ホワイトハウス・ダウン(2013年作品)。
アクション映画であるが、あまり重くない見やすい類の映画で、なかなか楽しめる。
いまいち仲の良くない父・娘(チャニング・テイタム、ジョーイ・キング)がホワイトハウスを訪れる。
父は大統領警護官の面接試験を受けにきて(落ちた!)、ついでにホワイトハウスマニア(?)の娘と一緒に見学ツァーに参加する。
その最中にテロリストが行動を開始し、ホワイトハウスを占領してしまうのだ。
たまたまトイレに行っていたため人質にならなかった娘を捜すために父は人質集団から抜け出し、ハウス内を移動している時に、たまたま銃を突きつけられている大統領を助けてしまう。
それからは、テロリストと大統領と父と娘、ハウスの外の閣僚やらが絡み合いながら、飽きる間もなくラストへ向かっていく。
それほど凝ったストーリーでもなくさらさらと話が進んでいき、主人公はいくら撃たれても当たらないけど、大統領(ジェイミー・フォックス)が意外とお茶目な行動をして楽しませてくれるし、主人公身辺の主な人物は皆無事で、私に必須条件のハッピーエンドとなる。
父を救うため少女は大統領旗を持ってホワイトハウスの庭にかけ出していく。
戦闘機のパイロットは旗を振っている少女に気がついて爆撃を中止する
のだが、
見えるの?
命令違反でしょ?
ま、映画だからいいか…。
いろいろ都合よく話が進むけれど、結構盛り上がって、いい!
ラスト間近の上のカットの、少女が旗を振るシーンでなんだかウルッときそう!
なぜか知らないが、同時期に「エンド・オブ・ザ・ホワイトハウス」という似たような映画も発表され比較されたが、どちらがいいかは好みによるだろう。
エンド・オブ・・・ の方がリアリティがある(それでも相当無理がある)と思うのだが、私はホワイトハウス・ダウンの明るいエンタテイメント性を重視した造りの方がいい!
重厚なアクション映画なんて、以前にも書いたようにへたすると私はすご〜く落ち込む危険性があるので。
さて、準主役(娘役)で頑張っていたヒロインの女優さん・ジョーイ・キングは、この時13歳くらいのようだ(1999年生まれ)。
なんだか気になって調べてみたら、私が前にとり上げた「世界侵略・ロサンゼルス決戦(2011年)」にも、逃げ遅れた民間人の中に混じっていた!
あれを見たときに、なんだか目立つ子がいるな、と思っていたので、やっぱり「持っている」のだろう。(ついでながら、やはり以前に紹介した映画「クレイジー・ハート」のマギー・ギレンホールも出演している)
「ジョーイ・キング」
爆撃のための戦闘機が迫る中、父に一人で先に逃げろ!と言われて戸惑う!
(アクション映画のラスト近くなので顔がドロンコのカットで申し訳ない!)
彼女は、今現在確かに「かわいい」女の子である、が、決して標準的な「美人」ではないと思う。
大人に成長していくにつれてどんな風に変わっていくのだろうか。
これからの活躍にも期待し、楽しみにしておこう。
2016.01.14. ................トップページへ