サンマ−メンよ、永遠なれ

 

ハマといえば横浜、私の生まれ育った町であり、また、学生生活を送った町でもある。

時の家は私の愚弟コイツは小生意気にも偉大なるこの私を愚兄と呼んでおる。

2年ほど前に親から譲り受け、デンとはいかないまでも、ちょっと傾きながらチョコンと建っている。

ここ10年ほど見ていないので行ってみようかなとも思ったが、愚弟が仕事で居ぬ間に

唐突に訪問しても、愚弟の嫁コレはとても良く出来た嫁が迷惑なだけだろうと考え直し、

今日のトコロは勘弁してやる。ヨク出来たお兄さまだこと!

どれ!大学の先生のとこでも遊びに行ってみるか。

私の母校は、神奈川大学という。

一見、 *** 国立ダモンネ ***という主張が垣間見えるネ−ミングだが、

コイツはもうドコから見ても正しい神奈川の金太郎アメ的二流私大である。

おかげで、堀のトコの長男坊は国立出と信じ切っている世間に疎い親戚のジジババが

それぞれのご近所に言いふらしているのは言うまでもない。

ここはひとつ、私立白楽大学とか、私立六角橋大学などという正しい私大の名前を

つけるべく提案したいが、いかがなもんだろう?(ホントはとてもいい大学よ!

 


さて、いつものようにイキアタリバッタリで目的地を決めた私は一路、神大へ!

東関道>湾岸>横羽線>横浜上麻生線

あいかわらず横羽線は道が悪い!

路肩は無いし、ギャップはあるし、首都高はヤル気があるのか!

悪条件の中、マツダのボンゴポルシェとかでナイのが悲しい・・・と競り合いながら無事大学に到着。

先生は当時から棺桶に片足突っ込んだような方であらせられたが、ご健在でいらしてまずは一安心。

心温まるおしゃべりの後、ホントは一方的に昔の俺 の成績の悪さをマクシたてられただけ

先生は講義、私は学食へ。

 


実は私の今回の主目的は先生との感動の再会ではナイ。サンマ−メンなのである。

ナゼかこのラ−メン、知名度が抜群に低い・・・・・・]最近になって判明したのだが、どうもコヤツは

横浜方面地域限定版のラ−メンらしい。

まあ内容は単なる野菜あんかけ中華そばといったなのだが、

私としては ** サンマ−メン ** とシブク注文するのが正しいのではないかと思う。

コストパフォ−マンスも含めて考えると、神大の学食のそれは群を抜いているといえた。

当時は200円であり、私の学生生活イコ−ルサンマ−メンといっても過言ではない。

多分、週に3回は喰っていたように思われる。もっとも週に3回位しか学校も行かなかったが・・・

いやあ、久しぶりのサンマ−メンはうまかった。このサンマ−メンがあってこそ今の私がある。

 

感無量である。

 

ひょっとして2杯位いけるかも、と後ろ髪を引かれつつ、家路につくワタシであった