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薬局にあるパンフより(某薬剤師さんからの情報です)

【シラミ(アタマジラミ)の生態】

 大きさはメスが約3ミリメートル、オスが約2ミリメートルです。身体はふだん白色ですが、血を吸うと赤褐色に変化します。動きはそれほど敏捷ではありません。
 シラミの卵は髪の毛に生みつけられ 長円形で大きさが約0.5ミリメートル、色はうすい褐色です。また、孵った卵のカラは白っぽく見えます。
 ヒトの頭髪に寄生し、1日に数回皮膚から吸血します。卵は約一週間後にふ化します。幼虫は3回脱皮して2〜3週間で成熟します。メスは1日に3〜9個の卵を生み、一生では約100個の卵を生みます。幼稚園・学校などの集団施設の子供同士では、髪から髪へ容易に感染し、家庭に持ち帰ると家族の間でも感染します。また本種 は頭髪から離れても、2〜3日は生存すると言われています。自力で移動するため、帽子やマフラー、ロッカー、脱衣かごなどを介して間接的にも感染します。

【症状】

吸血部位は側頭部から後頭部にかけて多くかゆみがあります。但し掻痒感は個人差が大きいようです。掻き傷から細菌感染を起こしたり、湿疹になることもあります。

【駆除】

フェノトリン(商品名・スミスリン)が有効です。人体への毒性が少なく殺虫効果が高いので、本剤を頭髪に直接使用します。粉剤タイプとシャンプータイプがあります。浸透性がよく、成虫はもちろん卵の中まで浸透し殺虫します。
 また頭髪以外のシラミの駆除には、下着、パジャマ、シーツ、枕カバー等を熱湯処理します (浴槽等に衣類を入れて熱湯を注げば良い)。さらに風呂場、脱衣所、寝室、居間には殺虫剤のスプレーを散布します。家族に広がらないうちに、早めにかつ徹底的に駆除しておきましょう。

私の個人的意見ですが、駆除方法については疑問です。
私の数少ないしーちゃん経験から言わせてもらえば、熱湯処理することなく、しーちゃんはお亡くなりになるように思います。
また、殺虫剤を散布するのは、かえって体に悪いのではと思うのです。


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