【2001年11月10日掲載】

稚内・利尻

最北端という言葉は、どこか郷愁を誘うものがあるように思います。
今回、稚内、そして利尻島に行ってきましたので、紹介します。
(撮影日2001年10月19〜21日)

■ 稚内
日本最北端のまち。ノシャップ岬や稚内公園が、定番の観光スポット。
また、稚内港からは、利尻島、礼文島へのフェリーが発着しており、利尻・礼文への観光の拠点でもあります。

なお、稚内や、利尻島、礼文島の観光シーズンは夏。冬季は、定期観光バスがなく、また観光地の土産物屋などの多くが閉まってしまうため、注意されたい。
JR稚内駅
JR 稚内駅 - 最北端の駅
右の写真は、日没時に、稚内公園にある稚内市開基百年記念塔から、利尻富士(利尻島)を望んだもの。
水平線の中央やや左よりに、利尻富士のシルエットが確認できる。
稚内公園から見た利尻富士

宗谷岬 - 日本最北端の地碑 ■ 宗谷岬
北緯45度31分、日本最北端の岬である。
稚内駅から、バスで約50分。バスの本数が少ないため、定期観光バスか、タクシー・レンタカーなどの使用がおすすめ。
左の写真は、「日本最北端の地碑」。私が訪れた日は、天気が良く、ご覧のように気持ちいい景色が広がっていました。ただ、岬だけあり、風は強く冷たく吹いていました。
岬の高台の上にある間宮堂の塩帆立ラーメンが、私のイチオシです。


オタトマリ沼から見た利尻富士(利尻山) ■ 利尻島
稚内の西に位置する、周囲約50kmの島。中央に標高1721mの利尻富士(利尻山)があり、島自体が利尻富士であるともいえる。
稚内から、フェリーで約1時間40分。自然があふれる島である。

利尻富士へ登るのであれば、本格的な登山装備が必要だが、五合目に位置する見返台園地までは、車で登ることもできる。
左の写真は、島の南部にあるオタトマリ沼を一周する遊歩道から、利尻富士を望んだもの。

食事のオススメは、鴛泊(おしどまり)フェリーターミナルから歩いて数分のところにある、味処かのう亭の、利尻ラーメン(1300円!!)。魚介類がタップリで、驚くほどのボリュームである。

■ おまけ - キハ261系(スーパー宗谷)
スーパー宗谷 (稚内駅にて) 稚内と札幌を、約5時間で結ぶ特急列車。振り子式であり、名寄以南では、最高時速130kmの性能を誇る。
私が乗車した日は、通常の4輌編成に加えて、2輌増結されており、中間車と、先頭車の先頭側が連結されている状態だった。
編成は、札幌寄りから、4〜1号車、増結22号車、増結21号車の順で、ちょっと分かりにくい。
増結編成の連結部

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