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![]() クラブ サーキット 2000 リアライブ |
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_ | get out from the shell | _ | ||||||||
THE NEPENTHES | 自称ライブ=ハウス、実際は2000人も収容する(ラルクの場合は「しか収容しない」)スタンディング=ホールZepp Osakaで行ったライブ。ファンのほとんどがこのビデオで初めて目に、耳にした。 何ひとつセットのないステージ、ステージ下方をぐるり取り囲んだおびただしい数の小型撮影機、光源を散らすためにステージ上方と天井をずらり取りまく数多の照明装置、歌唱シーンでもギターソロでも当たらぬスポットライト、充分な幅があるにかかわらず立ち位置をほとんど変えぬステージング、これらは効果を高めるためであったか。 MCになり、hyde は「ズボ、ズボボボ、ボバボボベッ」と、わけわからん語でしゃべり出した。ほぉ、歌うときだけ人間語を発することが許された悪魔である。洒落たことをやる。 黒いフードを被った魔導師のごとき hyde が歌い始めてもライトは一向に明るく灯らない。飛翔感ある「NEO UNIVERSE」でさえ水底をゆらゆら漂っているようだった照明は、6曲目の「ROUTE 666」にしてやっと全体を明るく照らし出した。おや?「ROUTE 666」ってこんなに恰好いい曲だったか? 失敬な言い草だ。ライブになると俄然、魅力を増す楽曲がある。整った音質よりも荒く肉感的な音質の方が断然、映える曲がある。「ROUTE 666」はズバリそれだった。男前なサナギが男前な蝶になるがごとく変身している。これはいい。巻き戻し。もう1回‥いやもう1回‥‥いやいやもう1回。 13曲目、「いばらの涙」。息詰まるサビの波状攻撃も終わり近くになってなお、高く鳴り響くエマージェンシー=コールが胸を深くえぐる。今回のエマージェンシー=コールは、断末魔に泣く「1999 GRAND CROSS CONCLUSION」時より音をずらしてあり、悲痛さが染みてくる。このギター=アレンジはCDでは聴くことができない。ぜひライブver.も聴いていただきたい。 本作は、終演後ステージそでに下がると思いきやとつぜん客席に向かって駆け出しライブ小僧の面目躍如せんと飛び込んだ瞬間の、yukihiro の後ろ姿で終わる。 音楽ビデオは収録時間の割に値が張る。映画はいちど劇場公開し、レンタルされ、テレビ放映され、販売し、各段階でチビチビ元を取る。音楽ビデオはそうはいかない。いや、いくわ。劇場公開すれば良いのだ。大画面で、大音量で、このマトリックスを観る。壮大な「1999 GRAND CROSS 〜」を観る。映画館はじまって以来の、観客総立ち踊る鑑賞会。場内にとどろく「CHECK!」コール。あぁ‥おっと、よだれ‥‥。 −2001.07.21− |
_ | 【マトリックス】 米 映画 1999年 監督 : ウォシャウスキー兄弟 主演 : キアヌ=リーブス |
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Promised land | ||||||||||
NEO UNIVERSE | ||||||||||
bravery | ||||||||||
ROUTE 666 | ||||||||||
LOVE FLIES | ||||||||||
fate | ||||||||||
a silent letter | ||||||||||
trick__ | ||||||||||
STAY AWAY | ||||||||||
HONEY | ||||||||||
いばらの涙 | ||||||||||
Shout at the Devil | ||||||||||
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<参考サイト> | ||||||||||
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