【場 所】 大阪府豊中市 伊丹空港
【年月日】 ２０１２年１０月２４日（水）
【時 刻】 ０９：５０〜１０：５０
【結 果】
丸一日あいたので、伊丹空港へ行ってみました。
兵庫・甲山の記録サイトにある試行版の地図を見ていると、サシバが大阪の北部を飛んでいる。ひょっとすると、自分が生まれた豊中あたりも飛んでいるかも。一度行ってみたい。しかしどこへ行けば、がわからない。小さいころに引っ越しをしたので、土地勘がない。で、豊中の近くにある伊丹空港へ。観察記録にも、飛行場方向から来るものもあると書いてあったので、なにか見られるかもと期待して、行ってみることにしました。
伊丹空港は小さいころ祖母によく飛行機を見に連れて行ってもらったところ。自分ではほとんど記憶がないのですが。そこの送迎デッキなら、双眼鏡を振り回しても写真を撮っても大丈夫そう、ということで。
展望デッキに登り、双眼鏡を六甲方向や宝塚に向けて振り回してました。しばらく見ていると、離陸した飛行機の下を茶色の鳥が、羽ばたきながら西のほうへ。かなり遠い。すぐに見失ってしまったので、渡りなのかどうか確認できず。大きさからすると、たぶんノスリでしょう。そのあと、いくら探しても鳥の姿はなし。なにも飛ばない。保育園の子供たちがやってきました。保母さんと関西弁の大バトル。にぎやか。
もう帰ろうかと思いつつ双眼鏡をのぞいていると、遠くでノスリがホバリング。何かを見つけたか急降下。しかし、また見失ってしまいました。
伊丹空港には１時間ほどしか居られませんでした。肉眼でも、双眼鏡を振り回しても、鳥の姿はほとんど見られず。カラスすら飛んでいない。羽田空港は、鳥が多くバード・ストライクで危うく事故に、ということもあるそうですが、伊丹空港はその心配はなさそう？
写真は展望デッキの北の端、ＪＡＬの搭乗口上から見た風景。向こうに見える山並みは六甲山地の東端、甲山があるところ。尾翼あたりがその場所でしょうか。その右には、宝塚。
サシバはこの山塊の立ち上がる地形を利用して渡って行くのでしょうか。天覧山も奥武蔵山系の立ち上がりのところにあり、地形的に似かよっていました。