あぁ、なんて平和な一日。
こういう日もあるもんだ。
「話し合い」で遊んだ2本のシナリオ。
ともに一回の戦闘もなく、平和な生活を営む事ができた。
前半のPW郎テーブルでは、町のお祭りを美しいお嬢さんと楽しく、そして平凡に過ごすことができた。
マスターの思惑とは違ったらしいが、私はホントにこのお嬢さんと仲良くやっていければ、それでOKなシナリオだと思っていたのだ。
昼間は牧場で汗を流して働き、騎手であるお嬢さんと何気ない会話を楽しみ、夜は仲間と酒を酌み交わす。
あぁ、なんて平和な一日。
真実に気がついた時にはすでに遅く、我々が戦闘に参加すればどうにかなるレベルの話ではなくなっていた。
そして、何もしなかった。
さようなら、平凡な日々。
だけど平和な一日。
後半の車テーブルでは、ちゃんと事件を解決。
ただ力に頼らず、頭を使ってだまくらかすという、平和的な手段を選んだだけだ。
さらに依頼人もだまくらかして大金をせしめ、ついで仲間をほっといてその金を教会に寄進した。そして文無し。
あぁ、なんて平和な一日。
いや、一回だけ戦闘があったか。
貧乏神官である私と、その仲間達が目的地に向かっている途中、ワンダリングモンスターに出くわしたのだ。
敵は山賊。しかもたんなるホームレスとしか思えない山賊だ。
パーティーの実力からいって、相手にするほどの事もない。
平和的に解決するべく、貴族のボンボンである騎士が金をばらまいた。
「ほ〜ら、この金をやるからさっさとこの場を立ち去れ! でないとそこの魔法使いがファイヤーボールをぶちかますぞ」
優雅に宣言する騎士。脅しに呪文を唱え始める魔法使い。
山賊はわらわらと逃げ出していった。
金は拾えなかったが。
山賊と一緒に金に群がった私が、彼らを弾き飛ばしてしまったから。
そして戦闘は終わった。
私の手には騎士の金。
「これも神の思し召しです」
ありがたく懐にしまった。
あぁ、なんて平和な一日。
教会に寄進した金は100万と167ゴールド。
また無一文の日々。
だけど平和な一日。
今日は平凡で、そして平和な一日。