第一回轟悠個展「心の旅」開催記念
『轟 悠 スペシャル・トークショー』

東京大阪出品作

このご報告を読んでくださる皆さまへの お願い
今回のトークショーは、通常の公演時のお茶会等と違い、ご趣味の絵画を公開されるお喜びを、ファンの方達にお伝えしたいというTOMさまのお気持ちが溢れていて、とてもリラックスした雰囲気の中で進行しました。

 それらを、こうした文字でお伝えする場合、TOMさまの優しいまなざしや、お茶目な口調、といった温かな温度感が伝わらず、言葉だけの一人歩きが、思わぬ誤解を生じそうな懸念を抱かずにいられません。
 そこで、皆さまには 読みにくくなって申し訳ないとは存じますが、途中で、私の勝手な解釈も交えてのご報告とさせていただきます。 一応、以下のように色別に表示いたしますが、混乱が予想されますこと、お含みおき下さいますように・・・。

    TOMさまのお言葉内容(”そのまま”ではありません)
    司会(竹下さん)の質問内容
    やうこの解釈(夢悠病エッセンス入り)

また、私のメモ書きも例によって「エエカゲン」な部分もあり、正確なものではございません。お気づきのことがお有りでしたら、ご遠慮なく メールにてご指摘くださいませ。
  という訳で、今回のご報告は内容が不確実でもあり、やうこのアレンジで書いておりますので、
このページの転載、引用などは くれぐれもなさいませんように、お願い申し上げます。

於)第一ホテル東京 5階「ラ・ローズ」 3月12日   第一回  第二回

このトークショーが始まる前に、銀座の田崎真珠さん8階にて 11時より個展がオープンし
早朝より並んだ400人以上の方が詰めかけました。
エレベーターを上がるとそこに TOMさまが はにかむようにフツーに立っていらして(kazukoさま他の皆様談)
「ありがとうございます」と 一人一人にご挨拶をしてくださいました。
30分後、トークショー会場に向けて出られる時も ファンの間を縫うような至近距離の中を 
お幸せそうな笑顔で会釈されながら お車の助手席に。

トークショー会場は、豪華なシャンデリアがきらめいた広いティルームになっていました。
12〜13名掛けの丸テーブルが並ぶ客席の前に 高い壇があり、その上の丸テーブルにイスが二つ。
TOMさまと、司会の竹下典子さんが ご一緒に座られます。

第一回   12:30〜13:30(tea time 12:00から) 

小さなケーキとクッキー&アイスティのティタイムが終わる頃に、竹下さんの明るいご挨拶があり、ついに・・大歓声の中、舞台袖からTOMさまご登場。(グレーのジャケットスーツ インナーは濃紫タートルネック、エルメスの皮チョーカー)
ご挨拶(立ったまま)
こんなに大勢のお客様にお集まりいただき、ありがとうございます。
本日から4日間 個展を開かせていただきます。
(本当に嬉しそうな笑顔で会場を見渡して)先ほど 会場にいらっしゃったお顔もチラチラ見えますが・・・。
何せ趣味の延長でございますので、どうぞ寛い目でご覧いただけたら光栄です。
司会の竹下さんとも久しぶりにお目にかかりますが、どんな質問をされるかドキドキしております。
どうぞ 楽しんでお過ごしくださいませ。
お飲み物は何でも大丈夫ですか
はい。お酒以外なら・・・ と、お話ししながらご着席。低めの普通のイスに 普通に座られるお姿を拝見したのは 初めてかもしれず、それだけでも 心ときめくトークショーの始まりです。
竹下さんが、横のお席のお客様の為に、途中30分で、TOMさまとお席を替わってくださるとのご配慮。拍手!
「心の旅」というタイトル・内容について
私が実際に行った場所、行ってみたい所、ということでいろいろ考えたのですが・・その中で一番マトモそうなのにしました♪
油絵30点、デッサン8点ほど それから、なかなか皆様にお見せできなかった芸術祭賞トロフィーと賞状、とミュージカル大賞のトロフィー、公演パネル10点となっています
銀座で個展を、というのは なかなか大変なことですが・・。
うですね。 銀座で開催できるというだけでも光栄なことですが、田崎さんのホールは、白を基調とした女性らしい素敵な雰囲気がありますし、照明と額とで絵をひきたてて下さっている感じがしました。
ほんとっうに絵がお上手なんですねえ!
そうおっしゃる竹下さんも素敵な絵を描かれるんですよね。
私は 葦原邦子さんの息子さんに教えていただきました。轟さんはどのように・・?
(という事で絵の勉強について)
フランスに行った時などに、画廊や美術館を見ることで勉強になりました。
また、「凱旋門」の舞台装置も、遠くから見たり近くから見たりして・・。
20年ぶりの油絵です。筆のタッチなど粗野な部分がたくさんありますが、今回は、好きと言うだけで描かせていただきました。
 小さい頃から絵が好きで、先生について水彩画を習っていて、小学校の展覧会で 生まれて初めてトロフィーを頂いたんです。そして、小学校4,5年の時に先生から油彩をやってみたら、と言われ、大人になったようで嬉しくて、その頃の夢は「いつかは”にかてん”に出すんだ」と 小生意気にも思ったりしてました。実は「二科展」が何か知らなかったんですけれど
(笑)その後、宝塚に入ってからは、全く描かなくなりました。組本とかに簡単なイラスト等は描いたことがありますが。
じゃ、小学校の時の図画工作は「5」でしたね
はい、で、音楽とかの成績はあまり良くなかったし、体育も3位だったりしたんです。そして、嫌いな科目は教科書も開かなかったりして、ガンコな、ヘンな子で・・(笑)。
変わらないですね(笑)
は〜い ますます磨きがかかってます。(このあたり、いたずらっぽく ハハハハと笑うお声が 少年(?)のようでもあり、 とてもチャーミング)
子供時代の夢
パイロット、獣医さん、絵描き、日舞のおっしょさん等
お好きな画家は?
「この人」というのは無いです。皆、それぞれの良さがありますし。
今回、私の絵を たとえば絵の事があまり分からない方がご覧になったときにも、「あ、きれいな絵だな」と思ったり、なごんで下さったらいいなと思います。

