付録〜たまねぎペーストの作り方

すべてのインドカレーの基本中の基本





材料(4-5人前)
アイテム 分量 入手先など
たまねぎ
中4個 ●身のしっかりした固いものを選ぼう
にんにく
1個 ●おろしニンニクやチューブを使えばもっと簡単
りんご
1個 ●硬くて酸っぱそうなあまりおいしくなさそうなものほど良し。
ショウガ 親指大 ●おろしショウガやチューブを使えばもっと簡単
クミンシード スプーン一匙 ●無くても良いが、インドカレーの代表的スパイスなので、
デパート等で見つけたら買っておこう。
サラダオイル 大さじ4杯 ●インド人はギーという油を使うそうだが。
バター 大さじ1杯 ●これでギーの風味の代用とする。無ければマーガリン。



作り方
●たまねぎをとにかくおろす

たまねぎの皮をむき、おろし金でおろす。
4個もおろしていると、あまりの切なさに涙がとまらなくなるだろう。

もしお金に余裕のある人だったら、コンタクトレンズをはめたり、水中メガネをして対抗しよう。
もっと裕福な人だったら、ここはぜひフードプロセッサを導入しよう。

でも、インド人の哀愁に浸りたいなら、やっぱり涙を流してたまねぎをおろすのが粋かも。

●油を用意する

フライパンにサラダ油をタップリ入れよう。
もしクミンシードを手に入れることができたら、一匙すくい入れ、そこで火をかける。


これがクミンシード。いわゆる【カレー粉のニオイ】の主成分を担うスパイスだ。
ちなみにこれ自身は辛くも何とも無い


なんともいえないさわやかな香りとともに、クミンシードが色づき、パチパチはぜるようになったら火を止める。
粗熱が取れたところで茶色くなったクミンシードを取り出す。



クミンシードが無くてもとりあえずOK。そのときにはカレー粉を一匙入れ、すぐにたまねぎを投入。

●たまねぎをとにかく炒める

おろしたたまねぎをフライパンに全部ぶちまけ、最初は強火で煮立たせる。

フツフツと煮立ったところからは中火にし、木べらで丹念にかきまぜて水分をとばしていく。



ここから30分以上はとにかく我慢。延々と炒めつづける。
缶ビールでも飲みつつ、とにかく気長に炒めつづけよう。

そのうち水気がなくなり、ピチピチ跳びはぜるようになったら火をさらに弱める。
火を弱めてもまだはぜるようなら油が足りなかったかも知れない。サラダ油をドボドボ足そう。

そんなに油を足してカロリーの摂り過ぎが心配? 
どーせインド人のように毎日食べるわけじゃないんだし、ここはケチケチせず、パーっと景気良くやりましょう。
筆者は体に多少よさげナなオリーヴオイルを使ったりするが、この辺は気分次第。





そのうちたまねぎが色づき始める。ここからはコゲに注意、
丹念に木べらでかき混ぜたり、オムレツの要領でひっくり返したり。
とにかくマメにかき混ぜる。

かき混ぜながら、その間に、リンゴ、ショウガ、ニンニクをおろしておこう。
筆者はリンゴだけおろし、ショウガ、ニンニクはS&Bのチューブを愛用している。
とにかく面倒なことは最小限にしておきたい。


たまねぎが木べラより濃い色まで色づいたら、おろしておいたリンゴ、ショウガ、ニンニクを入れる。

写真右がおろしリンゴ。右は40分ほど炒めたたまねぎ。
そしてショウガとニンニク。

適当なリンゴが無い季節の時には、代りにハチミツを入れたりする。

(筆者が幼少のころに見たバー○ントカレーのCMが影響大)
●完成!!

さらに炒めつづける。こんなハンバーグ色になったら味見をしてみる。
たまねぎが最も甘く感じるあたり、苦味が出る直前、といったところがベスト
ここで火を止め、器に取る。


完成!!

使いかたと保存方法

インドカレーは、小麦粉を一切使わないため、いわゆる【とろみ】が無い。
そこで、このたまねぎペーストが活躍すると言うわけである。

一皿あたり、これを大さじ1〜3杯使うことで、インドカレーの【ボディー】が作られる。
あとははっきりいって、テキトーに炒めた具を混ぜ、新鮮なカレー粉をどっさり混ぜれば、
誰がどう作っても、【本格的インド(風)カレー】が出来上がってしまうのだ。

インドカレーにに限らず、普段のインスタントカレーに混ぜてもグッド。
たまねぎから出る芳醇な甘味も加わり、いつものカレーとは違ったリッチな味わいとなる。

冷凍すればかなり持つので、ヒマな日曜日に大量に作っておくと良かろう