1998/12/1

審議会

私は、宮城県の物価モニターをしているのですが、審議会に出席してくれないかと県庁から電話がきました。
交通が便利で審議会の場所に来やすい人、4人を選んだようですが、なかなか出席者がいなくて困っているようでした。

私は、『しんぎかい』を『しぎかい(市議会)』と聞き間違えて(担当の方のなまりのせいもあると思いますが)「仙台市議会に出る機会なんてもうないかも?」と勝手に思い込み、夫にもその旨話すと「めったにない機会だから是非行ってこい」と言われ、半分舞い上がっていました。
審議会と気付いたのは、随分あとでした。

その審議会は、『地域認定食品のこれからのありかた』について話し合うものでした。
地域認定食品というのは、その地域で作られたものに付ける印のことでした。

アンケート調査で得た情報をもとに、私のような普通の主婦の生の声を聞くのが目的のようでした。
私達4人が審議委員と面と向かうような感じでマイクが預けられましたが、発言内容も、アンケート調査とさほど変わることがなく、私は内心なんのために来る必要があったのだろうと思っていました。

私の関心は、もっぱらこのような審議会がどのようなメンバーで構成されているか、どのような話しの進め方なのか、ということでした。
今回のような機会がないと、このような審議会が行われているのも、どうやって進められているのも知らないわけで、名簿と照らし合わせて興味津々でした。

会の進行役は、消費コンサルタントの女性と大学の副学長。
出席者は、学識経験者、消費者(主婦、学校連絡協議会、消費者連絡協議会、労働者連絡協議会、婦人連絡協議会、なぜか生協)、事業者(商工会、スーパー、経済連、中小企業団体、漁業連)、行政、そして消費者代表として私達4人でした。

へえーと思う人選あり、なぜ?と思う人選あり、話しの内容は大したことなく、とにもかくにも、こうやって公事とは決まるものなのかと、ちょっと空しい気分になりました。

日当は5000円ももらって大満足ではありました。
 


This page by Nobue