 はい、なごみましたよ〜
(笑) そう言わせちゃったでしょうか?
人物画は描かないのですか?
生きている感じにならなくて(笑) 自分で納得がいかないので、たぶん、これから先も描かないでしょう〜♪
第一、人を描くって、気を遣いますよね、きれいに描かないと悪い・・と思ったりして。
そういう意味では いつか自画像は 描けたらいいなと・・誰からも文句が出ませんし・・若いウチがいいと思います(笑)。
自分の顔は お化粧をするので、欠点がよく判ります。

絵が描ける方は お化粧が上手って聞きますが。
とは限りません。下級生の頃は ひどいですもの(ね?と 周りに確認されるように。う〜む、そういえば ちょっと濃ゆいかも)
製作日数について
この30点あまりの絵を ほぼ一年間で描かれたワケですが、初めの頃は、個展という事を考えていらっしゃらなかったそうです。
専科に行ってから、持てるようになった時間で 何をするかと考えて、小さい頃に好きだった絵を描き始め、そのことを歌劇団に言ったら、「じゃ 個展をやりましょう」ということに。
 そこで、家の中に 絵を描くスペースを グッと空けて、敷物を敷いて、道具を揃えて・・と、本格的に始めることになって、少し緊張しました。
自分の気持ちのままに・・と思っていたのに、個展が決まったとたん「お見せするんだ」という意識が芽生えて・・。
でも、描いているうちに、とっても楽しくなっていきました。
舞台での幸せとは違う幸せ、今までと違う自分というものを発見したような気がしました。
♪ 歌って踊って絵も描ける♪(笑)
自分を解き放つ幸せ。
ふと、鼻歌を歌っている自分に気が付いたり・・・。


お幸せだからでしょうか、少しふっくらされましたね。

太ったんです(笑)
舞台に入ると神経が張り詰めていますが、今はそうじゃないので。

なんだか、とてもおきれになったと思いますが、そう言われませんか?
言われるんですよ〜(オメメをキョロっとして いたずらっぽい笑顔で)

何かあったんですか?
(マイクを持つ手を振るようにして笑いながら)
別に!
でも嬉しいですね。この年で きれいになったって言われると。

毎日必死に 一つのものを創り上げ、自分をとことん追いつめ、落として、そして上げていく・・、そういう生活も好きだけれど、今のように余裕があるのもいいですね。


 やうこが知る限り、これまでのTOMさまは、お茶会などで下級生さん達に「おきれいで」等と言われると、すぐさま話題を相手のお話に変えてしまうような方でした。人から誉められる事にシャイな余り、少々”お固い”印象があったように思います。ですから、ここで「フフフ」と軽く照れ笑いなどされつつも、「きれいになったって言われるんですよ〜」というように受けられた事に、かなりの驚きでした。
 竹下さんは、シャープで楽しいツッコミで有名な方だそうですので、今回のトークショーを受けられたTOMさまも、まっすぐに”受けて立つ覚悟”をなさったからなのかもしれませんが、もしかしたら、この一年間、絵の制作に向かわれる中で経ていらした「心の旅」が、本当に、お気持ちを開放されて、(ちょっと失礼な言い方かもしれませんが)素直(すなお)なお気持ちで会話を受けられるようになられたのではないかと思われるのでした。
 その思いは、この後の会話にも しばしば感じる事ができ、雪組トップとしての厳しいお立場・重責の大きさを改めて知る、と同時に、今、これからを ご自分らしく生きるだけでなく、周りの状況も感謝の中に受け入れて行こうとされる大きくて広いお心を感じ取ることが出来て ほんとうに胸が熱くなったのでした。
絵を描くときはどんな感じでしょうか
鼻歌は どんなのですか?
 ふふふン♪とか〜

個展会場でも流しているような シャンソンのCDをかけています。
パリに行った時のことを思い出しながら・・・。
カフェのお兄さんが こう言ってた、とか、カフェでグラスワインをサービスしてもらったとか・・・。

(オメメを 少し細めながら 遠くをみるようなまなざしで)

そういえば、私、パリでは結構モテルんです(笑)。
日本では チカンにも会ったことないのに。
以前、星原さんが「チカンに会ったことある」と言われて、ショックだったんですが
(大爆笑・・・「ショックだったんです」という言い方も女の子っぽくて新鮮!)
どうも、パリでは男の子に見えるようですし、イタリア人に間違われたりします。
それぞれの絵に付けられているタイトルについて
絵だけでなく、タイトルも 私の気持ちを表現していると思いますので、味わっていただきたいです。

