

| QuarkXpressで縦組みして、フイルム出力したら文字送りが変わってしまった。 自分の所でのカンプ出力やモニタではちゃんとなっているのに、何でフィルム出力するとおかしくなるのだろう。 これじゃ安心して制作進められないし、どうやって直したら良いのかわからないじゃないか、助けて! |
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これは、制作側と出力側でフォント環境が揃っていない事が原因。QuarkXpress3.3Jは縦組みの文字送り情報を特殊な方法で得ているため、代用フォント等を使うと文字送りが変わってしまうのだ。 なぜQuarkXpress3.3縦組みドキュメントは文字のリフローや文字送りが変わるのか。 OCFフォントをQuarkXpress3.3上で縦組み使用すると、フォントによって文字の送りが異なるものがある。 CIDフォントのWidMax値はM中ゴシックBBB以外は全て「4096」に統一されたが、OCFフォントでは、LリュウミンL-KL=「3866」、M中ゴシックBBB=「4157」、B太ミンA101=「3883」、見出ゴMB31=「3993」となっている。(CID M中ゴシックBBBのみ「4157」のまま。)
TTフォントは全てWidMax値が「4096」になっているので、OS標準の「細明朝体」、「中ゴシック体」で編集したドキュメントをPSフォントのみの環境で開くと自動的に「細明朝体」は「LリュウミンL-KL」に、「中ゴシック体」は「M中ゴシックBBB」に置き換えされてしまう。その結果、細明朝体は文字間がつまってしまい、中ゴシック体は文字間が広がって文字のリフローが発生するのだ。
フォントチェックの使い方 また、細明朝体と中ゴシック体は使用禁止フォントなので赤枠にしてある。それぞれ枠の中に収まる場合には問題がある。「細明朝体」は「LリュウミンL-KL」に置き換えられて枠より短く、「中ゴシック体」は「M中ゴシックBBB」に置き換えられて枠より長くなればきちんとしたOCF PSフォントが搭載されている状態だ。もしも枠に収まってしまう場合にはTTフォント、またはCID PSフォントが搭載されている事が考えられるので、OCF PSフォントのみの環境に揃えておいてほしい。また、「M中ゴシックBBB」、「中ゴシックBBB」、「中ゴシック体」と紛らわしいフォントが3種類存在するが、出力側で使用しているフォントは「M中ゴシックBBB」だ。他のフォントを使用した場合、「M中ゴシックBBB」に置き換わった際に文字溢れのトラブルが発生しやすいですので必ず「M中ゴシックBBB」を使用してほしい。 現在CIDフォントは製版で出力体制が整っていないので、システムフォントはOCF
PSフォントのみでの制作をお願いする。(1999/8/30現在、私の仕事場での出力環境) フォントはほんとに難しい!なんてバカ言っている場合ではない。正しいフォントで作業しないと、フィルム出力の際にトラブルが起きるのは目に見えているのだ。 こんな時のために、是非このフォントチェック作戦を実行しておいてほしい。もし疑問があればResEditでフォントスーツケースのリソースを見る事でWidMax値を確認できるので、そんな時は確認してみてほしい。 モリサワからようやくNew CIDフォントの流通が開始された。それに伴い、OCFフォントのリニューアルの情報や、OCFフォントのサポート打ち切りの情報も流れている。 こんな私の実験が、少しでも同じDTPに携わる皆様へのお役に立てれば幸いです。 |
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