2015年『こぼれ話』及び『お勧め穴場』〔マウスのポインターを画像に当てて下さい〕
感動した記事や興味を持った事、訪れて良かった場所等を紹介します。カメラ片手に色んな所を訪問して画像中心に、ぼちぼちマイペースで掲載しています。年の始めから順に並べています。尚、本文記載事項や写真掲載についてご意見や不都合がございましたら検討・削除しますので、ご連絡下さい。

3.帰敬式について〔老い支度…〕
  私は仏教徒ですが、宗派はあまり気にしていません。しかし、実家が『浄土真宗西本願寺派』ですので、本願寺には良くお参りします。特に龍谷ミュウジアムの催しは時々見に行っており、10月31日の『アンコールワットへの道』を見に行った帰り、本願寺にお参りして、『帰敬式』を知りました。浄土真宗の法名〔他宗では戒名〕は生きている間に、本願寺ご住職より頂き仏弟子として阿弥陀様のご本願(法=阿弥陀様の働き)を心のよりどころとして生きる為に帰敬式を行うそうです。早速、申し込み11月11日法名を頂きました。そして、西国愛染霊場めぐり6番札所の『須磨寺正覚院=真言宗須磨寺派』が永代供養堂を建設中〔来年1月完成予定〕であることを『史跡巡りウォーキング』の途中知りました。昭和48年頃近くで住んでいたご縁もあり、色々調べてみると、弘法大師〔真言宗〕のご縁や宗派は問わないとの事でしたしので申し込みました。これで、結果的には今年、老い支度を完了したことになりました。
追記:平成28年1月17日落慶法要に参列〔写真追加〕。

 
表:帰敬式 裏:正覚院
 
表:永代供養堂 裏:内側

 年末に読んだ本〔こだわりをすてる=ひろさちや著、他〕で目に留まった内容を記述します。

  般若心経の真言(仏の言葉)は最後の『ギャティ、ギャティ…ボウジイソワカ』だそうです。我々は現象に基づいて物を見ていて、コップの中の水は蒸発すれば無くなりますが水を構成していた水分は空に拡散開いているだけで分子は不滅です(?これから輪廻転生が来ているのかも…)。釈迦の体の原子も不滅であって宇宙に拡散したと考えて宇宙の仏と言われており、時間と空間を超越した宇宙の仏が私達に教えを説く為、釈迦と言う人間の姿で教えを説き姿を消された…とか。『不生不滅=生ぜず、滅せず』つまり、現象形態に囚われず、釈迦の肉体を拝んだり、釈迦が死んだなどと考えず、釈迦の教えは永遠で生じたり、滅したりしないと般若心経は言っているようです。尚、釈迦仏は二種類あって、小乗仏教が説く『肉体の仏=色(肉体)身仏』と大乗仏教の教えである『宇宙の仏=法(真理)身仏』があるようです。宇宙の仏の説法は私達には聞こえませんが大乗仏教の修行を積んだ人が禅定〔心を静めて一つの対象に集中する宗教的瞑想、又はその心の状態〕をすると宇宙の仏の説法が聞こえる…とか。その説法を記録したものが大乗仏教の経典だそうです。だから、般若心経の正しい名称は、仏説~と最初につくそうです。〔注:仏説とあるのは真言宗のものだけで、天台宗系(浄土宗、曹洞宗・臨済宗を含む)が読む般若心経には仏説はつけないそうです。
1)世界三大宗教の人口(2006年)は仏教(約5.9%=3.75億人)、キリスト教(約33%=21.69億人)、イスラム教(約20.1%=12.83億人)である…とか。
2)キリスト教は契約宗教(神と契約を結び…保護してもらう?)だという人がいるが仏教は自覚宗教(仏の心を知り…生かされている)だそうです。
3)仏さまを拝むとき、絶対お願いごとをするな!『仏さまありがとうございます』と拝め→請求書の祈りは駄目、領収書の祈りをする。
  浄土真宗では『信後念仏』と言って、まず信仰、その後に念仏だそうです。信心すれば極楽往生が決まり、決まった後声に出して『南無阿弥陀仏=阿弥陀様救ってくださってありがとうございます』と唱えるのだそうです。
4)般若心経はすべて空だと教えている。ものに物差しはついていない。物差しは私たちが勝手に作っている。幸せは全て自分の心が決めている。こだわりを捨てて、自分の今を生きて、毎日愉しく過ごそう…。

2.三蔵法師『玄奘』について〔平成27年8月30日〕
 
 昨年は、あの西遊記でお馴染みの玄奘三蔵〔602年生~664年没〕の1350年忌で奈良薬師寺が中心となり法要が営まれ『玄奘三蔵と薬師寺』の宝物を紹介する本が出版されたそうです。今回、村上太胤師(薬師寺副住職)の記念講演会が龍谷大学大宮キャンパスで開催され聴講した。講演終了後、本にサインを頂いた。中国・唐代の玄奘三蔵法師がインドから持ち帰った『般若心経』262文字、私の目に留まったフレーズは『色即是空=色(物質・事物・現象)をはらむものは空しい…』『不増不減=万物は増すこともなければ増えることもない…』等ですが、新しいフレーズを戴きました。
心無罣礙(しむけいげ:心に罣礙無し)=心にかかる曇りもない功徳に生きる=心に妨げるものもなく、心に拘るものもなく心にかかる一片の』曇りもなく、心を空っぽにすれば新しい発想や視点が見えてくる…とか?)


玄奘法師について
中国陳留(河南省)の地方名士の家の第四子として誕生、本名は陳褘(ちんい)。11歳で父を亡くし、13歳で得度(見習い僧になり)し、21歳で受戒(正式な僧)する。インド(天竺)に17年半留学して大般若経、600巻をはじめ数々の仏典を翻訳した。それらを凝縮したお経が般若心経である。踏破した距離は3万5千KM以上とか。

追伸
今年カンボジアの世界遺産『アンコールワット』を観光したいと思っているが10月10日~12月20日迄特別展が開かけるので見たいと思っている。

 
表:紹介本 裏:太胤サイン他

龍谷大学大宮キャンパス 
 
        龍谷ミュージアム入口

1.故郷の景色〔平成27年8月9日~10日〕

  中学同窓会の案内をもらい、52年前にタイムスリップした。みんな(今年の参加者は例年の半数?54名の参加=約1割か?)当時の面影をもって集い昔を想い出して若返った。同級生が結成〔Maria Duo=ネパールの貧しい子供たちに楽器の贈り物をしている…〕している演奏も披露され募金も集まったりしました。少し早く着いたので吉川史料館〔吉川家の由来等見て、田舎の蔵にある長持ちが有ったので写真を撮る)訪問した。翌日は8年ぶりに『鵜飼の夕べ』に参加して、同窓生が作った手料理を食べ、飲み、粋なひと時を過ごしました。また、兄貴の家に泊まり、墓参りをして、幼き頃に過ごした場所〔大谷、根笠、錦町の温泉等…)を案内してもらい懐かしい、ひと時も過ごしました。感謝、感謝です。


  表:藤森会長の演奏 裏:岩国国際観光ホテル

表:吉川史料館 裏:小次郎像 

   表:かご 裏:長持ち

          雙津峡(ほずきょう)温泉 

 美川ムーンバレー(根笠鉱山跡地の有効利用) 

教員社宅(大谷、S28年頃) 

表:根笠観音 裏:清流線

              鵜飼の夕べ


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