開催地    CAST   REPERTOIRE
ご報告(やうこ)  酒井先生に 突撃インタビュー  みなさまの ご報告他
お食事メニューなど(将来の 追憶のために・・・) 

パレス ホテル
    日時 2002 12/14(土) 15(日) 16(月) ディナー/18:00〜  ショー/19:30〜
場所

2階「ローズルーム」

ホテル 阪急インターナショナル
日時 2002 12/26(木) 27(金) 28(土) ディナー/18:30〜  ショー/19:45〜
場所 4階「紫苑の間」


CAST
専科 轟 悠 
    (宙組)風輝マヤ・ふづき美世・天羽珠紀・芽映はるか


REPERTOIRE

【プロローグ】
偉大なる20世紀のメドレー(A-Z)
PPLAUSE
AS TIME GOES BY
BEGIN THE BEGUlNE
COPACABANA
DAYS OF WlNE AND ROSES
EVERYBODY LOVES SOMEBODY
FEELl NGS
GEORGIA ON MY MIND
HEY! JUDE
l GOT RHYTHM
JOHNNY GUITAR
KlSS OF FIRE
LOVE  IS A MANY-SPLENDORED THING
LOVER, COME BACK TO ME!
LOVE ME TENDER
LOVE TONIGHT
MY FUNNY VALENTINE
NATURE  BOY
ONLY  YOU
PEANUT VENDER
QUIEN SERA
RAINDROPS KEEP FALLIN' ON MY HEAD
S 'wanderful
STARDUST
SENTIMENTAL JOURNEY
SMOKE GETS IN YOUR EYES
SUMMER TIME
Siboney
SWANEE
Sound ot silence
Sing sing sing
TEA FOR TWO
UNCHAIN MY HEART
VOLARE
WHEN YOU'RE SMILING
YOU AND THE NIGHT AND  THE  MUSIC
ZING! WENT THE STRINGS OF MY HEART
追憶ーThe way we wereー
【1930年 ベルリン】
リリー・マルレーン
マック ザ ナイフ
【1930年 巴里】
ME REVOILA PARIS
Champagne
神の思いのまま
【1950年 ブエノスアイレス】
Fracanapa
Surー南へー
Che Tango Che
【1950年 ニューヨーク】
Yu on Broadway
 I (Who have nothing)
New York New York
(アンコール)
The Age of Cathedral(「Notre-Dame de Paris」から)
Happy X'mas

