轟 悠さま 専科発表記念ページ
2001年8月28日 大阪ホテルインターナショナルに於いて
雪組トップスターとしてご活躍中の我らがTOMさまが、
次公演「愛燃える・ローズガーデン」を終了後
特別な専科にお進みになるというご予定が発表されました。
記者会見のTOMさまイメージ
<さえこさまの作品>
宝塚歌劇団の今後、そして、ご自身の男役としての前向きな在り方を
熟考された上での ご決断を
心からお慶び申し上げたいと思います。
これからも WITH YUは
轟 悠さまが演じられる舞台に夢を追い
みなさまとご一緒に その舞台に拍手を贈り続けて参ります。
この記念すべき発表の日は、私たちファンにとっても忘れられない一日でした。
新聞各社の報道を夢中で探して情報交換したお喜楽座掲示板。
中でも、いち早く、しかも大変に好意的な記事の扱いをされた産経新聞社のHP速報には感謝いっぱいでした。
そこで、産経新聞社さまに ご承諾のお伺いをし、ここに転載させていただく事ができました。
(以下 記事参照)
そして、本家本元の宝塚歌劇団・阪急ホームページでの記事につきましても、
阪急電鉄株式会社 歌劇事業部 宝塚歌劇インフォメーションセンター様からのご承諾のもと
記者会見記事をここにご紹介させていただける事になりました。
(以下記事参照)
全ての記事の所有権は 宝塚歌劇団様、産経新聞社様にあり、全権限を同社様にゆだねておりますので、
以下記事の転載、複写等は堅く禁止させていただきます。
【轟悠 専科配属記者会見について(2001/08/28)】
宝塚歌劇団では、魅力ある舞台を創造し、
将来にわたって宝塚歌劇の良き伝統を残すべく、
2000年6月1日に新専科制度を発足させました。
専科をより高い水準の技芸と舞台実績を兼ね備えた組織と位置付け、
これまで積極的に各組への特別出演や外部出演を行って来ました。
今後もこの制度を一層充実させることにより、
宝塚歌劇作品の魅力を更に高め、
話題性や期待感を提供し続けるため、
実力を兼ね備え、若手生徒を指導・育成できる人材の必要性を
感じるようになりました。
そこで、この度2000年度文化庁芸術祭優秀賞を受賞した
雪組トップスター轟悠をそれにふさわしい人材と考え、
これからの宝塚歌劇団を担うトップスターとして
各組で活躍していくため、専科配属を決定しました。
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8月28日(火)、雪組トップスター轟悠の専科配属について
記者会見が行われました。
植田紳爾・宝塚歌劇団理事長 | |
, | 宝塚史上初めて(1985年入団の) 同期生4人が揃ってトップスターを務めましたが、 轟以外の3人[稔幸、愛華みれ、(今年7月に退団した)真琴つばさ] の退団が決まった時点で、 轟が今後も1つの組だけを守る立場を続けるわけにはいかないと思いました。 これまで専科の充実のため外部出演等 色々な策を講じて来ましたが、 昨年度の文化庁芸術祭演劇部門で 優秀賞を受賞した実力者である 轟には、ぜひ宝塚全体の頂点に立って 益々活躍の場を広げてほしいと考えました。 |
Q1:専科の充実ということだが、今回の専科配属により 専科はもう1つの「組」ともいうべき存在になるのか? 専科配属の経緯は? |
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植田 | 宝塚の伝統的な男役のあり方を継承してくれるのは 轟しかいないと考えました。 21世紀になり、宝塚も従来のままではいけないと思っています。 宝塚には、重要な歴史の節目には必ず舞台の真中に立つ 男役が必要ですが、轟には春日野八千代に続くような存在に なってほしいと期待しています。 |
轟 | 最初、理事長よりお話をいただいたときは 大変驚き、果たして自分自身にそのような力があるのだろうか と悩みました。 しかし、新しい時代を迎え、宝塚にも変化が必要であることを認識しました。 私は宝塚の舞台が大好きで、宝塚の男役を全うしたいと思っています。 |
Q2:これまでの歴史の中で、トップスターから専科配属となった生徒は? | |
植田 | 春日野八千代、真帆志ぶき、上月晃、榛名由梨、鳳蘭などがいました。 轟の専科配属は、1982年に榛名由梨が専科配属されて以来のことになります。 |
Q3:今後轟にはどのような役を? 女優として外部出演の可能性も? |
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植田 | 轟には各組の下級生を指導する立場で、 全ての組に出演してほしいと考えており、 私も演出家として、こういう方法ならば、という 具体的なイメージやアイディアを持っています。 また、今後も轟主演の舞台を検討したいと思います。 外部出演については、作品内容等を 十分に検討の上、舞台人としての成長に役立つと判断すれば推薦します。 |
轟 | 男役として17年間舞台に立ち、 宝塚を第一に考えていますので、 現時点では自分が「女優」をするのは想像できませんが(笑)、 お話をいただくことがあればよく考えて決めたいと思います。 今後は1つの組ではなく、宝塚歌劇団という大きな枠組の中で 更に成長して舞台を努めて行きたいと思います。 |