「優緋(ゆうひ)のエッフェル塔」とか、文字から伝わるものがありますね。
文章を書いたり 話すのは苦手ですが、たとえば「夕日」だと 気持ちに合わないんです・・空の移り変わりを見て感じた私のイメージに合う字は?と 考えて それにしました。
「凱旋門の響き」は、初めは周りも描いていたのですが、何回もやり直し、結局、バックを全部つぶしてしまいました。
周りは要らない。空気も地面も動いているように・・との思いから「凱旋門の響き」にしたんです。
見る人のイメージをふくらませるような絵が描きたいですし、単純な絵を見て いろいろ思って欲しいなと思います。


「コルシカの夏」は?
前半に描いた絵で、ナイフと筆を使って時間をかけて描きました。私らしいものが出ているかなと思い、自分でも お気に入りです。

轟さんらしい絵って?
(しばし考えて)チョッと細かい・・かな(笑)。
舞台にも こういうところがあるのかなと思います。
サザエさんの波平サンの髪の毛みたいな、細〜い筆で じっくり描くんです。
全体的なご感想として
20年ぶりに絵筆を取ったにしては まあまあかなと。
習った先生から「道具を大事にしなさい」とおっしゃられた事を思い出すのですが、何を描いたかも忘れてしまったのですが。
パリは 日本には無い やわらかい光があります。初めてパリに連れて行ってくれた同期のいらかに感謝しています。
彼女も今日の個展オープニングに来てくれたのですが、ファンの方々に圧倒されて、あっという間に帰ってしまいましたが(笑)


絵を描く時と 舞台の時の違いは?

心地よい緊張感は 舞台と同じです。
違うのは・・・恥ずかしさ、「これ 見せて大丈夫かしら」っていうような。
今 見ても”修正したい”って思うのだけれど、キリがないですものね。
どう思われるかな、というだけじゃなく、「お見せしていいのかな」って。
 ちょっと気弱な轟 悠です(笑)。

 ここで、お席の交替です。 左右のお客様に均等に TOMさまのお顔が見られて大好評でした。
絵を描かれるときの スタイルは?

ふつうの部屋着です。

わかりません。普通といってもねえ〜(と、客席に同意を促しつつ)

(笑)柔らかな肌触りの ベージュの上下で、
ブカブカのソックスはいて、腕まくりして、汚れまくって・・ほっぺに絵の具が付いたりしています。


お休み中、毎日 描いていらしたんですか?

(ちょっと重々しく)はい
朝9時から描いてました。
舞台がないからといっても、ちゃんと、OLさんのように働こうと思って・・・。
7:00〜7:30、お寝坊しても8:00には起きて、朝食も作って、その後、食器も洗って
(ええーーっ?という会場のドヨメキに)、早めに洗ったほうがいいですよ♪置いとくと 良くないと思います〜
そして、昼食50分。
3時のおやつ20分ほど。
 最初に予定表を作って。 好きなんです、予定表作るの(笑)
ほ〜 っと感心する竹下さんに ご満悦)
 初めの数週間は、休憩もせず、お昼を食べるのも忘れてしまい、それでは身体に悪いですから。
規則正しいですよ。
早寝 早起き!いまだにそうです
(嬉しそうに)

描く手順など・・・

「ベルサイユの庭」のように、二つでひとつの絵は、イーゼルを二つ並べて 同時進行させました。
また、ひとつの作品にかかりながら、別のにも取りかかったり・・。

どんな楽しみがありましたか?

気に入らなくて 全部削ってベースからやりなおした事もあったし、思うような色が出なかったりもしますが、パレットをお掃除していて 微妙な色が作れたり・・。色を作る楽しさでしょうか。
後かたづけで、セッケンを使って 波平さんの筆を 手で そーーっと洗ったりしながら、今日の出来映えを見たりする「満足タイム」。
晩ご飯が美味しくいただけて、気分良く眠れ、寝てからも 自分の色を見つける・・そんな楽しみがありました。

描きかたは?
構図の取り方など、基本を忘れてしまっているので、ほぼ自己流です。
普通の紙に バランスをとって描いてから、キャンバスに・・。(ちょうど 会場で赤ちゃんが泣いて)壁に描いちゃダメですよ〜♪

仕事としては、宝塚以外に やりたい仕事はないですが、宝塚の舞台も好きでさせていただき、こうして、絵も個展を開かせていただいて、これから先、好きなことを 両立できて、続けていけるものなら、すごく幸せだと思います。

これからまた、旅行したりして、いろいろなものを見てセンスを磨き、感性を豊かにしていきたいです。
そうしたことが 舞台にもかえってくるのではないかと思います。観察力や集中力が鍛えられますし。

劇団の練習にもあるんですよ。振り付けの先生が、生徒の一人を立たせて その人を観察し、次ぎに衣服の変わったところを見させる・・とか。

じゃ、人を見抜く力も養われますね?

あら。
これから、人をじっと見るようになるかしら(笑)。

ミュージカル大賞を取られたんですね
ミュージカルになっている作品ということで「風と共に去りぬ」が選ばれました。
3時間もにわたる授賞式でしたが、いろいろなお話しがお聞きできました。映画にかけるご苦労や 熱意の高さを感じました。そんな中で 私が居ていいのかしらと思いましたが。
司会の方の奥様が卒業生ということもあってお話しされる中、急に「バトラーのセリフを」と言われたのですが・・金貨を値切っちゃって、スカーレットを安くダンスに誘ってしまいました(笑)
 受賞者の皆様は それぞれ輝いている方々で エネルギーを感じました。
中でも 森 光子さん!
森光子さんとは お衣装部さんが一緒ということもあって、これまで直接にお会いしたことはないに良く存じ上げていたもので、お互いに「おおっ〜!」という感じで(笑)


