの　一回限りの　素晴しい舞台
同じ空気を吸って　同じ瞬間を過ごすことができて　心はとっても贅沢で　

あのステキな時間を思い出せて、うれしいです。
ありがとうございま～す。

じぇ～～たいに、引っ込めたりはなさらないでくださいませね＾＾＊
昨夜、私ももう一度観させていただこうと思ったら、＠_＠？？で、寂しかったです。
あ～よかった♡
　　　　クララベル

　

Ｒ．さま、

昨晩まで放浪の旅していまして、その間、携帯からＲ．さまの書き込みを拝見。
「そうそう　そうそう。よくぞ言ってくれました！」と。特に、扇のお扱い！私ったら書き忘れてどうする！
っっていう位に、ほんとうにお見事でしたものでした。
で、その時、携帯では見られない「貼付画像」があるらしかったので、夜に見たら・・・
ない！　や～ん夢だったのかしゅらん！と焦っておりました。
そのうえ、昨晩は、なぜか書き込みが出来ない！

（たまに、「アクセス拒否」かとご心配の方からメールを頂くのですが、その状態でございます＾＾；）
で、これから出かけるのですが・・・来てみて良かった！
もう消したりなさらないように、レスを付けさせていただきました～(^_-)v
花魁の髷、特にかんざしの様子、あでやかな雰囲気が伝わります～。
獅子も、私が先日たまたま観ることが出来た歌舞伎座の時とほぼ同じ御装束でしたのに　

「どんな」って言われると？？でしたので、も、大感激。 　はい　こうだったです　たしか。
ありがとうございます！

　　　　やうこ

[No.4352] 2008/10/27(Mon) 10:47:14

うわ～すてき！　最高！ (No.4339 への返信) - 以和

　

Ｒ．様

すばらしいです～。
あ～目に焼き付けていた、あのお姿が、さらに鮮明に。。。
ありがとうございます。
ぜひぜひ載せておいてくださ～い。

宝塚ではかけ声はかけられませんが、今回の「舞踊会」は、どの演目もすばらしく
歌舞伎座であれば、たくさんの大向こうがかかっていただろうな～と。想像。。。
そして顔がゆるんでいく～～～～。
　　　　以和