第二回 個展「心の旅」 記念トークショー

’04年 7月23日 東京:よみうりホール
28日 大阪:ホテル阪急インターナショナル <紫苑の間>

<大阪の方で加わったエピソードについては、字の色を変えて表記しました。>

今回の司会は、TOMさまが月組時代にご一緒だった同期の 若林みどりさんでした。
開演前に 若林さんからのご挨拶の中、同期として、TOMさまの理事ご就任を心から喜ぶと同時に、重責を担われるお立場を見守り、応援していきたいというお気持ちを 伝えられました。  

TOMさまのファッション

黒いパンツスーツ。パンツの上に、薄い地で細かいプリーツのあるスカート(ブルーやブラウンの模様)を重ねて。
 ネックレスとブレスレットは、銀色のモールのような(たとえれば、銀紙をダチョウの羽のように切ったような・・・)。 

黒いフード付きロングコートでお袖など何カ所かに、透ける素材がはめこまれたもの。
インナーには、黒地に白い英字が書かれたTシャツと黒パンツ
会場
イスとテーブルの後ろ(大阪では、舞台に向かって左横中央付近)に 大きなスクリーンがあり、「水の静」が映し出されています。
大阪会場は、舞台に向かって縦長です。その為か、中央より後ろ席の方々に、生TOMさまを間近でご覧になれるよう、中央出入口からのご入場となりました。 ホテルスタッフの方に先導され、少し後ろに向かって遠回りしながら、ステージに向かわれました。 ほっそりシャープなお顔だちは勿論、歩かれるお姿にも、凛とした美しさがあふれ、その輝きがまばゆくて、ただタメイキの中で拍手するばかり。

以下、トークショーのご様子を、私の走り書きメモをもとに ご報告いたします。
したがって、聞き違い、聞き漏らしも多々あることと存じますので、もし、修正、補足すべき事などありましたら、
メールにてご連絡下さいますようお願い申し上げます。
また、表現・言葉遣いは、文章用に改めてありますので、実際のニュアンスと異なる場合がございます。



まずは、壇上に上がったTOMさまと若林さんが 「久しぶりだよね〜」と、しばし見つめ合い、しみじみしたご様子。
それから、TOMさまが、客席に、若林さんが、かつては 可愛い男役さんだったと ご紹介。
若林さんからは、客席に「轟さんを、イシちゃんと呼ばせて下さい」と、お伝えになって、いよいよトークショーが始まりました