これから宝塚の代表として外部に出る機会も増えますね。
多くの方に認めていただける事は とても励みになりますが、自分らしく努めていきたいです。
これから 絵でめざすのは二科展ですね(笑)
(そーんな〜と、手を振りながら) 「バカなこと言ってるんじゃないわよ」と言ってる自分がいます。
小さい頃に 絵を習われたというのは・・
母が絵が好きで習っていたので、私達兄弟に習わせたのですが、私だけが続いて。
では、ご両親に感謝ですね。
はい。感謝しています。
母は まだ続けていて、
「あなたに負けないように 私も頑張るわ」って、妙にライバル意識を燃やしてます(笑)

お母様は どんな絵を?
ずっと以前ですが、100号くらいのキャンバスに私を描いたことがありました。
で、「ね、脱いでくれる?」って。(場内 大爆笑!)
「今の(中学一年)若さ、今のあなたは 二度と戻ってこないのよ」、若さほど美しいものはないんだからって言うんです。

ど、どうされたんですか?
だったら自分を描いたらって言って(笑)。
結局、肩から上なら、とOKしました。真っ赤な花の中に ぼっと浮かんでるんですが。今、どこかにしまってあるんじゃないでしょうか。


じゃあ、そのうち、親子展などされたらステキですね。親孝行になるんじゃないですか。
その必要がないくらい 元気なんですよ(笑)

今回の個展について 何かおっしゃられましたか?
大丈夫なの?って心配していました。
ファンの皆様は お優しいから ヘンなのでもニッコリして見て下さるでしょうけど・・と。
何事もですが、細く長く続けていくことが大切だと、私もそう思います。


絵の販売は なさらないんでしょうか?
売れる自信はないです。劇団に問い合わせも来ているようなのですが。
次回 花組公演について
4月11日が集合日となっていて、今からワクワクしています。
イトルは?
(おチャメに 目を斜め上にして ちょっと考えてから)・・言えません。 ”なんとか風”とか(笑)
(客席に訴えるように)もう、いじわるなんですよ竹下さん。さっき「私が言うから大丈夫」って言ってらしたんですけど。。。
先日ポスター撮りがありました。 お芝居の方で私が 一人で右端上に。左下にショーの部分で花組三人が写っています。

長い髪を束ねて、殿様のスタイルに・・あ、今、志村ケンさん思い出したでしょう?
白塗りじゃありませんからね(笑)


お化粧は?
谷先生が、「薄くしてくれ」とおっしゃるので、ごく薄化粧になっています。
例の波平さんの筆を持って行けば良かった、と思うように、アイラインも ごく薄く細く書いています。
 ナチュラル メイクで カツラが似合うっていうのも困りものですが・・・。

今度の舞台は、幕開きと最後は「春櫻賦」の振り付けの先生です。
山村流・・・つまり 地唄舞の振りというのは重心が後ろにあって、花柳流とは全く違うんです。
動きが無いようでいて、実は汗びっしょりになる舞なんです。

ショーの方では、娘役とのデュエットダンスがあるかもしれませんが、相手が誰かは 決まっていません。
上手な人と組みたいですね、私が ダンスが得意ではないので(笑)
音楽学校の試験の時にも、相手に引っ張ってもらって良い成績が取れました。ちなみに その彼女は 音楽学校で先生やっています(笑)
さて、短い時間でしたが そろそろこのあたりで・・(立ち上がってご挨拶をされました)。
こんなに幸せでいいのかと思うくらい、幸せに漬かっています。
こうした幸せは、日頃、ファンの方々が支えてくださっているから、という感謝の気持ちで会場におりました。

作品の一点一点を 我が子のような感じで描いております。ですから、会場のソファーに座って ゆっくりとご覧いただくことが私の喜びです。
本日は本当に ありがとうございました。








第二回   15:00〜16:00(tea time14:30から)
(一回目と同じ内容の場合、一部省略しています)

お召しかえ  黒ジャケット グレーシャツの下 黒インナー
「ちょっと身体が温まったので・・。クローゼットの中は全部真っ黒です。
朝早くからたくさん並んで下さってドキドキしました。
搬入の時、絵を並べる順番などに3時間くらいかかりました。二つで一つになっているもの、とか、「順路」に逆らって見なくて済むように。。と考えました。
並び終わってから見てみると、、イーゼルにかかって、照明が当たり、シャンソンが流れて、絵が何倍もステキに見えて 嬉しかったです。。
昨日はドキドキして眠れなかったです。今日、良いお天気で良かった。

入り口で皆様をお迎えし、
皆様が私を見られますが、私じゃなく、主役は絵なんですが、立ち止まってニコッとされたり(笑)、でも、皆様が絵をご覧になっている姿を見てほっとしました。
作品の題材は、私が見たもの、気に入った風景などに、私の感じた何かをプラスしています。
タイトルと併せて、私が旅行などで感じた何かを感じて下さったらと思います
フランスについて
フランス語は挨拶程度しかできません
仏語の堪能な同期に連れて行ってもらって初めて行ってから何度か行ってます。