やうこの ご報告
偉大なる20世紀のメドレー(A-Z)
<お衣装>エリ元に黒いファー(毛足の長いオーストリッチ?)、胸元と、腰のあたりにキラキラスパンが散りばめてある、黒いジャケットスーツ。
途中、「L」の曲あたりで 舞台袖に引かれ、ファーと腰に巻いていらっしゃるものを取って再登場。お爪は、シルバーパール系で、人差し指には、6ミリ幅位の黒いリングの周囲に白くダイヤが取り巻いてるも のを。
これが15分あったとは思えないようなスピードで、AからZまでを 宙組4人の下級生さん達 と歌いあげていかれます。 途中、「Sで始まる歌は?」と、TOMさまが訊き、下級生が曲名をちょっと歌う、といったも のも含めて37曲位ありました。
Nの曲あたりで客席に降り、ONLY  YOU で、お客様(ちょっとだけお年を召した男性)に、腕を伸ばされて歌いかけられます。すると、すかさず 舞台上の下級生が♪ とどろきゆう ♪と呼ぶので 「え?私?」と、ご自分を指さして ちょっぴりオトボケ顔で再び舞台に上がられます。
 たくさんの曲が流れますが、私としては、どこかで日本の歌も聴きたかったかも。でも、やはり、欧米のおしゃれなリズムが YUさまの「道」ですね。
宙組生の紹介
それぞれの「特技」を披露してもらうことに。(くわしい内容は DSが終了してから ご紹介しましょう)
TOMさまは、風輝さんから手渡された黒いハンカチで汗を拭きながら、時々 チャチャを入れて笑わせてくださいます。(そのハンカチは また風輝さんが持ち帰ります。欲しいナ!)
<エピソード>
TOMさま、中学の時に2キロ泳がれたとか。(スゴイ!)
芽映さんが「早口言葉が得意なんです」と言われると、その言い方を真似されて「はやくちなんですぅって、言っても信じられない」というような事をおっしゃる、その「はやくち」の言い方が 実に可愛ゆらしいのでした。
水泳が得意という天羽さん(たまちゃん)に、「泳いで横浜あたりまで行ったら、たまちゃんがタマちゃんに会うとか?」など、ニュースも良くご存じのTOMさまです。
ふづきさんが、特技を披露しにくい状況の言い訳をされると「そんな、ぶうぶう言わないの」と、笑いながら諭されるお声が優しくてステキ!でした。
今年を振り返って・・・
専科、「風共」「Stylish!」そしてDSと、この一年のあれこれに思いをはせながら、次曲「追憶」に。
追憶ーThe way we wereー
過去への思いを しっとりと。 最後のハミングっていうのでしょうか、mmm〜♪が、絶妙でございました。
【1930年 ベルリン】
リリー・マルレーン    (ふづきさん)
マック ザ ナイフ
<お衣装>黒地に赤いストライプが入ったスーツ、赤いリボン付きの黒いお帽子。明るいミントグリーンのシャツに、朱系のネクタイ(中心にKHのような文字)
 口紅も ベージュ系で 短い時間の変身がお見事です。
(お帽子を手に持って)
リリーマルレーン、マックザナイフのご説明。
舞台奥のオーケストラの紹介・・・「いつも 素敵な演奏をしてくれる、いつも素敵な スクラッチの皆様」と。
【1930年 巴里】
第一次世界大戦後、華やかな文化が花開いたパリに流れた曲
ME REVOILA PARIS
心ときめくパリの華やぎが伝わるような楽しい曲。 途中で下級生に歌い継がれ お召し替えに・・
Champagne
下級生も真っ白いお衣装と大きな羽を持ち、歌う中を まばゆい光に包まれるような真っ白なお衣装のTOMさまが 歌い継がれます。客席に降りて来られ、明るく盛り上がり・・・
けれど、その曲が終わると 一転、ジャズのようなリズムに澄んだピアノの音色がからむような調べが始まります。
暗闇の中、左右からの白い光に導かれ、舞台中央の階段を上がると、その白い光が赤く変わります。
神の思いのまま
今回のDSで 私が一番感動した曲です。
 人生の全てが 神から与えられたものであるなら、いつか天に召される日まで、その生命を燃やして 歌い、生きたい、そういった祈りの歌のようでした。けれど いわゆる宗教的な雰囲気ではないんです。徐々に高まる胸の鼓動のように 強く激しいリズムと、一方で、優しく心をなでるようなピアノの旋律がからみあう、とても魅力的な曲です。
 先日、 ロングインタビューでお話しされたTOMさまの、謙虚で、しかも強い意志の感じられるご様子が この歌に重なりました。 最後に、「神の思いのまま〜〜〜〜〜〜〜〜!」と 歌い上げられるのですが、もう、あまりに素晴らしくて その後 しばし涙が止まりませんでした。  
【1950年 ブエノスアイレス】
バンドネオンのハイテンポな曲が流れ、下級生達が タンゴを踊ります。
暗い舞台中央の柱に手をかけてもたれかかるようなTOMさまが。やがて、柱をなであげるように 上体をのけぞらされて・・セクシーぃなのでございました。
お衣装は、黒いタートルネックのインナーに 鮮やかなパープルのジャケットスーツ。黒いサスペンダーもステキ!
Fracanapa    (ダンス)
Surー南へー    
少し切なげで物憂い恋の歌。
Che Tango Che
女のきまぐれに翻弄される男の悩ましさを歌ったアルゼンチン タンゴ。
で、客席に降りられ、あちらこちらを回ってくださるのですが、その歌が、たとえば「おまえの 為に オレは狂い、今、めちゃくちゃ」なんて おっしゃるものだからん!しかも、この「お〜♪ ま〜♪ え〜♪の為に」と 悩ましげにミケンを寄せ、お客様の顔をのぞきこんだりなさっっちゃって、かと思えば、したたる汗を吹き飛ばすがごとく「チェッ タンゴ チェッ!」と 迫力の大音量を轟かせるワケですから、もう、客席は大大大コーフン!
やがて、最後方で、さっと下手に走って行かれる、そのお姿が これまた最高にカッコ良くて、各地で「死にそー!」「どうしよー」の声が なかなか治まりませんでした。
【1950年 ニューヨーク】
Yu on Broadway
黒いお衣装の下級生が・・・でも、タンゴで骨抜き状態から なかなか立ち直れず、どこかウワノソラ。。。と!ぼんやりしてる間もなく そこに・・!!
 I (Who have nothing)
下級生が左右にはけると そこに TOMさまが、うずくまるように座っていらっしゃるのでした。ギリシャ神のような面差しをうつむかせ、なんともステキにうずくまっていらっしゃるのでした。
濃紺のように見えたけれど、多分、黒、の、シャツで、肩から腰にかけて 銀のチェーンがかかっているお衣装。
こんなふうに シンプルなシャツスタイル、とてもお似合いなんですね。
で、この曲がまたまた・・・! 
「I LOVE YOU」という箇所が いくつかあるのですが、それぞれの「音色」が全然違うんです。
最初は、「想いを伝えたい」という、じれったいような切なげな「I LOVE YOU」
そして、突然消えてしまった恋人へ大きな嘆きを込めてI LOVE YOU。
次は神に背く禁断の愛にもだえるような「I LOVE YOU」。
ここが、裏声というのか、高音で超セクシーでございます。
世界が燃えて尽きようとも・・と まるで大波のようにうねり、押し寄せる感情の高まりが、音楽に溶け合って、その中でのI LOVE YOU、そして、最後は 願いを込めたI LOVE YOU・・・なのでした。
や〜、もう、どーしよ〜かと思うくらい大変なことでございました!!!
New York New York
下級生達が盛り上げる中、会場入り口あたりから 突然のご出現に 場内もびっくりでした。
お衣装は、キラキラまばゆいグレー系の豪華エンビで、お袖と、上着の裾あたりにフリルがたくさんあしらわれています。
(アンコール)
The Age of Cathedral(「Notre-Dame de Paris」から)
ローズガーデン「ジェラシー」の赤いお衣装。
前回のDSで、せっかくのこの曲が収録されなかったのでしたが、今回は是非ともビデオに入れていただきたいですね。曲想もステキですが、TOMさまの歌唱力がきわだつ、まさに絶品!です。
Happy X'mas
前曲の余韻を深めるようなノートルダムの鐘の音が響き、それは同時に、クリスマスの鐘の音でもあったのでしょう。
宙組生さん達が、大事そうに赤いキャンドルを持って登場し、歌いながら、TOMさまもご一緒に客席に降りられます。
今回の「20世紀の歌」の、最後の「X」は、クリスマス。TOMさまからのクリスマス プレゼントとして、心を込めて優しい歌声を響かせて下さいました。