初めての出会い
私達が初めて出会ったのはお互いに15歳だったんですよね。
その頃のイシちゃんは、もう、なんて可愛いんだろうと思いました。髪が長くて、都会のご令嬢っていう感じで・・・(TOMさまが、「うんうん」とうなずきつつお茶目な笑顔。)
それが、”そげんこつ言うとるとね〜”かなんか言ってね^^。
そうそう、ういういしくて(笑)。
田舎から出てきた怖さや、なまりがキツくて誰も理解してくれなかったりして、いろいろ大変でした(笑)ノルが通訳してくれたりしたのですが。
それまで、大阪弁は、テレビだけの言葉っていう感じでした。結局、皆が話すのは、各地の方言がまじりあった「タカラヅカ弁」で、夏休みが終わると、いろいろな地方のお土産が食べられましたね(笑)
T:中卒が多くて「お子ちゃまが多い期」って言われました。
W:予科生の頃、深夜まで話し合いがあって起きていなくてはいけない事があって・・・(T:ささいな事を 大きく受け止めてしまう年頃でもあって)・・・そんな中、スヤスヤ寝息が聞こえたと思ったらイシちゃんでした。(T:ごめんね〜♪)
「心の旅」という題名について
「自分が実際に行った所だけでなく、行きたいと思った所を、心の中で思い描いて、自分なりに足したり引いたりして描いた作品」という意味です。
絵について
そうして描いた作品を見ると、本来 自分はアバウトな人間だと思っていたけれど、めちゃくちゃ細かくて、神経質なんだな〜と思いました。 相変わらず、「波平さんの毛」のような ひょろっとした筆で描いてます。
性格が絵に反映されるものかも。今の私はこうなんだと認めて進んでいく、それは舞台と同じです。
(作品のタッチが、繊細だということから、「マジメだったかどうか」といった観点で、音楽学校時代の事や、同期とのエピソードに。)
 タカラヅカ入学の為の準備を何もしていなかったので、バレエのポジションも分からない・・・、早く同期と同じレベルに持っていかないと遅れをとってしまう、という状況だったので、とにかく今日の事は今日終わらせたいと思っていました。
声楽なども、一番ビリのクラスで1から6までのうちの6番教室。窓から差し込む光の中で、ぼ〜っと、ちょっとハズレた音を聞いて過ごしました(笑)、若林さんも、真琴さん、愛華さんも一緒でした。ノルは小さい頃から優秀だったよね〜(と言いつつ、二人で ハ〜とタメイキ)(笑)
作品紹介
T:私の作品、あまり近くで見ないでくださいね〜。(笑)
こんなふうに 近くで見れば見るほど、「ここ 手を入れたいな」と思います。
母が絵を習っていた先生に、兄弟全員が習いに行ってました。
小4位から 油彩を始めました。
(W:では、お母様も?) 
母も 私(の個展)に 刺激されているようです^^。
(では いつか、ファミリーの展覧会でも?^^)
「水の静」
木の幹に、実際には無いパープルを使い、実際にあったものを消して描いています。
妖精が居そうな雰囲気にしたいと思って描きました。今回の描き始めの頃の作品です。
「紗塔」
イタリアで、スイス国境近くの風景。廃墟となった建物です。
 日本の風景も好きですが、何故、海外の絵が多いかというと、日本は 真上からの太陽光が多いのに対し、 ヨーロッパは、斜めの光なので陰影がつけやすいとのこと。また、日本に無いものを描きたいという気持ちもあって、旅行も兼ねて、むこうの景色を描いています。
(「しゃとう」と読み、「シャトー」だそう(いたずらっぽい笑顔でご説明されました)。
 タイトルを付けるのは、サインをして、じっと見て、思い浮かんできた言葉です。
廃墟と化した歴史を感じさせる建物のように、何かを訴えかけてくる風景を 自分のものにしたい、という気持ちがあります。
「雨上がりの夜」
パリ近郊のお知り合いの方の家を訪れた時、雨が降っていて、傘を持ってお散歩された時の景色です。
雨に濡れた道や、街灯の光。左は古い教会です。
強い色だけど、溶け込むような・・・。
<色調としては、淡いのと濃いのとでは、どちらがお好き?>
色は、同じ名前でもメーカーによって違うもので、それらをチューブから出して、自分で色を作っていく楽しみがあります。油絵の場合、濃い色の上に淡い色を重ねることも出来る。
淡いのも好きですが、黒の中の黒とかを出していくのも好き。ですので、「どちら」という事はないです。 
「遠征」
フランス北東部 古城ホテルの庭を散歩していた時に見た風景です。
 のぞいて見るのが好きなんですね(笑) きっといろいろな物語があって、この岩窓から、遠征に行く人々を見送ったか、帰って来る人を待っているのかとか・・。ナイフと筆、指も使って、立体感を出した作品です。
この瓦礫(がれき)に自分が立って、「何で人は闘うのだろう」と考えます。
子供頃から、長崎の原爆での悲惨な歴史を聞いて来ましたし、どうして人は平和を望まないのだろうと。
こうした風景に身を置くと悲しくなる時があります。
<作品にメッセージ性を求める事は多いですか?>
そういうものもありますが、単純に、好き、ときめいた、というものもあります。
(下級生時代、台本に、イシちゃんは似顔絵を描いていたという事から、また初舞台の頃の話題に)
「秘蔵写真」という事で、『愛あれば命は永遠に』でのハレルヤコーラスのお写真が映し出されます。
(ナポレオンの戴冠式のシーンで上手花道で歌っている)
「(T)すごいお化粧だったね。しかもカツラが似合わなくて(このカツラを”栗マン”と言ってたそうです)
「(W)ややもすると、寝起きのマダムになっちゃうんですよね」
T:71期からスターは出ないと言われてたんですよね(笑)

