2017~2021年『こぼれ話』及び『お勧め穴場』マウスのポインターを画像に当てて下さい
感動した記事や興味を持った事、訪れて良かった場所等を紹介します。カメラ片手に色んな所を訪問して画像中心に、ぼちぼちマイペースで掲載しています。年の始めから順に並べています。尚、本文記載事項や写真掲載についてご意見や不都合がございましたら検討・削除しますので、ご連絡下さい。

6.京都『永観堂(禅林寺)〔令和3年11月22日〕
  浄土宗西山禅林寺派の総本山である京都の紅葉の名所、もみじの永観堂(禅林寺)を訪れた。コロナ禍、入口で検温と消毒をして朱印所のある大玄関より入った。景色以外の仏像や襖絵は写真撮影不可なのが残念。古方丈→瑞紫殿→釈迦堂(唐門を右手に見て)→御影堂(大殿=三鈷の松を貰う)→水琴窟→阿弥陀堂(本堂=みかえり阿弥陀仏拝顔)→出口へ
唐門は京都府指定文化財で勅使を迎える四脚形式の向唐門江戸末期に再建されたそうです。三鈷の松は(智慧・慈悲・真心)を示すそうです。財布に入れると良いとか…。釈迦堂前庭には白砂を小判型に盛った市松模様をあしらった盛り砂があった。勅使はこの盛り砂を踏んで身を浄めて入堂したそうです。


多宝塔(二重塔) 

表:紅葉 裏:三鈷の松松

 表:総門より中門を望む 裏:古方丈前庭

 表:古方丈側面 裏:古方丈廊下掲示物

 中門入ったところ

 釈迦堂前庭(右側は唐門)

 表:釈迦堂側面 

 多宝塔(二重塔)

表:唐門 

 表:弁天社(放生池) 裏:禅林寺地図

5.奈良『法隆寺=世界文化遺産〔令和3年11月21日〕
 
 2022年は聖徳太子(574年~622年)没後1400年目、奈良法隆寺の夢殿に安置されている秘仏、救世観音立像(国宝)が拝顔出来るということで参拝した。法隆寺は607年推古天皇と聖徳太子が建立した世界最古の木造建築群だそうです。1993年12月に日本初の世界文化遺産に登録されています。国宝・重要文化財に指定されている建物、宝物類は合計で約190件、その数は2,300点を超えるとか…。


 南大門(室町時代)
  (1438年再建)

五重塔(飛鳥時代)
高さ:約32.5m
わが国最古の五重塔

  西院伽藍 左:金堂(国宝) 右:五重塔(国宝)

    東院伽藍 表:四脚門 裏:鐘楼(左)

   大宝蔵院(百済観音像が安置されている)

  夢殿(救世観音立像が右側面から拝顔出来た)

 表:中門(国宝) 裏:金剛力士像(国宝)=日本最古

        聖霊院(鎌倉時代)
 

         法隆寺伽藍配置図

4.『大阪アルプス・低山〔令和3年11月14日〕
 
史跡巡りウォーキングも30回目を迎え(今回もK氏案内)、大阪アルプスと呼ばれる30m以下の低山に登頂した。先ずは、天保山公園内の坂本竜馬と妻のおりょうが薩摩汽船三邦丸の乗って薩摩に新婚旅行に出かけた『ハネムーン第一号の出帆記念碑を見学。次に明治時代に砲台建設の為土砂を採取したため標高7mから4.53m迄、低下した天保山(残念ながら現在は日本一低いタイトルは仙台市の日和山に奪われ元日本一)を見学した。大阪には8つの渡船場がある。大阪市の職員が無料で渡してくれる。初めての乗船、貴重な体験をした。大正区役所の前を通り、地下鉄工事の残土(ダンプカー57万台分)を盛って作ったと言われている昭和山(標高33m)に登頂。港が見える丘と言われるだけあり見晴らしは最高でした。
大坂冬の陣では徳川家康の、夏の陣では真田幸村の本陣(茶臼山の戦い)となった茶臼山(標高26m)に登頂。通天閣に向かってぶらぶら~本日は22,076歩でした。


表:天保山
裏:新婚旅行発祥の地
 

裏:砲台建設碑
表:通天閣前通り
 今回の参加者は6人
 

表:案内書 裏:渡船 

記念碑の表・裏

表:あべのハルカス
裏:あべのハルカスを望む

表:天保山公園 裏:甚兵衛渡船場(西)

表:渡船乗車 裏:水門

表:甚兵衛渡船場(東) 裏:待合室
 
昭和山説明(山頂)