酒井先生に 突撃インタビュー

12月26日 阪急インターナショナル会場入り口付近にて 酒井先生を発見し、突撃インタビューを試みました。
とはいえ、小心者ゆえ、オズオズと2,3の質問をするのが精一杯でございました。
20世紀の歌メドレーは どのようにしてお選びになられたのでしょうか。
轟さんのファンは、「大人の方」が多いので、思い出がよみがえるような歌を、とのお考えで選ばれたそうです。
素晴らしい歌詞の曲が多いですが、どなたの訳詞でしょうか?
「ニューヨーク ニューヨーク」などは、以前、宝塚で 深緑なつよさんが歌われたりして、既にあった曲でした。
轟さんが 希望された「The Age of Cathedral」や、「神の思いのまま」などは 酒井先生が 訳されたそうですが、歌詞そのものの訳では、日本人に伝わりにくいものが(宗教観など)あるので、歌の内容などからアレンジされたものも多いそうです。 
特に「神の思いのまま」と、「I」という曲は 素晴らしく、感動いたしました。その選曲にあたってのエピソードなどは?
「神の思いのまま」は、ジルベール ベコーの曲で、「I 」の方は、以前に観た海外ミュージカルの中で、ニグロの少年が歌ったのが とても印象深かったので・・との事でした。
「ただし、なかなか日本人には 歌いきれない曲だと思って いましたが、「轟さんならば」と 思いついて歌ってもらいました。期待以上にすばらしく、さすがだと思いました。」と、 おっしゃって、私も 思わず、いつものノリで「ですよね!ですよね!」と、大拍手した次第です。 

      お喜楽座のみなさまのかんげきろく      

東京パレスホテルDSツリー
大阪 H I I DSツリー <1>
大阪 H I I DSツリー <2>


追憶の日のために・・・






その中に 更に 「偉大なる20世紀のメドレー(AーZ)」

              
     

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