絵のタイトルの仏語は、辞書で調べて、TCAの担当者にチェックしてもらって付けました。

絵との出会い
初めは気がついたらクレヨンで画用紙に落書きしていて、それから絵を習い始め、生まれて初めてのトロフィーは、小学校3,4年生頃の絵でした。宝塚を受験して以後、20年ぶりに絵筆をとりなおしたのです。
子供時代・ワンパクだったらしいですね〜(笑
(笑)そうなんです。幼稚園の先生が親に告げ口した連絡帳を見たことがあるんですけど。。。
ちっちゃい頃から負けず嫌いだったんですね)今、磨きがかかってますけど(笑)
個展を開くのが私の夢でした。
日舞も、1月3日に祝舞を舞いましたが、緊張もしたし、心地よさも感じました。もっともっと努力しないとと思いました。
絵は、同期ではミノルも描くし・・

(愛華さんもですね
え?スタジオパークで そんなことおっしゃってましたよへ〜では今度ぜひ・・
まみさんは描かれるんでしょうかね?寝ていると思います。
彼女、歩きながら寝ていますから(笑)。
ご両親に感謝ですね。
はい。
こうして、皆さまにお見せする機会が出来て良かったです。
小さい頃からお稽古事をいろいろとやって・・・、ピアノはダメでしたが・・、何が合うか分からないですよね。
舞台と絵
最初に、個展をすると決まった時は「しなきゃー」と思いましたが、実際に描いているうちに楽しくなって。
舞台では、演じさせていただく幸せもありますが、客席からの笑顔と共に得る幸せが多いです。

絵を描いている時には、一人で別の幸せを感じ、その幸せを味わえる自分が幸せだと思うんです。
絵を描く時には
初めは、予定を組まずにやっていたので、食事時間も忘れて没頭してしまい、身体に悪いと思い、OLさん達に習って、朝9時から夜6時まで、12時から50分昼食、3時に20分おやつタイム、と決めてやりました。
それで、ちゃんと、お掃除も お洗濯もやります(ちょっと自慢げっぽく竹下さんを見ながら)
その間に お友達が来たらどうするんですか?
いえ、誰も来ませんね〜。山奥なんで(笑)
お食事は どんなものを?
おなべは、一人でつつくのはちょっと寂しいので、焼く、炒める、くらいです。サラダも作りますよ。
マメですねえ。
う〜ん 細かいところがあるかもしれません。
サザエさんの波平さんみたいな・・(細い筆)
何の話でしたっけ?
こまかいって話です。
私って、なんて細かいんだろうと思います。
ある方に 絵は、車の運転と同じで 地が出るって言われて ドキッとしました。

でも、空とか バンバン描いていらっしゃる。
私ね、まっすぐに書けるんです。線を。
今まで何の役にもたたなかったんですけど
(笑)。舞台で何ミリとかって関係ないですから。
でも今回それが役に立ったんです。
 だいたい、お部屋の模様替えの時にも、きちっと計ってやるし。
衣装もこだわられるそうですね。
ええ。ズボンなども、左右の足の長さの違いが3ミリとか、5ミリとかって、きちんとお直ししていただきます。
じゃ、お化粧にも お時間がかかるんですか?
日本物から洋ものに変わる時には、髪や着替えもあって忙しいですので、ある程度の思い切りの良さも必要ですし
轟さんの絵が なごむというのは、繊細だからかもしれませんね。
見て下さる方の好みもあると思いますけれど。
でも、20年ぶりに 一生懸命に描いた絵ですから とても愛しいです。ですので売りません(笑)
販売するとなれば、売ってしまえば終わりになってしまいますし・・。お値段のつけようもなく・・

オークションっていうテもありますよ〜
そういえば、あの、ゴッホの絵の時に思ったのは、絵の値打ちって、人が見て美しいと心打たれればそれでいいのじゃないかと・・。ですから、売るとすれば画材のお代金だけ(笑)
人物画は?
奈良の大仏以外、人は描いてないです。
人物は下手です(きっぱり!)
トライしたこともあるけれど、ひどかったですから。
風景画の方が落ち着きます。


「凱旋門の響き」では、周りの車なども全て消して土の部分も2,3回変えました。
バックミュージックは シャンソンを流して。。
アムールちゃんの絵は、
小さい頃には、ワンちゃんに子守をしてもらってたらしいんです。
シェパードで、その上に乗ったり、危ないとパンツの端を クッとくわえて引っ張ってくれたりとか・・。目と目で通じ合う仲だったみたいで。
大仏の大掃除の絵は、額に入れることを考えていなかったので、上下が描いてないんです。
月見華(はな)は、描いている間に すすきが ポッポ ポッポ開いちゃって、お願いだから開かないでぇ〜っと。
事前にお客様からの質問を受け付けてあったので、それを読みながらのお話しに。
芸術祭のトロフィーの先が欠けたようになっていましたが?
やっぱり お気付きになられたんですね(笑)
授賞式の後で、宅急便のお兄さんが届けてくれたんですが、クッション入れて、大事に包んであったはずなんですが、開けたら、既に欠けていたんです。
形あるものは・・と言いますので、仕方ないかと思いましたが、知人が、今後のこともあるので伝えておくべきだと言うので、呼んで、みてもらったんです。そうしたら、お詫びのしるしに赤いエプロンもらいました(笑)
皆さま、あまり 細かいところを見ないでくださいね〜♪
オレンジ色がお嫌いだと聞きましたが
初舞台生の時に 写真が並ぶんですが、11番目の私の顔だけが くすんでたんです。
 色が黒かったんです。
で、「焼けた肌には オレンジが似合う」と言われ、”嫌い”と、「乙女」に書きました(場内爆笑)
今は嫌いな色ではありません。

