Re: スペシャル トークショー〔続き) (No.8743への返信) - やうこ
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私が もたもたしている間に、ミラクルさま、ゆかどんぐりさまが ご報告くださり(ありがとうございます!)
以下、重複したりしていますが、書かせていただきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ と~にかく、たくさんご紹介したいお話がありましたが、いくつか印象的だったことを・・・
<少女時代> 男兄弟の中で育ち、お洋服もお兄様のお下がりを着ていたり
(その頃の写真をご覧になって、唯一女の子らしいと思われるのが、フリフリレースのソックスだけ、とか) 四人並んでいらっしゃると、「いい坊ちゃん達」と言われたりとか。 「もし ご実家に帰られたら したいことは?」とのご質問に、
まず お仏壇に手を合わせること。
そして、時を忘れ、鳥のさえずりで目覚めるような ゆっくりした時間を過ごしたい」とのことです。
<新人時代> 司会の方が、「ベルばら新人公演で主役をされた時の『ボレロ』の素敵だった事が忘れられない」と言われ、 当時、同期の鮎さんが娘役として大変な立場でいらしたことを側で見ていらしたので、 『ボレロ』の階段では「自分が落ちても鮎だけは絶対に落とさない!」と頑張られたとか(さすが男役のカガミ!)。 自分達の未熟さを知っていたし、いくら頑張っても出来ない事もあるので、あとはハートしかない!と、 見る人のハートをつかもうという気持ちを込めて踊られたそうです。
「恋人達の神話」の前の「リトルヒーロー」では、半ベソで 先生に「(役を)下ろして下さい」と頼みに行った
というエピソードを話され、その時の半べそ顔が すんごく可愛くて^^。 <半べそ> といえば、(以下、ゆかどんぐりさまが分かりやすく書いて下さっていますが) 初めてのバトラー役をされた時、植田先生(ふだんは とても優しいが、怒ると ものすごく怖いそうで)に、
最初の立ち稽古の時に「台本を 離してない!」ということですごく怒られたというエピソードを。 スカーレットを階段に引っ張っていくシーンで、何歩で階段に向かうとか 細かい段取りがあるため、
まだ台本が頭に入りきれていなかった事を叱責され、帰宅してから半ベソで着ていたシャツを捨てた
(「縁起が悪い」とか そのあたりの心理描写が面白かったです)。 怒られて当然の事だったので、二日間で全部覚えて次に臨まれた、との事。 こうしたご経験を、明るく語られましたが、実際、ハードな毎日の中、
心身共に相当なご苦労を積まれて来られたのだと感無量にもなりました。
そうしたご苦労も全て、ひとたび舞台に立ち、お客様の拍手を頂けば、一気に喜びに変わる、という事で、 このトークショーの中で、何度も、お客様への感謝のお言葉を口にされました。
そして、先日、テレビで、60歳でボディビルダーになった女性をご覧になり、
何かを始めるのに遅すぎるということはない、と勇気付けられたそうです。 また、ある職人の方が話されていた事で「甘えず 焦らず あきらめず」という言葉、 それから「一日一善」も心がけていらしゃるとか。
絵についても、ご幼少期から絵を描くことがお好きで、賞なども取る実力をお持ちだったようですが、 専科に入られた時 「やりたい事」が絵を描くことと焼き物作り(骨壷を作りたいそうで^^)。 そのうちの陶芸は焼くのが大変そうなので(でも、ご実家で窯をお持ちだったことが判明されたそうです) だったとか。 そして、(あり得ませんが)、宝塚をやめたら舞台の背景画?を描くお仕事がしたいそうです。
そして、星組公演のご紹介、年末の東京文化会館の「日舞とオーケストラ」のご案内を。 特に、東京文化会館のお話は、最初、タカラヅカスペシャルの日と近くて、迷われたそうですが、 なかなか立てない貴重な舞台でもあり、「今でなければ出来ない。今だから出来る」との思いで
お受けになられたそうです。
そんなこんなで、お話の内容も勿論ですが、ミラクルさまが書いて下さっているように、 手の動き、表情の変化が どれも 絵のようなお美しさで・・・ 見とれているうちに あっと言うまにお開きになってしまったのでした。
やうこ
[No.8746] 2014/05/26(Mon) 02:27:31
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