CCJ 創立35周年記念 全国ミーティング
        〜三重県鈴鹿サーキットランド


2000/04/30






 今回の行程は、長距離且つゴールデンウィークに掛っているという状況でしたので、前日に出発し、名古屋で用事を済ませた後、四日市で一泊したのち鈴鹿入りする事にしました。

しかし、私は渋滞が嫌いなため、ゴールデンウィークに出歩いた事が無かったので時間が読めず、とにかく最悪の事態だけを考えて、早朝4時半に出発しました。








途中、富士川SAだったか休憩した際の事です。
トイレに行ってから戻って車に乗りこみ、エンジンを掛けようとしたその時、リアドアからコツンという乾いた音がしました。
見ると隣のアコードワゴンのリヤドアが開いています。私は運転席のドアを開けて、そのま後のドアを見ると真中に小さな傷があるではありませんか。あちらのドアを開けている女性に直ぐその事を指摘し、相手側のドアを見ると、該当部分にほんの少しこちらの塗料らしきものもありました。この時点でもう言い逃れは出来ませんが、幸いどこぞの困ったチャンと違って常識のある方で、同乗の男性も直ぐ出て来て詫びてきましたので、こちらも冷静に傷の確認をする事にしました。そして、じっくりと見てもヘコミが無い事を確認したうえで、トランクに積んであったオーリ(笑)で磨くと、傷も消えたので、まぁよしとして別れました。





さて、途中の高速道路は以外にも空いていたのですが、名古屋付近は渋滞しているとの情報を受けて、手前の豊田ICで降りて一般道をゆっくりと走りましたが、それでも9時前には名古屋入りすることが出来ました。

名古屋の友人Nさんと2時に待ち合わせをしていましたので、それまでの時間、徳川美術館に行くことにしました。







徳川美術館は、徳川園という庭園の中にあります。
現在放送中の大河ドラマ「葵〜徳川三代」の影響もあってか、早い時間から人が多かったのですが、その殆どの人は敷地内の花壇の方に居て、美術館の中には、それほど人は居ませんでした。
まぁ、そういった事は抜きにしても、尾張徳川家に伝えられた武具・調度品の数々は、見事なもので一見の価値がありますね。






左上の建物の前から、右上の門を見た写真です。








名古屋市内、とある交差点です。何でここで写真を撮ったかは、判る方なら判りますね(^^;)。





この後、某ショップにて先の工場見学に一緒に参加したNさんと合流し、頼んであったヘッドライトを取り付けたのち、そのまま四日市に向かいました。今回、四日市で宿泊する事にしたのは、親子2代でCCJ会員でいらっしゃるS先生にお会いするのが目的でした。






翌30日、S先生宅に集合して、DSを先頭に7台で出発しました。










会場入りすると、車種別に並べるという趣向になっていたので、Xantia主体の私達は、比較的手前の方に止めるよう指示されました。後の列には、S先生宅からご一緒した埼玉のSさんがXmを止めましたが、その隣にやってきたのは、これまた工場見学でご一緒し、最近ではCML上で色々話題を提供して呉れている岡山のAさんの「MB純正カラーに再塗装したXm」です。









まずは記念講演から始まりました。

ぽつり立っているのは、会長さんです。










日本におけるシトロエンオーナーの草分け的存在であり、CCJの顧問でもあるS先生の講演です。
CCJ創立の裏話等、色々面白い話を聞かせて頂きました。











同じく、古くからのシトロエンオーナーである、N先生。先のカー・オブ・ザ・センチュリー関連のCGTV等に登場したトラクシオンも先生所有のものです。









シトロエン・ジャポンのブリア社長。

30分の予定でしたが、通訳する時間を計算していなかったのか、約1時間の講演となりました(^^;)。まぁ、本国のTVCFや新しいハイドロを説明するVTRも上映されて、なかなか面白かったです・・・が、フランス語だったので、内容までは・・・。










35周年記念の1つのイヴェントとして2CV&BX日本一周リレーが行われる事になりました。そこで、S先生と会長、そしてブリア氏がバトン代わりになるプレート(BXはホイールも)にサインしました。








駐車場の様子です。

私はしっかり懇親会まで出席していましたので、外の様子は殆ど判りませんでしたが、今後の問題を残した点もあったようです。









ポツンと止めてあった初期型BXです。私の見た範囲では今回参加していた初期型は僅かに2台。

ちょっと複雑な心境ですね・・・。








同系統色であるS先生のDSの横に並べて、ご満悦のAさん。

フランスで会った時の印象とは随分違っていて驚きました。こんなに壊れている方では無かったのですが(笑)。






再びS先生宅です。
昨夜訪れた際に、帰りも寄るようにおっしゃって下さったので、お言葉に甘えて幹事・世話人他数名でついて行きました。









一応、Xantiaで並べてみました。








このS先生ですが、実は鉄道模型の世界でも知られた方だそうで、そちらの趣味も拝見させて頂きました。大陸横断鉄道がテーマとなっているそうです。








道路に置かれた車がトラクシオンだったりして、コダワリを感じます。








模型車両の数は、もう一体どれくらい有るのやら・・・。
この写真では見難いですが、後のガラス棚に一杯と言えば、お分かり頂けるでしょうか?








さて、帰路の事をちょっと書いて置きます。
S先生宅を出たのは、もう随分遅かったのですが、私自身は翌日も休みでしたので、最悪明朝に帰宅すれば良いと考えていました。それで、東京方面に帰る4台が並んで高速に向かったのですが、途中のスタンドで給油したため、2台・2台と別れ、更に私は疲れていたので途中で休むつもりだと伝えましたので、そのままバラバラとなりました。私は途中、何ヶ所かで休憩し、時には1時間程度の仮眠をとりつつ帰路を走っていたのですが、牧の原の手前だったか、後からついてくるトラックに気がつきました。この時、私は110キロ近辺に速度を保ち3車線の真ん中を流しては、時々追越車線に出て100キロくらいで走る車をゆっくりと追い抜いては走行車線に戻る、という事を繰り返していましたが、後ろからついて来るトラックの様子がどうも変なのです。一番左の車線を走っていたかと思えばそのまま車半分路肩に出したり、明かにふらついていました。「こりゃ、並ばれてもアカンし、ましてや前に出られてはたまらん」と考えた私はスピードを上げて距離を取り、ルームミラーでトラックを見ると、今度は追越車線にいます。が、緩い左カーブの立ちあがりで、トラックはそのまま走行車線に切れこんだかと思うと、次の瞬間、トラックから見て斜め前の走行車線を走る車に接触していました。衝撃でリアハッチが開いた車はヨロヨロと路肩に寄せて、一方のトラックは遥かその前方で路肩に付けました。ルームミラーでその一部始終を見ていた私は、「もし加速していなかったら・・・」と考えヒヤリとしましたが、最早現場は遥か後方の事なので、そのまま次のSAを目指しました。私もドッと疲れが出て・・・。





SAで仮眠を取っていたら、直ぐそばに被害車両が来ていました。

ちょっとタイミングがずれていたら、Xantiaがこうなっていた???