T:私は ツムジが二つあって、弟は三つあるんです(笑)(家族全部で20とか?)
足もデカくて。ゲタ箱に入りきれなかったです(爆笑)
(美人と言われて・・・)鼻がゆがんでますし、耳、左右違います。なので、サングラスするとゆがんで来るんですよ(笑)


 初舞台生ロケットのお写真が公開
。この時のお衣装が水着だった事、 ゴールドタイツで足が細く見えた事や、お化粧のこと。
W:当時はイシちゃんはメイクが上手だと思っていたけど、今 見るとひどい^^かも。
T:当時は、めったに笑わないように努めていたんです。
メイクを上級生に教えていただくと、その方のお顔になるもので、”その組のトップのメイクが その組のメイクになる”ものだとか。そのうちに自分のものになっていく、絵と共通するものがありますね。


このラインダンスの”振り”って、今も覚えています。
階段を下りる練習もしたよね。
足が大きいので エライはみだして(笑)
大階段の電球割りました(爆笑)。パンプスがはまった事もあったし。
そして、決められたところだけ「ニッ!」と笑って。(その「ニッ!」の表情に 大爆笑)

私の印象って、「冷たい」「クール」とか言われ、こんなにしゃべる方じゃなかったんです。
無口、というより、”通じない”(笑)。
何か言うと 相手が「は?」って止まってしまうので。
でも、同期に「いいのよ、あの子は。ちいさいんだから」って言ってもらって。
以前、真琴がTCAで、「だいたい文化祭の時も 二枚目役。予科での余興の時も二枚目役だったし、ちょっと イイトコ取りしてる」って言ってましたね。(笑)
結構、いろいろな方に可愛がってもらったと思います。可愛かったかも、自分で言うのもナンですが(笑)。

この舞台では、フィナーレにスカートを付けて出るのですが、その処理が分からなくて。
W:お稽古の時、誰かが スカートを踏んで、ナダレのように落ちてしまったり。
T:帽子が長くて、キッチリ真横を向かないとぶつかってしまうし、
クツが 客席に飛んだことも。いえ、私じゃないです。25半が飛んだらケガしてしまいますから^^。

大失敗としては、「出忘れ」しました。
上級生から「どうして出なかったの?」って言われて・・・・。
ドアの裏で、「ああして こうして」と、スタンバイはしてたんですけどね。
全国ツアーが はじめてで、はりきって、マイクを付け忘れて出てしまい、もう、大きな声で(笑)、
セリフは、感情なんかそっちのけで、叫びましたし、歌は「オタケビ」です(大爆笑)。

「絵」に共通するものがある、という話から「絵と舞台」

(T)舞台は、総合美ではあるけれど、孤独で、自分しか居ない。その意味では、一人で作品を作り上げ、足したり引いたり、<題材=台本>を、どうふくらませ、色を乗せて行くかというところで、似ているかもしれません。

そして、追求するほど面白く、悩んでも答えが出ない。反省が尽きないもの。「これで充分」という事がないものです。
半分は自己満足。半分はエンターテイメント。
一かバチか、やるだけやってみよう!というところが・・・。
若林さんが、「これまで、月→雪→雪トップ→専科→理事 になられ、それぞれの思い入れはあると思うが、絵に描くとしたら、いつの自分を描きたいか」という質問に、それぞれの時代を思い浮かべつつ・・・。
初舞台の頃のナラクの様子などもいいかもしれないですね。
組替えになった時には、終演後、楽屋でビービー泣いて、皆に慰めてもらっいました。すごく寂しかったのですが、でも、後は、このメンバーで出来る時間をと、楽しく過ごしました。」
W「同期も とても心配して、組替え後のお稽古場をのぞきに行って、いじめられてないかしらとか、見に行った」といったエピソードを話ながら、「では ぜひ その場面を」
T「ムンクの”叫び”みたいな絵になるんじゃない?(笑)

などなどの話の流れから、絵を描く時に、肩が凝るTOMさまの、ストレッチ方法を舞台上でご披露くださいました。
 休憩時間になると、自分で言うのもナンですが^^キッチリと筆を清めたりして、置いて、軽くストレッチをします。
立ち上がって、「手を後ろにまわして、肩胛骨をグッと押す」という方法を実演!(とても あんなふうに背中に手が回らないですふつう。)
W「その昔、イシちゃんから足の関節をポキポキさせるのを教えてもらったばっかりに、いまだにクセになってるんです」
T「ごめんね、ヘンな事 教えて(笑)」と言いながら、いまも手をポキポキ鳴らしたり、階段を下りる時に音が鳴ったりすることもおありとか。

