フンギ・ポルチーニ
Pasta con finghi porcini

我が家のパスタの一番人気


豪華さ
手間ひま
コスト


結構パスタを作るのは好きで、毎回いろいろな具材で試しているが、
これが我が家ではもっぱらの定番。

今回の主役はポルチーニ茸。
イタリアでも高級なキノコだそうで、結構値は張るが、とにかく良いダシがでる。
肉は一切使わないのでなんとなくヘルシーな気分にもなる。


材料(3人前)
アイテム 分量 入手先など
パスタ 3人分 ●クリームソースで和えるのでなるべく太いものを
ポルチーニ茸 1袋 ●輸入食材店を探そう。筆者の行きつけはサンシャイン
ワールドインポートマート4F または池袋西武B2F
マッシュルーム
本しめじ
1パック ●エリンギがあったらそれもよし。
 本しめじは見た目がポルチーニに似ていたので採用。
にんにく
2個 ●一つは粗みじんにして使用
もう一つは薄くスライスしておく
塩/胡椒
白ワイン
適量 ●家にあるでしょう。今回ワインが無かったので酒で代用
オリーヴオイル 適量 無ければサラダ油で代用
生クリーム 1パック ●今回は牛乳とバターで代用
ホワイトシチューの粉 大さじ2 ●百円ショップで売ってる一番安物を探す
とけるチーズ 適当 ●モッツアレラチーズとかがあれば良いが,
余って冷蔵庫で干からびさせてしまうヒトは(私がそう)
【明治十勝のとろけるスライスチーズ】で良い。
パプリカ
適量 からくちが好きな人は
【チリペッパー】【カエンペッパー】を用意。


アイテム
アイテム コメント
中華鍋
●ソース作りから、麺をゆでるまで。なんでもござれの中華鍋。
下手な鍋でパスタをゆでてもパスタが【踊らない】ので仕上がりがよくない。
今回は片手鍋の【北京鍋】を使用

作り方
●パスタを買ってこよう
なんといってもこれが肝心。パスタ料理のコツは(良いパスタを選ぶこと)に尽きる。
ソースがどんなに上手くできても、元のパスタがうまくなければどうにもならない。
メーカーによって、随分と味、食感は違ってくるものだ。
筆者愛用のパスタは、【ディ・チェコ】

このパスタは、とにかくおいしい。
ニンニクと唐辛子しか入れず、塩だけで味付けしたシンプルなパスタ
(いわゆる、アーリオ・オーリオ)を作るとその違いがよくわかる。

また、このパスタの特徴は、その表面を見るとよくわかる。
表面が、ざらざらとして白っぽいのだ。



よく特売で見かける、○−マイとか、バ○ラのようなツルツル麺とは
まったく違う仕上がりである。

その理由は、【ダイス】にあるそうだ。
【ダイス】と言うのは、パスタを製造するときに使用する【型】で、小さな穴が沢山あいている。
ココから、パスタを【しぼり出す】ことで、あのようないろんな太さのパスタができるというわけ。

最近までは、丈夫で生産性が高く,パスタの見た目もツルツルできれいだと言うことで、
テフロン性のダイスが主流だった。

しかし,ディ・チェコの場合は、昔ながらの真鍮のダイスを使っている。そのため、表面が
荒れてざらっとした仕上がりになるのだ。

量産には向かないそうだが、ソースの絡みがよく、本当においしく食べられる。
よく、ミートソースとかフォークに絡めそこなって、「ツルッ→ベチャ」で服を汚すことが多いが
ディ・チェコはそういったことも少なくて済む。
●【ポルチーニ茸】 を見つけてこよう。
本場イタリアでも最高級のキノコとして名高い【ポルチーニ茸】
日本ではその乾燥品が手に入る。
高級食材を扱うデパート,スーパーで探そう。



この、片手にのるほどの小袋で大体\1000程度は覚悟しよう。
不ぞろいで小粒なものはもっと安く手に入ることがある。

しっかり乾燥していて、色が変に黒ずんだりしていないもの。
そして何より日がたっていないものを選ぼう。
鼻を寄せるとビニール袋を通して、良質のチーズにも似た独特のニオイがするだろう。

