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情報教育アドバイザー

2001/5〜9まで仙台市の某小学校で情報教育アドバイザーをしました。

その時のお話

ょなことから情報教育アドバイザーというなんだかとても偉そうなものになってしまって、
なってしまってから事の重大さにやっと気づき、あっちこっちのサイトを探しました。
とんでもなく堅物そうな、すんごく頭が良さそうな人のサイトばかりで、なおさらあせりました。
、、、なので、このページが出来ました。

仙台市情報教育アドバイザー

仙台市教育委員会から派遣され、72日間小中学校のコンピューター授業の手伝いをする。 雇用促進授業の一環で、一度しか出来ない。

任期を終えてみて、、、、

期を終えて早半年が過ぎようとしています。

学校に行く前は、私で勤まるのか、学校は荒れていないのかとても不安でした。
ところが、子供達は思った以上に素直だし、先生達はとても優しいし、学校にいることはとても楽しいことでした。
そもそもなんでコンピューターの授業を、他の勉強の時間をさいてまでしなければいけないのかということですが、それは総合学習のためだと思われます。
今までの勉強方式では、最近だめだということになったらしく、これからは自分で問題をみつけ、解決する方法を考え、調べ、答えを導き出すという、自分で問題を解決する力を養うこと。それと地域に密着した勉強をするという事になったためだと思われます。
(これはこの小学校で説明されたことではないので間違っているかもしれません)
そういった学習をする上で、インターネットで調べたり、文章を見やすくしたり、デジカメで取った写真を入れたりとコンピューターを使う必要が出てくるのだと思われます。
が、そのように活用するために、コンピューターを使えなくてはならないということになります。
家庭でパソコンを使っている子もいれば、使っていない子もいます。
それで、先生一人では対応仕切れないということで、情報教育アドバイザーの出番となったのだと思います。
授業の手伝いだけでなく、メインで勧めることもあり、戸惑うことばかりでした。
なんせ教える経験など皆無ですもん。
勉強の時間を減らしてまでする必要があるのかとか、子供達がパソコンを使うのはワープロが限界だとかといった意見も耳にしました。
学校のカリキュラムも慎重に作られてしました。
ところが子供達は、そんなに説明しなくても、触らせておけば結構使うもんです。ゲームなどで慣れているせいもあるし、大人のように先入観がないせいか、ちょっと説明するとどんどん使いこなしていきます。
たまにフリーズしたりしたときに直してあげたりすると、目を輝かせてどんどん使っていきます。
パソコン授業は勉強ではなくて遊び感覚が強かったらしいですが、それならそれでかえっていいと思います。
嫌いだった勉強が好きになったり、遊び感覚で計算が出来たり、音楽が出来たりいいことだと思います。
簡単に絵もかけてしまうのはちょっと、という意見も耳にしましたが、手がどろどろになったり、絵の具をごにょごにょしたりするのと同時進行で、道具としてパソコンを使えば、表現方法が広がり、とても良いことだと思います。
パソコンで絵を描かせたりすると、とんでもなくうまい絵を描く子がいてびっくりします。
作曲させても、以外におもしろい曲が出来たりします。これも専門的な音楽の知識がなくても、フルバンドで曲が出来たりするので、実際に演奏することとと同時進行させればこれまた表現方法が広がり、ううーんサイこー!
自己表現する方法が広がり、もしかしたら病みそうになっていた心も解放されるかもしれません。
私で勤まるかどうかという問題ですが、もっとコンピューターに詳しい人だったらもちろん良かったとは思いますが、子供の中にいることが楽しかったので、私でも良かったと思っています。
いくらコンピューターに詳しくても、子供の中にいるのが苦痛だったり、細かすぎる性格の人では、勤まらなかったのではと思っています。(そう思っているのは自分だけかもしれませんが、ほっといて下さい)
とにかくとても楽しい半年でした。

次回はどういったことを授業で進めていったのか詳しくお話したいと思います。


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