実際に 舞台で 指をポキポキと鳴らしてくださいました!
T「間接が太くなるんですよね。日にかざすと むこうが透けて見えるんです(笑)



せっかく立ち上がったので、と言うことで席替え。
作品紹介( 前回個展から)
「日曜日」
 前回は、枯れ木や冬のイメージが多い中、唯一の夏の景色でした。
チュイルリーからルーブルに続く道。
(若林さんがお姉様っぽく、「映像が後ろでも、そっち向くの やめましょね♪」とご注意。どうしても、後ろに出る映像を見ながらお話されるので、せっかくのお顔が見れない、という事で。「はい」と素直にお返事されたが なんとも可愛かったです)
 
「お伽噺の国」
T「モナコの景色です。ヨットハーバーが スルメに見えると言われてムッとしましたが(笑)。
 モナコは、不思議の国のアリスに登場するトランプの兵隊さんが出て来そうな夢のある王国で、それを高台から見下ろしたような景色を描きたいと思いました」
 小さい頃、親から本を読んでもらって、ピーターパンに憧れていました。


「メディシスの泉」
この絵を描いてから、洋画を見ていたら、この景色がバックに映ってました。水、池。河。空を描くのが好きです。
(絵の題材は)こんなふうに、歩いていて、ふと横を向いた時、ちょっとときめいた風景というのがほとんどです。、

「優緋のエッフェル塔」
去年から一年たったんですね(と、感慨深げに画面を見て)・・あ!ここ直したい〜 思いの外、エッフェル塔が伸びてましたね(笑)こんなふうに、やっても やっても答えが無い。もっと先があるような気がしてくるものですね。
 まずは、「個展」という目標を決めて、それに向かって進み、その間にも自問自答するのですが・・。
 この作品は 部屋に飾っています。パリのデパートの屋上から見た景色です。空を見ているのが好きなんです。キリンさんみたい、ぞうさんみたいとかって。ですから空を見てるときは 話しかけないで下さいね(笑)
 


「月見草」

 静物画と風景画が好きです。前年2002年の時に 生けたお花を目の前にして描いたものです。周りの色をどうしようとか、日にちがたつにつれて、ススキが花を開いてしまうので、大急ぎで描きました。
ガラスの中で、枝がどう見えるか、というのも描きたかった題材です 
質問を交えつつ・・・
W「そういえば、ピンクのもぐらのお話を 小耳にはさんだ事がありますが?」
T「そんなもの、はさまないで下さいよ(笑)
子供の頃、モグラを どうしても見たくて、穴にピンク絵の具を流してじっと待ってました。ヘビの穴とか、エタイの知れない穴を じっと見てました。
W「なんか、メルヘンな話かと思ったら・・・」
T「メルヘンですよ(笑)」

W「スケッチに持っていくものは?」
T「ペン・消しゴム付きの柔らかい芯のえんぴつ メモ、小さなスケッチブック、カメラ、フィルム。以前は日本の水(最近はやめました^^)それから、おかき・・・コバラが空いた時、ちょっと口に入れるのにいいですよね。」

W「自画像は?」
T「描いては みたいのですが・・。 描くなら早く描かなきゃ(笑)
”手”は、何度かデッサンした事があって、その昔は”手タレ”になろうかと思ったことも・・(笑)。ぐっと握ると エクボが出来る手に憧れてました。小さい頃から、顔より手が好きです^^。

W「今回の一番のお気に入りは?」
T「『AMOUR』です。一回目の個展の時にも”彼女”で描かせてもらいました。
小さい頃からずっと、ワンちゃんが居ない時がなかったんです。今は、舞台があるので、自分では飼えないのですが。ファミリー ランドなどをお散歩してる人を つい、見てしまいます^^。
今回のでは 特に、光沢のある青いクッションに お顔を乗せて、ベールをかぶったアムールちゃんです。
 白いレースをどう描こうかと思って かぶせてみました。繊細な透明感が描きたかったので。
今の私にしては、二重丸の出来だと思っています。