表:昭和山入口 裏:山頂から千歳橋を望む

通天閣を望む
 
大阪夏の陣の配置

表:茶臼山 裏:真田幸村説明文 
 
表:大阪の陣跡 裏:河底池
 
錦絵

3.『近江八幡、彦根城、比叡山〔平成30年4月4日~5日〕
   
今年も小学・中学・高校でご縁があった同期生14名で観桜旅行を楽しんだ。東京・名古屋から来る友とJR近江八幡駅で待ち合わせた。関西在住の私としては西国三十三ヵ所第32番札所『長命寺=健康長寿の観音様』を案内すべく準備をしたが、808段の階段はきついので、映画やテレビ時代劇のロケ地として活用されている『八幡堀』の桜を楽しんだ。近江八幡水郷巡りも希望があったが事前予約なので駄目でした。駅前より長命寺行きバスに乗り小幡町資料館前で下車、八幡堀を目指しブラブラと歩く。堀には桜の花びらが浮かんでいて綺麗でした。昔、家の常備薬であったメンタームの近江兄弟社を見学して、それを日本に輸入した(後に製造販売した)ウイリアム・メレル・ヴォーリズは明治38年に滋賀県立商業学校の英語教師として来日、キリスト教伝道活動を行うとともに『建物の風格は、人間と同じく、その外見よりもむしろその内容にある』と言う信念で全国約1600余りの建築設計に携わったそうです。中屋(すわい)町通りにある旧八幡郵便局も大正期のヴォーリズ建築の一つだそうです。また、近江商人が子供の教育充実を図るために明治10年に当時のお金で6000円で設立した八幡東学校=白雲館(登録文化財)は市民ギャラリーとして開放されていて無料で見学出来ました。その後、古い建物が残された街並みをブラブラ歩いてJR近江八幡駅まで帰り、国宝彦根城を目指しました。
国宝彦根城には約1200本の桜が有るようですが、桜(ソメイヨシノ)の寿命は80年。半数近くの526本が老木、史跡保存か観光か彦根市は難しい判断を迫られているそうです。(2018年4月5日中日新聞)当日は少し肌寒く、お陰様で花見を楽しむことが出来ました。
夜は、みんなで彦根駅前の居酒屋で小学時代の先生の名前等を想い出しながら昔話に花を咲かせて、歓談して若返り愉しいひと時を過ごしました。故郷、岩国の地酒『雁木』を差し入れた友もいて、久しぶりに記憶があやふやになる程に痛飲し~た!(^^)!。


  JR近江八幡駅

表:八幡堀 裏:明治橋

   表:八幡堀の桜 裏:八幡宮入口へ 

 近江兄弟社メンターム

  ヴォーリズ像、碑

表:日牟禮八幡宮 裏:瑞龍寺

    白雲館

表:あきんど道 裏:近江牛

 街並み(光自転車看板)

 表:仲屋(すわい)町通り 裏:旧八幡郵便局

表:彦根城 裏:参加者(全員写っていなくて残念)

  表:天守閣の望む 裏:彦根城内堀

 注目!ポストの上の城

    表:彦根城中堀  裏:彦根城説明文

 表:彦根城より琵琶湖を望む 裏:ホテルから琵琶湖を望む

表:配置図 裏:いろは松

翌日、1994年12月に世界文化遺産に登録された比叡山延暦寺を観光、杉と香は『かおり風景100選』、森林は『水源の森100選』に選ばれているとのこと。JR琵琶湖線で山科迄行き、湖西線に乗換て比叡山坂本駅下車。徒歩で桜など見ながら、日吉神社、比叡山高校を経て、坂本ケーブルで山頂に着く。
比叡山は大きく三塔(東塔・西塔・横川)の地域に分けられていて、これらを総称して比叡山延暦寺と言われている。生憎、東塔の国宝、根本中堂は修復中でしたが中に入り参拝することが出来ました(*_*)。


表:彦根駅(琵琶湖線)裏:比叡山坂本駅(湖西線) 

         表:日吉大社  裏:桜並木

 表:比叡山高等学校 裏:坂本ケーブル:ほうらい丘

 表:比叡山回遊案内図 裏:法華総持院阿弥陀堂

 表:坂本ケーブル頂上駅から琵琶湖望む 裏:比叡山ドライブウエイより琵琶湖望む

延暦寺の教え(延暦寺三塔巡拝マップより抜粋)
1200年前伝教大師最澄は日本国の安泰と国民の幸せを祈って日本人に合った仏教を比叡山に開いたそうです。その教えの根本は『個々が思いやりの心を持って一隅を照らす人になる』つまり、一人ひとりが相手の立場に立って考え、自分の出来ることを精一杯行うことが、周りを良くすることにつながるのだそうです。後世、この教えに基づき、法然・栄西・親鸞・道元などといった祖師方が比叡山で修行されている。

