【2001年12月11日掲載】 |
今回(2001年12月)の掲載から、写真のスキャンを、フラットベッドスキャナからフィルムスキャナに変更しました。従来の掲載分よりも、シャープで黒つぶれの少ない画像をお楽しみくださいませ!! |
(撮影日2001年7月20〜22日) |
■ 熊本 火の国と呼ばれる熊本、その熊本を代表する観光スポットが、右の写真にある熊本城です。 加藤清正が慶長6年(1601年)から7年の年月をかけて築城したもので、本丸中心部は明治10年(1877年)の西南の役によって大部分の建物が焼失したものの、天守閣は昭和35年(1960年)に再建されています。 熊本市内には、他に、桃山様式の回遊式庭園である、水前寺成趣園(水前寺公園)などの、名所・史跡が数多く存在しています。 ちなみに、熊本といえば、PlayStation用ゲーム「ガンパレード・マーチ」の舞台でもありますが(笑)、ゲーム中に出てくる「味のれん」は実在します。市電の交通局前停留所から程近い、尚絅(しょうけい)高校近辺を探すと、簡単に見つけられると思います。 |
![]() 熊本城 |
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熊本市内中心部を廻るならば、市電が便利です。運転本数も多く、左の写真のような連接車も導入されています。 市電に乗る際に便利なのが、市バス・市電共通の1日乗車券。 これさえ購入すれば、小銭を気にすることなく、何度でも気軽に乗ることができます。私の場合は、市電の車内で購入しました。中身は、コインなどで銀の部分をこする、乗車券としてはおそらくめずらしい形式です。
なお、バス路線の中心は、熊本城に近い熊本交通センターとなっています。覚えておくと、バスであちこちに行く場合に便利です。 |
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■ 阿蘇山 外輪山に囲まれた、高岳・中岳などの5つの山々からなる複式火山。有名な中岳は、常時白い噴煙を上げています。 また、周囲には、草原の乗馬が楽しめる草千里ヶ浜や、阿蘇山の知識を深めてくれる阿蘇火山博物館など、数多くの見どころがあります。
阿蘇山中岳火口に行く方法はいくつかありますが、鉄道を利用するのであれば、阿蘇駅からバスとロープウェイを乗り継ぐ方法が一般的でしょう。 |
なお、中岳火口付近は、風向きやガスの濃度によって、立ち入り規制が行なわれています。 実際、上の写真を撮った後、すぐに、まず火口に一番近いエリアが立ち入り禁止となり、しばらくして火口付近全体が立ち入り禁止となり、ロープウェイも運休となってしまいました。 火口を確実に見たいのであれば、日数的に余裕を持った観光プランを立てるべきでしょう。 |
![]() 阿蘇山中岳火口にある案内板 |
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■ 通潤橋(つうじゅんきょう) 嘉永7年(1854年)に完成した、日本最大の水路橋。日によっては、豪快な放水を見ることもできます。 通潤橋は、熊本市から約30km東に位置する矢部町にあります。鉄道がないため、熊本市からは、熊本交通センターからの路線バスなどを利用することになるでしょう。 ちなみに、私の利用したバス路線(熊本バス)は、甲佐(こうさ)町や砥用(ともち)町を経由する、もっとも遠回りするバスだったらしく、細い山道をハンドルを切り返しながらゆっくり進む、路線バスらしからぬ旅が楽しめたのは、思わぬ収穫でした。(笑) 広い道と、細い道があれば、かならずといっていいほど細い道に入っていくのは、なかなか凄かったです。 |
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