― 山バッジ・T ―



 山小屋の売店で売っているバッジがあります。
 実用性はないけれど、割合安価で、かさばらず、ちゃんと地名・山名が刻んであって、何年たっても腐らないし(?)少し黒ずんできますが、良い記念になります。

 私は、大学に入り、旅行や山登りを覚えた頃にこのバッジを買い始めたのですが、どうも社会人になって、あまり山に登らなくなった時に、バッジを買う事も忘れていったようです。
 なるべく鈴(ベル)が付いているデザインの物を買おう、なんて考えていたと思うのですが、もう少し真剣に、続けていれば良かったかな … 。

 今年、息子と山に登った時に、子供用に何かと思って売店をのぞいていて思い出して買ってみました!

 私はもうあまり登れそうにないけれど、息子はどうなるかな〜?

 1. 唐松山荘
 2. 八方尾根
 3. 仙人ヒュッテ
 4. ・黒部峡谷
 5. 八ヶ岳
 6. 磐梯山
 7. 白山




 1. 唐松山荘(2013・08):今年購入の最新版 
 唐松山荘は、北アルプスの主脈縦走路上でもあり、観光地・八方尾根の延長上でもあり、きっとバラエティに富んだお客さんで、 … 大変かも!
 
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 2. 八方尾根(1969・08):探してみたらあった! 数十年前(1969)の私が多分初めて買った山バッジ!! 44年の間が空いたけど、やっと八方尾根と唐松がつながりました!

 別項に書いたように、木崎湖の近くで合宿していたクラブの休養日に、先輩達に連れられて行った八方尾根は、私が初めて足を踏み入れた北アルプスであり、思い出深い所なのです。(今年、登るときになって思い出した事なのですが…。)
 バッジの左寄りのアリ塚みたいなのは、ケルンですよね?
 
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 3. 仙人ヒュッテ(1973・08):友人とテントを背負って、剣沢から北俣、池の平、阿曽原、欅平と下り。

 剣沢に二泊もしながら、天気が悪く、剣には登らずじまいでしたが、下り始めると天気は持ち直し、仙人池に映る剣はちゃんと見てきました。

 
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 4. 黒部峡谷(1973):上記の山行に同じ。

 黒部の水平道の端っこをかじる事が出来ましたが、やはりこのまるっきり人工の道はすごいです。 転落しかけて九死に一生! だったのもここかな?

 
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 5. 八ヶ岳(1972・11):初冬、美濃戸口 - 赤岳石室(今は立派な山小屋になっている?) - 牛首 - 清里。縦走ではなく横断ですね。

 私は寒い時に敢て寒い所に行くタイプではないので、この時の石室、夕刻 -11℃ という一夜が、私の経験した一番の低温だと思います。
 八ヶ岳の裾野は広大です! 赤岳からの下り、徐々に傾斜が緩くなりながらも、歩いても歩いてもたどり着かない清里駅がなんと遠かったことか … 。

 
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 6. 裏磐梯、磐梯山:学生時代。春、裏磐梯は一人で。夏、山は友人と。下山後友人と別れて私は黒部・白山・紀伊へと回る。

 山では、下山中に水場にカメラを置き忘れ、少し下ってから気がついたけれどもう無いだろうな〜、と思いながら戻ってみたら、そのまんま残っていました。 良い所です!
 下山後夜行列車に乗る予定でしたので、山を下りた所(猪苗代町?)で銭湯を探したのですが見つかりませんでした、… そもそも銭湯というものが存在していなかったのか?

 
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 7. 白山(1971.07):初めての山小屋泊単独山行。

 登った日はイマイチだった空模様も、頂上で一泊した翌朝は、快晴!!
 頂上神社の神主さんの打ち鳴らす太鼓の音で目を覚まし、ご来光参拝、お釜巡りをしました。 神主さん曰く「今年一番の青空じゃ!」って、晴れたら毎朝言ってる訳じゃないでしょうね?(この日は本当に、ほとんど雲のない青空でした)

 大抵のバッジは全体が鋳物ですが、このバッジは、ピッケルは鋳物のヘッドと丸棒のシャフトを組み合わせ、それにメダル部分をくっつけてよじった針金を巻きつけてベルをぶら下げています。
 結構リアルな作りで立体的だし、手間がかかってますよね!

 
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山バッジ・U に続く。