だって今は 色白・・
でしょう? 毎晩 ハイターで漂白してます・・・(笑)
落ち込んだ時には 何をされますか?
落ち込む時っていうのは、舞台でのことが主です。
人に何か言われて落ち込むという事はないんです。人の考え方やものの見方は それぞれ違いますから。
舞台で、これだけ出せる!と思って行ったのに、表現できなかったりする時、自分自身に怒るんです。
もっと出来ると思っていた自分を怒ります。
そう言うときは、だいたい、空を見上げます。雨に打たれても。

何か カッコイイですねえ。
天に向かって 雨に打たれたりしていると、何でも神様って居るんじゃないかと思えるし・・。
宝塚は星がきれいに見えますし・・。
それと ワンちゃんです。ペットショップも 見るだけですが行きます。
あとは、美味しいものを食べて寝る!
絵を描くための努力はしましたか?
・・・努力というのは・・していません。
前からしたいと思っていたことが、偶然、余裕ができて、そして 会場が決まって・・と言った具合で、周りの方々のおかげで、周りの方々の努力で出来たことです
一番のお気に入りは?
皆さまが一番いいと思われる作品がそうです。
画集やハガキを出して欲しい
TCA、歌劇団にお願いしないと・・・自費出版だと大変だし(笑)
いつ頃から そのようなハスキーボイスに?
幼稚園の頃からです(場内 爆笑!)
小学校1年の時に、童話を覚えて読む、というのがありました。その時のテープがあったので聞いたんです。
「アリとキリギリス」でした。
で、アリさんと キリギリスさんの声を変えて お話するんですよ。
”ラ行”が言えてなくて、しかも ハスキーでした。
そこに、時々、母か誰かの声で
「違うでしょーーっ!」
っていう声が入ってるんです。結構、スパルタでしたね
(笑)

じゃ、結構、教育ママだったんですね?
カンペキです。(笑)
いろいろなお稽古事をやらされていました。
そろばんなんかは、はじくのが大変なので 暗算していたので、暗算、早かったですよ
(笑)
絵を描くファッションは
普通のお部屋着です。肌触りのいい、ベージュので。
ちなみに、クツは25.5です。気に入ったら 同じ物を二足買うんです。
花組公演、今後の予定について
(一回目と同じ部分は省略)
花組の約半分は「風共」で一緒しましたし、ナトリさん、リツさん、マヤさんという専科の方々と、専科部屋4人です(笑)。
せいぜい化粧前を女性らしくきれいにしようと思ってるんですが・・・(無理かも、と笑いながら)
組長さんも よく存じていますので、安心しています。
けれど、しばらく大劇場公演がありませんでしたので、初心に帰ったような、集合前のドキドキ感があります。
去年は、大阪方面のファンの方々には申し訳ない状況でした。その分、こちら東京の方々は、旅費も使わずに済んで良かったですね(笑)
 秋には舞踊会に出ます。
でも、本当は、私、やりたいのは芸者さん。黒いお着物をおひきずりにして
(笑)
お似合いでは?
面長(おもなが)で似合わない(笑)。 以前、同期で余興をするときにやったことがあるんですけど。(思いだし笑いのまなざし)

これから やりたいのは、
日舞です。名取(なとり)は、15歳で取れる事になっていましたが、私の場合、丁度、宝塚を受験したので取っていないんです。それから、できれば師範のお免状もめざせたらと思いますが。
 そして、年末のディナーショーは、二年続いたので未定です。
なにしろ 睡眠時間10時間が必要な人なので、時間配分が難しいですね
(笑)
夢のひとつが 今日 叶いました。
いくらトップを経ていても、人間なので ドキドキするし
、(自分の作品を人さまにお見せするのが)恥ずかしと思う時もあります。今日の11時がそうでした。
けれども そんな不安を吹き飛ばしてくれるように、たくさんの方々が会場に並んで下さって、温かな心で接して下さったことに感謝しています。
今日という日を一生忘れないでしょう。
 慣れたらもう少し進歩すると思いますし、そのうち自画像らしいものも お見せできるかもしれません。
その時は、名取になっていて、着物でお出迎え・・なんて
(笑)

「ラマンチャの男」の有名なセリフに「どうせ見るなら 見果てぬ夢を」
というのがありますが、私も、せっかくの人生を後悔したくないので、夢を持ち続けていきたいです。
仕事として 好きな舞台を、そして好きな油彩で個展を・・と、こんなに幸せに生きられるのは、周りの方々のおかげ、皆さまのおかげだと思っています。
幸せに どっぷり、という感じです。


そうですね。
轟さんの 努力なくしては出来ないことですけれど、その努力を支えてくれる皆さんあってこその幸せですね。


はい。 
(立って)ご挨拶
今は 大きな充実感と満足感をいただいています。
今日の朝、不安を吹き飛ばしてくれるように、皆様が並んで下さって、いつも温かいお心で接して下さることに、感謝しています。
恩返しは、舞台でしか出来ませんので、次の花組では 皆様の期待以上のものをお見せ出来るよう頑張ります。

私は 舞台が始まったら毎日見られますけど、あの絵たちは・・(笑)、私の子供のように愛しく思っていますので、ぜひもう一度、見て下さい。本当に、今日はありがとうございました。







大阪 ホテル阪急インターナショナル 4階「紫苑」
   14:00〜15:00(tea time 13:30から)


東京の時と同じに 舞台袖からご登場かと思っていると、
なんと!
会場のドア、それも、舞台から遠い方の入り口から、
ホテルスタッフの男性に先導されてTOMさまが!
皆の歓声がどよめき、拍手が沸き上がる中を、ゆっくりと、長い距離を歩いていらっしました。

