1998.04.17 以降の訪問者人数 

[文献提供:東京都小平市 国立精神・神経センター武蔵病院 院長 埜中征哉先生]

<原因>
不明です。
約10%は遺伝性がありますが、残りは後天的です。
遺伝性のものでは遺伝子も分かっていて、細胞毒とされる、
過酸化水素を解毒する酵素の欠損を疑わせる遺伝子異常がみつかっています。
遺伝性のものを研究して原因がわかれば、遺伝性がない多くの患者さんの原因も分かるでしょう。
<症状>
40歳以降の中年に、手足の筋力低下がみられるようになります。
数年の経過で歩行不能となり、呼吸筋も侵されて人工呼吸を必要とします。
<治療>
特別なものはありません。家族発症例がありますので、
その場合はご家族のご承諾で、血液DNAを検査し診断に役立てます。
<お薦めホームページ>
神経筋難病情報サービス http://www.saigata-nh.go.jp/nanbyo/index.htm


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