2.『神戸散策〔平成29年7月1日〕 
  
地域の役員を引き受けて仲良くなった理事の方と『史跡巡りウォーキング』を始めて3年目。第15回目を迎えた。今回はK氏計画で6人で神戸旧居留地・元町周辺のレトロな歴史建造物を見学した。三宮駅より海岸に向かってウォーキング、最初に明治3年、神戸外国人居留地内に創建された『神戸レガッタアスレチッククラブ』を見学しました。1845年表示のあるビリヤード台にびっくり!。体育館は今も使用されており、風格と歴史の重みを感じました。さらに、南下すると『日本で一番短い国道』を見つけました!(^^)!。神戸税関前から国道二号線迄の187.1mびっくりです。ホテルオークラを右手にみて、次は『KIITO』へ、最初ハングル語だと思いましたが『デザイン・クリエイティブセンター神戸』を見学。孫を連れてくれば一日愉しく遊べるところです。神戸開港150年記念事業として12月28日迄、神戸港と神戸文化の企画展『神戸みなと時空』が開催されていて見学した。神戸人形も初めて知りました…。昼食後、ブラブラ…ウォーキング、途中海軍操練所跡、震災で壊れたが再建された『旧アメリカ領事館=1881年』や地下鉄みなと元町駅となっている『旧第一銀行神戸支店=1908年』を等を見学し、中華街の立ち吞み屋(神戸には安くて気軽に飲める立ち吞み屋が多くあります…)で飲んで、元町方向にウォーキング。本寿寺をモダン寺と認識していましたが、実際は『本願寺神戸別院=昭和5年我が国最初の鉄筋大寺院として完成』がモダン寺と聞き認識を新たにした。毎月の第一土曜日午後一時より3階本堂で仏教講座が開かれていて…少しの間聴講した。神戸裁判所、湊川神社参拝、孫文像を見学してウォーキング終了。


表:神戸レガッタアスレチッククラブ 裏:体育館 

表:2階ビリヤード室 裏:経歴 

日本一短い国道

神戸オークラホテル 

 表:KIITO 裏:クリエイティブスタジオ

神戸人形

表:北海道人形 裏:関東人形

表:鈴木商店記念館 裏:陳舜臣館 

表:神戸税関 裏:海軍操練所跡

 表:旧アメリカ領事館 裏:旧第一銀行神戸支店

 表:本願寺神戸別院 裏:神戸裁判所


1.『奈良の世界遺産
〔平成29年4月11日〕
   小・中・高校の友12名で古都、奈良の世界遺産を見学して古希の祝いをした。生憎の雨でしたが50年ぶりに逢う友もいて、中学時代の修学旅行を想い出して愉しい一時でした。長生きに感謝・感謝ですヽ(^o^)丿。古都、奈良は710年~784年日本の首都で文化・政治発展の状況が残されていていると言うことで1998年に世界遺産に登録されています。JR奈良駅で東京、名古屋の友と逢って興福寺、春日大社、東大寺と徒歩で見学。23,654歩、古の古都を若かりし日にタイムスリップして愉しんだ。
1)興福寺(法相宗の大本山)
  藤原鎌足の子、不比等が藤原氏の氏寺として創建。氏神は春日野大社である。中金堂は復元再建中で来年(平成30年)完成予定でした。耐震補強工事で国宝館が休館の為、仮金堂で阿修羅像(国宝)、金剛力士立像(国宝)、華原馨(国宝)阿弥陀如来坐像…等26体を鑑賞した。帝の寵愛を失った采女(女官)が柳に衣をかけて入水したという伝説がある『猿沢池』を散策して春日大社に向かう。
2)春日大社
  平成28年11月第60次式年造替されていて綺麗だった。平安時代から奉納された灯篭は約3,000基あって、室町時代以前の灯篭の6割以上が春日大社のあるそうです。未だ、つぼみでしたが樹齢700年以上?の藤も必見です。
3)東大寺(華厳宗の大本山)
  聖武天皇による734年の『盧遮那大仏造顕の詔』により建立が始まり9年の歳月をへて開眼供養が行われたようです(二度の壊滅的打撃を受け鎌倉期、江戸期に再建されている)。大仏様は高さ14.98m(蓮華座除く)若草山に通じる傾斜地を利用して延260万人の手により作られたようです。鋳造に500トン銅や錫が使われた記録あり。私の注目は大仏様は『廬舎那仏』であり、蓮華蔵世界(大宇宙)を構成する無数の浄土(釈迦の浄土はその一つ)の総体であり、宇宙は一つ一つの浄土により成り立っていることが蓮華蔵台座の蓮弁(蓮の花ビラ一枚一枚に浄土があり、それぞれに如来様や菩薩様がいて一つ一つの浄土の衆生を救済されている…)に記載されていることです。 


 表:奈良公園 裏:中金堂(再建中)

表:南円堂(重文) 裏:猿沢池

表:春日大社東回廊 裏:直江殿

表:風宮神社 
裏:藤浪之屋 

砂ずりの藤

表:世界遺産表示 裏:若草山

南大門金剛力士像
(表:阿形 裏:吽形)

金銅八角灯篭(国宝)
 
表:大仏殿(国宝) 裏:廬舎那仏座像(国宝)

 表:虚空蔵菩薩像(左側)
裏:如意輪観音菩薩(右側)

表:多聞天像(左側)
裏:広目天像(右側)

蓮華座の蓮弁 

 蓮弁の仏様彫刻

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