お召し物は、黒いシルクのシャツとパンツに、エルメスのオレンジとグレーのリバーシブルタイプのショールをエレガントに巻いて。

竹下さんが、「結婚披露宴の 新郎新婦さんのように 入場していらっしゃいましたね」とご挨拶。

本日から大阪での個展が始まります。
先ほどから たくさんの方がいらして下さって、本当っに 嬉しく思います。
こんなに幸せな日々で良いのかと思うほど 幸せです。

今日は、竹下さんの話術に引き込まれないよう、
しゃべり過ぎないように気をつけて参りたいと思います。
ステキなオレンジのストールですが、今日、これに決めた理由は?
ジャケットを着ようと思ったのですが、
さきほど画廊での 皆様の熱気に このぐらいがいいかなと思って・・。

さて、トークショーの始まりです。
(東京と似ているところは省略させていただき、だいたいの内容をお伝えしております。)

東京の一番 ド真ん中で 個展がひらけたなんて、びっくりです。

また、ここHHIのこのお部屋は ディナーショーをしたところです。
ここのお食事、とっても美味しいので、召し上がって帰ってくださいね(笑)

役者さんと、画家、そうして、ホテルの広報マンもなさって 素晴らしい・・♪
チャペルでの個展について
天気が変わるたびに 絵の表情も変わるのがステキです。
そして、なんか うらやましくなって。

は?どういう事で?
(ハハハ)”チャペルに来たよ”って感じがね♪
   (なんだか よく分からないけど、いいな〜とお思いになったご様子)

何故、チャペルになったのでしょうか?
大劇場等では、舞台公演の迷惑になるといけませんので。
HHIさんになら、たくさんの方に来ていただけますから。
この3日間、チャペル貸し切りなんです。
誰〜も結婚式をあげない。(笑)

並べ方、見る人の流れ方は、東京とは違うようにしました。
十字架の下には 「凱旋門の響き」を置きました。
空間とのバランス、色彩的なもの、大きさなどを考えて。
個展について
組に居る時は、お稽古と舞台に追われていましたが、専科になって、お休みが取れるようになってから、集中して描きました。
第一回というのは、初めてやるからそう言ったのですが、歌劇団から「じゃ 2回目もあるんだ」と言われ、シマッタと思いながらも「そうです」と答えてしまいました。
 実際に開催してみると、東京では 朝から400人もの方が並んで下さって。合計で7000人もの方が来場して下さったそうです。一人で 何回も来て下さる方もいらっしゃったかもしれませんが。
その数字を聞いて「あら、3回公演できるじゃない」と思って・・(笑)

この中で 東京もご覧になった方は・・ああ、お時間がある方、結構いらっしゃいますね(笑)。
画風について
今回 拝見して、いやされる絵が多かったのが意外でした。

舞台の役としては、下級生時代からインパクトの強い役が多く、トップになってからも 王子さま系は少なく、どちらかというと強いイメージでした。
そして「轟は 実はシャイなんだ」と おっしゃる先生方もいらっしゃったりで・・どこをご覧になってるんでしょうねえ?・・
おそらく 自分自身とは違う面を 想像していらっしゃった方も多かったかもしれません。

ですから、白いキャンバスが「いつでも どうぞ」と待っていてくれて、時計を気にせず過ごせた事が嬉しくって。
気持ちが開放され、ウエストも開放されました(笑)

それででしょうか、お美しくなられたと評判ですよ。

ありがとうございます。
一人の女性として、美しいと言われるのは嬉しいです。

絵が 色あざやかで意外でしたし、繊細なんですね〜

私も描いていて 意外な自分を発見しました。
そして、よく「大人になると固定観念でものを見るようになる」と言い、
たとえば木は茶色、とか決めてしまうけれど、子供の感性は違いますよね。
私も もう、そういう感性が消えているかと思っていましたけれど・・。
そういえば、鼻歌を歌いながら描いていらっしゃるんですよね、、どんなふうに?
ふふふふふ〜ん♪とか(笑)

なるほど、少女というか、少年のようにね〜ぇ
いえ。少女でいいです。(笑)その頃の感性が、残っている事を発見して嬉しかったです
絵を描くとき
(規則正しい生活をされたこと)
朝起きて すぐに、昨日のを見ると、暗い時に描いたのと違ったり、思ったよりステキな色になっていたり・・・。
空や海が入ってるのが多いですね。
公演中にも 空を見て癒されていましたし、自然の中で育ったので。

いつも手のひらサイズのスケッチブックを持っていて、ケシゴム、エンピツで。
指でこういう感じで(左右の 親指 人差し指を直角にして 四角いワクを作って)決めて、
サラサラっと描いて、写真を撮るんです。
(人物画は苦手。自画像なら いつか・・)
じゃ、3,4回目あたりで もしか・・?
「かも」ですよ!
(「凱旋門の響き」についてのお話し。  実際の凱旋門に上がって、ああ、ここをナポレオンが通ったのかとか、歴史を感じながら、また、自分のステージを思い出しながら見ていた)


絵を もういちど習いたいですか?
不真面目な生徒になりそうです(笑)。
お稽古などがあれば、何時から何時までというワケにはいきませんし。
舞台が始まったら、二つ同時にはできません。

横尾忠則さんに習ったらいかがでしょう?飛んで来て下さるのでは?

でしょうか?