さあ、この二つが揃えばあとはできたも当然だ。

●ポルチーニをもどす

乾燥ポルチーニを器に取り出す。ゴミ、ホコリが付いていないのを確かめる。





ぬるま湯に3時間ほどつけておこう。そうすると,紅茶よりも濃い赤い色が出てくるはずだ。



この汁もとても良いダシが出ているので,残さず使うようにする。
ただし、細かい砂やゴミが残っていることがあるので,そこに溜まったカスは残すこと。




さあ,そろそろパスタをゆでる準備。お湯を沸かそう。
中華鍋いっぱいに水をはり,塩をザブザブ投入。

おいしくゆでるコツは、なんと言っても
水をタップリ/塩もタップリ
パスタ1人分あたり約1リットルは必要。そして軽く見がちなのが塩の量

パスタはうどんやラーメンと違い,こねるときに塩を使わない。
だから、ゆでるときに塩をタップリ入れる必要があるのだ。
比率にして1%以上。量にして10g強/リットル。
味にしてお吸い物よりちょっと濃い目!ぐらいに入れる。

●にんにくを炒める
フライパンにオリーブ油と、きざみ/スライスにんにくをぶちまける。
にんにくは焦げやすいので火にかけるのはそれから。





筆者愛用の冷凍刻みニンニク
ニンニクの安売りのとき大目に作ってオリーヴ油で炒め、ビニル袋にとりわけ冷凍してある。

弱火でスライスにんにくが色づくまで炒めよう
バターを大さじ1加え,風味付けをする。


スライスにんにくはキツネ色になったところで器に取り出す。
これは後で【ふりかけ】としてリサイクル

●キノコソースを作る

油の中のニンニクが焦げないよう、すばやくここでキノコ投入。

ニンニクとポルチーニの香りが香ばしく沸き立つので、これを他のキノコたちに
移しこんでやる。軽く塩/コショーで下味をつける。

キノコを軽く炒めたら。、先ほどの【戻し汁】を投入。
思ったより強力にダシが利いているので,なれないうちはまず半分だけ入れよう。

そして、牛乳を、キノコが隠れるぐらいに注ぎ込む。
生クリームがないので、代りにバターをひとかけ投げ込む。

戻し汁も少しずつ加えながら煮込んでいこう
●パスタ投入!!

さあ、塩をタップリ入れた中華鍋がグラグラ沸いてきた頃だ。

パスタを勢い良く投入。最後まで強火で【躍らせる】ことが肝心。



ディ・チェコのパスタはおいしいけれど、くっつきやすく、
茹で伸びしやすいのが欠点。
なので、これが裏ワザの【オリーブオイルゆで】
そろそろ煮えあがるころに、オリーブ油を大さじ2ほどたらしてしまおう。
パスタ同士がくっつかなくなり,香りもよい。 
皿にとってから和えるより、油の量も控えめにできるのでヘルシーだ。

●クリームソースの仕上げ!

先ほど牛乳/バターで煮込んだキノコも程よい感じになってきたが、ここで仕上げに一工夫。
とろみとクリーミーさを足すために、【顆粒ホワイトシチューの素】を少しだけ入れよう。
いったん火からおろし,スプーン1-2杯程度を振り掛け、サッと混ぜ込む
あまり入れると、せっかくのキノコの風味が消えてしまうので注意。


これがその【顆粒ホワイトシチューの素】。
いつも少量しか使わないので容器に入れて保存してある


さらにとどめの一撃。とろけるチーズを投入。無ければ粉チーズでも構わない。
スライスチーズだったら2-3枚か。この辺もお好みで。
そうしたらまた火にかけ,今度は弱火でよーくかき混ぜながら,
塩、コショーで味を整える。


もし,とろみが付き過ぎてグラタンになってしまったら、パスタのゆで汁で伸ばそう。
ディ・チェコのゆで汁は、程よく濁った【蕎麦湯】状態になっている。




さあ、パスタも茹であがった頃だろう。
いわゆるアルデンテに仕上げるが,これは、必ず
【自分の歯でかんで確かめる】ように。
太めのパスタなのでそう大きな失敗はないと思うが
ザルに取ったり、皿にあけてから伸びる分を計算において、早目に取り出す。



今回パスタは3種類。
左から 
スパゲッティ Spaghetti
フェットゥチーネ Fettuccine
ペンネ・リガーテ Penne rigate
●さて、最後の仕上げだ!!

すべての準備は整った。
パスタをめいめいの皿に盛り分け,キノコソースをかけ,
彩りのパプリカ(もしくは唐辛子)と粉チーズを一振り。


ソースの絡み方はこんな感じがベスト。


つけ合せの生ハムサラダ。
先ほど作っておいたスライスニンニクの【ふりかけ】はこちらに使用
●完成!!

ちょっとお皿が小さかったかも。



試食と感想

こってり目の味付けは嫌いじゃないんだけど
肉、アブラが多い料理はちょっと飽きたし、カロリーも気になる。

そんな人にはこのパスタが最高。
キノコのダシだけとは思えない、芳醇な風味。
それでいてくどすぎないので、パスタが進む。

結局おかわりを繰り返し、いつもより食べ過ぎることになる。
また太る。困った。


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