いやぁ、久しぶりに「死の恐怖」ってやつを味わったわい。
ワンダリングモンスターチャートなんて、何年ぶりかに振ったけど、まさかロック鳥なんてのが出てくるとわ。
事の起こりは、そんな目にあう4日前。
あるドワーフが村の坑道でおきた事件について、腕ききの冒険者である我々に、調査を依頼してきた。
町から平原を進むこと10日ばかりの土地に、そのドワーフの村はあるとのこと。
で何もないのっぱらを、トコトコ歩いていた訳。
「このまま村に着いちゃうと時間あまるから、ダイス振ってみて」
マスターは軽い気持ちで言ったに違いない。
が、ここでヘンな目を振ってしまうのが、私のいいところ。
突如あたりが暗くなったかと思うと、空の上には遠近感を無視した一羽の鳥。
こっちはレベル3〜4のパーティー。
泣きながら逃げようとしたのは、言うまでもない。
「朝まで全力疾走を続けられれば、近くの宿場町までたどりつくよ。逃げられるかどうかは別の話だけど」
マスターの無情な一言で逃走をあきらめた一行は、ロック鳥に対する迎撃体制をとる。
しかし迎撃つっても、たかが知れてるんだよなぁ。
しかも6人しかいないパーティーなのに、なぜか8面ダイスを振るマスター。
それって、ロック鳥の攻撃目標を決めるダイスじゃないの?
「1〜5で左から順番にロック鳥の攻撃。爪・爪・クチバシね。6〜8は出した責任をとって、君のところにくるから」
・・・死んじゃうっての。
実際マスターも困っていたらしい。
まだシナリオの舞台にすらたどりついてないってのに、全滅の危機に直面しちゃってるんだもん。
おまけにHPを決めるダイスが妙に走ったらしく、振りまくりの8面ダイスのうち、そのほとんどが8だったと言う。
もう全滅必至。
だがマスターは気がつかせようとしていたのだ。
私の操るエルフが、この危機を打破する唯一の手段を持っていることを。
覚えたての魔法。コンティニュアルダークネスを唱えられることを。
ついに魔法の暗闇で失明に追いやられたロック鳥は、「まぁ、これで逃げ出す理由ができたかな」と言うマスターの寛大な処置によって、平原のかなたに消え去っていってくれたのでありました。
めでたしめでたし。
・・・えっ? シナリオの中身?
あ、そっちも面白かったよ。
いま(DASH!で)流行のゾンビものシナリオだったし。
けど、ロック鳥の話が長くなっちゃったから、まぁ、またそのうちってコトで。
じゃ!