先生には、日生劇場のポスターを描いていただき、その時に、プログラムの中に描いたデッサン画をご覧になって、
「こまかいところまで観察するタイプで、繊細なんですね」
と言われました。
プロから見たら幼稚園児のような絵です。
今は、周りが優しい方ばかりで 誉めて下さいますが。
でも、好きなので続けたいですね、時間が取れたら。
<席替え>
絵はがきや画集を出して欲しいというご要望が多いこと
絵は 売らないのでしょうか?
画集は そういうふうに出来る作品があれば いつか・・。
絵の販売は、お値段の付けようがないので・・。
もしかして 絵に転向されるとか?
いえ! 舞台が好きですから。
ワンちゃんについて
自分を飼ってるだけで充分です(笑)ので、あのアムールちゃんは、自分のワンちゃんじゃありません。
ネコちゃんはアレルギーなので。
絵のアムールちゃんは、シーズーで、赤い帽子の子は シーズー、もう一つの絵の子が マルチーズとシーズーのあいのこです。
写真集のが初代アムールちゃんで、その子が死んでしまったときは悲しくて・・。
今のアムールちゃんは5歳で、やんちゃ盛りです。
私よりずっと賢くて、一度言ったことは覚えてるんですよ。見習わなくちゃいけない(笑)。
ふるさとについて
受験勉強をしていた頃、視力が0.6に落ちたんです。
回復させるのに、手のシワを見て、遠くの山を見る、というのをやって、すぐに治りました。
人吉は盆地で、山並みに囲まれ、くま川が流れて・・・

のどかで良いところですね。 信号はあります?

(笑)一応、あります。
家の前に土手があって、くま川が流れているんです。その土手に上がって 観光の人に手を振っていたり・・。
それと、鍾乳洞があって 結構面白いんですよ。あまり行かないんですが(笑)
ずと以前ですが、同期が遊びに来て、私が先導しながら「ほ〜っ」と感心したりして。
それから、実家の庭にバナナの木があって、で、出来たんですよ。実が。
でも、庭師さんが バサッと切っちゃった。あのバナナを描きたかったと思います。
お母様は ナカナカ教育ママだったとか?
それだから今があるのかもしれません。
日舞もそうですね。 着物を着て、帯をたたんで・・。その時は いやいやながらでもやってきたことが、結果的には役にたっています。親に感謝、です。
 小さい頃に 自分の手元から離すという親の立場を、今 考えると勇気が要ったことじゃないでしょうか。
個展は)大阪で見ると言ってました。
母も絵を習っているので、またはじめると思います。
今回の絵は どこに?
段ボール箱にでも・・(笑)
家は鏡が多いので 飾る壁がないんです。

「轟美術館」はどうでしょう?

私が ツエをついて、歩けなくなるころ・・ですね。
パリについて
バンドーム広場等、どこでも絵になります。
パリの人達の何気ないオシャレな空気も好きです。
老後はパリの郊外にでも住みたいですね。
でも、言葉が難しい。 どうしてコーヒーが男性名詞なんでしょう・・。
食べ物
前はイチゴオーレでしたが(笑)。
最近は、あまり甘い物は良くないと言われて・・・お紅茶に 大さじで2,3杯入れていたのが、小さいスプーンで軽く一杯になれて・・オトナになりました(嬉しそう〜に)

マヨネーズが好きで、サンドイッチを作ったり。
アイスミルクティを作って、絵を見ながら食べると 美味しくいただけます。
ミュージカル大賞
(東京トークショー参照)
金貨で50ドルって、スカーレットを安く誘っちゃいました。テーブルに帰って、何かヘンだなと思ったんですが(笑)
もう、すぐ忘れちゃうんですよ(笑)
これまでの舞台、ベスト3を選ぶとしたら?
さあ、どれでしょう・
それぞれの思い出がありますし・・。
辛いとか 楽しいとか、両方とも かすみがかかって・・思い出は”スモーク状態”です。
次回花組公演
(東京参照)
ご挨拶
大阪には 一年数ヶ月ぶりの大劇場公演になります。
皆さまの期待は 私の想像以上かと思いますが(笑・・・いつもは、「期待以上のものを」とおっしゃるところ、意表をつきましたね♪)
専科の轟 悠! 星ヒュウマのように燃えています!けれど・・
ま、期待せず見にいらして下さい。
これからも 絵は描いていきたいと思っています。
個展の方も、もう一度 チャペルにいらしてご覧くださいませ。
そして お帰りにはこのホテルでお食事など召し上がって。。(笑)
また、大劇場でお目にかかれますのを 楽しみにしております。
本日は お忙しい中、本当にありがとうございました。







出展作品
(仏語表示ができませんので 日本語のみ)

油彩
優緋のエッフェル塔
聖天
月明り
雨城
コルシカの夏
プロプリアーノ ブーゲンビリアの花咲く家
白い聖殿
大聖堂に眠る
お伽咄(おとぎ)の国 お城と小舟
ヴィスコンティの噴水
散歩道
メディシスの泉
穏やかな休日
カフェ ウェリー 秋の木々
凱旋門の響き
日曜日 ルーブル
秋日(しゅうじつ)
田舎家A・B hameau
昼下がりのヴァンドーム
Amour T 光の中〜 黒いお洋服
Amour U 赤いクリスマス用の服
カルーゼル凱旋門   carrousel
樹々の語らい チュールリーの庭
聖人の祈り St.Sulpice
月見華 すすき等の秋の花
晩秋 栗の実
年の瀬 大仏のすす払い
静寂 奈良の大仏
デッサン
悠微 大仏
如意輪観音像
ニンフ(NYMPH)
ノートルダムのガーゴイル3点

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