teプライヴェート・ライヴ
奥多摩湖babe
1996/12/21sat.
サウンドスペース・ユーファイヴ
member
te: vocal, keyboard and guitar
takayuki hamatani: guitar and chorus
単独では1年半振りのライヴ。今回はギターに浜谷を迎えての1時間だった。クリスマス直前ということで街はもちろん彩られていたわけだが、なんとステージ上にも大きなツリーが。teらしくない演出だと思ったが、逆にツリーが炎上するとか、そのテの演出があるのかもしれないなどと考えてしまった。オープニングのMCは何と白井栄里子が。緊張感高まる中?、雰囲気を穏やかにしてくれた。さて、ライヴの方だが、まず浜谷がステージに登場。1曲目はインストで、ノイジーなギターがさえる。いつの間にか曲は終わり、結局teは現れず。「寝返り」のイントロでte登場。「ようこそ!」と第一声。ピーチマークのギターを今回は浜谷が使用しているのでteは歌に専念していたが、時折弾くまね?をしていた。「もっとTIGHTに」はいつもより淡々と歌っているように見えたせいか粘り気?があまり感じられなかった。続くMCでは背中のこと(12月上旬に背中の腫瘍を切除した)、クリスマスの話題に触れ「今日ここに来られる間にもいやなくらいクリスマスを感じられたと思いますが、ここは私の世界ですから・・・」などとのたまった挙げ句、即興?で「ここだけはクリスマスじゃないぜ〜、ここは俺の世界だぜ〜」とギターとともに歌い始める始末。あー、ついていけない。でも実はこれが楽しみだったりして。
「自転車」はせっかくさわやかな感じになるかと思いきや、歌詞を変えて(間違えて?)「川面に映るネオンが〜」もう勝手にしろ。「サイレンス・ボックス」はteがキーボードを弾いたが、歌が聴こえず残念。teもモニターに気を取られていたし。浜谷のアルペジオがきれいだったのが救い。「義理チョコ・キング」は以前のライヴでサビの部分だけ歌ったことはあったが、全部歌ったのは今回が初めて。「俺は真面目さ」「LONELY
BIRTHDAY」の流れをくむ曲か?歌詞が切ないのに曲はかなりポップ。「禁じられたイヴ」は歌い出しの怪しさがよく出ていたし、浜谷のカッティングも冴えわたりいい感じ。「自意識過剰な・・・」これは問題作だ。イントロ、間奏のあやしいフレーズ。「僕と一晩〜」のところのメロディ。浜谷の「H」ポーズ?この曲のサビは1年前、オフィストモタケの留守電に使われていたことを思い出した。新曲にまつわるエピソードのMCをはさんで「LONELY
BIRTHDAY」今回は音程も良く?(この曲の出来はモニターの状態で決まるそうだ)浜谷のエレアコもさわやかだ。来たぞ〜「奥多摩湖babe」重い。短いフレーズなのに何か重たい。今後スタンダードになるであろう1曲。続いて「EXCITIN'
TONIGHT!」シャウトは健在。だが背中を気にしてか(あんまり動くと出血するらしい)動きがいまいちだった。
最後は「雪の中に」近年のライヴでは一番の出来ではないか。思い入れ復活か?そういえばバラード系の新曲がないなー。話題変わって今回の会場は初めてだったのだが、雰囲気がとても良かった。音響面では低音がこもるなど気になることはあったが、回数を重ねるうちに慣れてくるだろう。照明はきれいだが、市民館の時のように自前でやっている訳ではないのでキメのフラッシュなどがなく以前を知っているだけにこれはちょっと残念。でもお酒が飲めるし、良かった良かった!
photographer: DAI-chang, takayuki miyagawa and
yuichi kamiya
演奏曲目
奥多摩湖のテーマ[instrumental]
寝返り(on
the bed)
もっとTIGHTに
〜MC〜
ここだけはクリスマスじゃないぜ
自転車
サイレンス・ボックス
義理チョコ・キング
禁じられたイヴ
自意識過剰な・・・
〜MC〜
LONELY BIRTHDAY
奥多摩湖babe
EXCITIN'
TONIGHT!
雪の中に
special thanks to sound space u5
Top | te | live history | live
1996-1997 page