Load Test & レビュー
(テストマシン:PM9500/120)

CPUドーターボードの交換手順
(1997年12月レポート再編集)
 さっそく手に入れたCPUドーターボードの交換であるが、まずはその前に本体のケースを外さなくてはならない。PM9500では背中のネジ6本を緩めてケースを少し手前にスライドさせ、上方へ引き上げれば簡単に外せる。
(個人でケースを開けるとアップル社の保証が無効となります!)

 ケースを開け、内部を覗いてみると電源ユニットの真下にCPUボードが見える。今回はこれを交換するわけだが、手前にある放熱ファンがじゃまでボードが取り出せない。

 左上の写真の矢印で示した部分をつまみ、ロックを解除して手前に引き出せば簡単にCPUボードへアクセス出来るようになる。

 ここまで来ればあとは簡単だ。CPUボードをゆっくりと手前に引き出すだけである。注意することは静電気によりボードを壊してしまわないように、電源ユニットに触れるなど放電処理を行っておく事ぐらいだ。
 つぎに元あった場所へ新しいCPUボードを差し込み、ファンを元に戻しケースを被せて背面のネジを止めれば完了である。

 以下にNorton System Infoによるベンチマークテストの結果を掲載した。赤がオリジナルのPM9500/120、グリーンがCPUを604e/233に交換後の結果である。システム評価でも倍近い結果をたたき出しているのが良く判る。

システム評価

CPU評価

ビデオ評価

ディスク評価

FPU評価

 Macは、個人でケースを開けると保証が無効になってしまう。しかしCPUのパワーが急速に進歩し価格も下がってきている現在こそアクセラレーターボード交換のチャンスだと思う。
 現在最速のG3CPUに交換してみるのも良いし、コストパフォーマンスを追求してクロックスピードアップを試みるのも一つだ。
 今回、非常に安く604e/233のCPUを手に入れることが出来た。予定以外の出費ではあったが、それを埋め合わせても余りあるCPUパワーに現在大変満足している。このままG4CPU出現までガンバれるか?


tomokazu@venus.dti.ne.jp

(1999/2/1より.or.jpドメインは上記.ne.jpドメインへ変更されます。)