Waiting for you...

…奴がいない…。

それだけでこんなに不安になるとは。
不安…恐怖と共にずっと封印していた感情。

どこにいる?

いないなど想像できない…考えたくもない。
生きてさえいてくれれば何でもいい。

『ここにいるよ…』

暖かい…熱いほどの感情が心を満たしていく。
その全てが俺の身を案じている。

…己のことなど全く顧みない。
今まで嘲っていた感情。

それを感じて嬉しいと心から思う自分がいる。
そして貴様のことしか考えていない自分も…。

本当は貴様もそういう奴なのか?
それとも…俺だからか?

このまま一つになれるのなら…それでもいい。
…いや…そうなりたい…。

『まだ終わってないよ』

そうだ…二人で選んだ道。
交わるはずのなかった道は重なってしまったのだから。

だけど…一緒でなければ意味がない。
それに一人で行くのは怖いんだ…。

だからずっと待ち続ける。
「遅かったな…」
その一言を言うために。

後書き
いやーすっかり謎の文章に(汗)。ディアスEDの感動覚めやらぬうちにと思いましたが、感情が昂り過ぎると上手く書けないものです(涙)。
それにしてもここで『貴様』って書くと何だかなあ(^^;)

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