「話し合い」レポート(10月)
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10月のバックアップ!

T・鈴木
「放課後怪奇くらぶ」

 シナリオとしては気合入りまくりで、なかなか凝ったものができた10月。
 だが困ったことに、マスタリングそのものまで、うまくいった訳じゃなかった。
 今回のキャラクターは4人。
 委員長とその恋人の武道家。委員長と中学が同じであるゴシップ屋。そして武道家の幼馴染みのオカルト研というメンバー。
 委員長は、物語の鍵を握る人物「モリス・バーグ」のクラスメートで、シナリオの導入も、この委員長がモリスの家までプリントを持っていくよう言われるところから始まった。
 しかもモリスと会えなかった委員長に、次の日、モリス自身が「私の部屋から盗んだ物を返してもらおう」と詰問するという展開。
 これは事件に巻き込まれた委員長と、それを守る武道家の恋人が主人公になるしかないシナリオと思われた。
 日本沈没の危機に揺れる、若い2人の愛の物語!
 すばらしい!

 が、そうはうまくいかなかった。
 それどころか、この2人。
 この後、ほとんどシナリオに絡む事ができなかったのだ。
 いろいろプレイヤーもがんばっているのだが、どうにもこうにもうまくいかない。
 肝心なところではサイコロの出目が振るわず、するどい行動をとれば見当違いの方向に突き進む。
 キッカケさえも見つからず、あっても一緒にいるだけで出番がない。
 目立ったシーンもほとんどないままシナリオもクライマックスを迎え、あまり意味のない状況で死にかけるっていうか、たぶん死んでしまった武道家。
 その死を知らず、彼の倒れた球場の外で、モリスを探して走る委員長。
 すべてが悪いほう悪い方に進んでしまい、気が付けばゴシップ屋とオカルト研の2人が主役へと躍り出ていたのであった。
 ゴシップ命の東スポ男と、オカルト命のマニアック男。
 日本沈没の危機に揺れる、マニアな2人の珍道中!
 どういうこと!?

 いいシナリオと、いいマスタリング。
 TRPGでは、この両輪が揃わないと参加者全員を楽しませることはできない。
 それはわかってはいるのだが、最近、それがさっぱりそろわない。
 マスタリング勘が、そこまでニブってしまったのだろうか?
 シナリオに気合入れているのに、マスタリングでいつもコケるのである。
 まったく困ったもんだ。
 プレイヤーにも迷惑をかけているが、私のマスタリングリハビリ期間は、まだまだまだまだ続いてしまうようである。

 ・・・道程は、遠い。