W「動物を描く時のポイントは?」
T「目です。
生きている目。何かを訴えかけている目。
(この絵でも)何回も描き直しています。
ネコちゃんも好きなんですが、アレルギーなもので^^。
これからも 個展を開いていきたいと思っています。

W「絵の他に、挑戦したいことは?」
T「焼き物・陶芸です^^。で、出来上がりが気に入らなくて壊す、というのが憧れで・・・(笑)」
W「似合いそう。。。」
T「職人さんに 憧れる今日この頃なんです。まだパイロットも、獣医さんになる夢も捨てたワケでは・・・(笑)
いろいろな夢を 追いかけて、がんばっていきたいと思ってます^^。

「飛翔無限」公演中の楽屋では、時間があったので、絵の基礎知識の本や、画材の勉強などをしました。
<人物画を描くとしたら男?女?>
女性の方が、自分と同じだから描きやすいかな。でも、生きている肌の色は、難しいです。
<油絵で大事な点>
被写体は、自分自身が気に入った景色で、それをよく観察する。
童心に返って、色で遊ぶ。
汚れていいカッコで。
道具のお手入れを ちゃんとする。
 ちなみに、「汚れていいカッコ」ということで、今回は 始めたのが初夏で、最初は長袖だったのを、袖を切って、その切った袖で筆を拭いて(笑)。


<やってみたい事>
これまでも、一人舞台とか、新しい事にチャレンジしてきましたが・・。
「獣医さん」になりたいと思った事もありますが、は虫類が触れないですし、
病気の動物を看て、耐えられるかどうか・・・。
陶芸は やってみたいです。骨壺を、その人のイメージにあわせて作って焼くとか^^。習いたいと思ってます。
 いろいろやってみたい方です。中学では、体育部、放送部・・・、風紀委員もやってましたし。
<飛行機からの景色も描いたらどうですか?>
今回、ニース、コートダジュールのあたりの景色がそうです。
飛行機はもともと好きです。ふだん見ている空の上に居るんだなと思って・・・。



今後の舞台
W:今年、イシちゃんは、舞台生活20周年を迎えました(会場、大拍手)
春日野先生のなさった作品「花供養」に出演されるということですが。
T:後水尾天皇、「ごみのお天皇」「ごみの天皇」と、読み方が二通りあるようです。
既に台本は頂いてあります。
時代と、自分の立場から、俗世を捨てて出家するというお話。正室の和子(まさこ)が、山科あいちゃんです。
「天皇」という役は、エネルギーを抑え、その押さえ込み、こらえる力に、 かえって強いものを感じる時がある。そのあたりが伝わるようにしたい。
私自身との戦いです。既に戦闘態勢に入っております。
 
雪組公演について
11月12日〜12月14日 大劇場
1月2日〜2月13日 東京 です。
久しぶりのスーツものが楽しみですね。
下着メーカーの御曹司の役(「着けて出ませんよ」(爆笑))
ショーは、三人の先生方の演出でオムニバス形式に。1,2,3部と分かれて先生が担当されます。
一部では、”バラの蒐集家”です^^。
今回、ポスターだけでなく、横尾先生が スタッフとして参加されるそうです。

先日 横尾先生にお目にかかった時、「今度、スタッフになるんだぁ♪」と、少年のように目をキラキラさせておっしゃってました。本当に、タカラヅカを愛していらっしゃるんだな〜と、あふれる才能を生かしていただけたら、と思います。(「理事としてのご意見ですね、と若林さん^^)
ご挨拶(立ち上がって)
今回のトークショーでは、同期のドリちゃんと会えて嬉しかったです。
第二回個展の初日に、立礼させていただきました。
お客様が目を細めて 作品近くに寄って見て下さっているのを見るのが楽しかったです。
暑いですが、田崎真珠にいらして下さい。

ご挨拶が終わり、TOMさまが舞台袖に入られると、若林さんが、
「71期を代表して申し上げさせていただきます。
愛する同期、轟 悠を どうぞよろしくお願い致します」
と 深くお辞儀をなさって、終演いたしました。

以上

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