某月某日。すでにそのモノが死語と化した「チームNONO」に新規加入メンバーを迎えたため、
突然に房総ツーリングを決定(行き当たりバッタリはいつものコト)
「明日、0830AMに会社のパーキングに集合ね!」と、他のメンバーに連絡を取ったのまではヨカッタ。
が、朝起きてみるとナゼか時計の針は「08時50分!」 ・・・ やってもうた ・・・
こういう場合の人間の行動はオモロイもんで、ワケもなく目覚まし時計を抱えて家の中を行ったり来たりしてしまう。
仕事や待ち合わせに寝坊したとき、ワタシは必ず時計持ってとりあえずウロウロするらしい。
まぁ、一種の正しい遅刻の儀式みたいなモンだな。だいたい昔から運動会とか遠足とか修学旅行とか、
楽しい行事の前夜はワクワクしまくって寝れないのである。ましてやツラク苦しい仕事の毎日で、
やっとこさ時間を作って行くツーリングである。だから遅刻をしてもしょうがない。
オレは悪くないのだ、うん。
ルートはツーリング初心者もいることだし、初春の房総一直線ツアーと決定した。
当初、この初心者「三浦君(仮名)」は伊豆に行きたいなどとトンデモナイ身の程知らずな発言をし、
物議をかもしたのだが、彼の希望はアッサリと却下され比較的平坦な道の続く房総ツーリングと相成った次第である。
成田(直線) > 芝山埴輪道(また直線) > 蓮沼海岸(ひたすら直線) > 九十九里波乗り道路(シツコイほど直線)
> 大多喜(ウネウネ) > 養老渓谷(またウネウネ) > 帰る(ビールだフロだ!)
我々は仕事柄、土日の休みはなかなかナイので、よほどのコトがナイ限り平日に走りに出かける。平日の行楽地は
空いていてツーリングなどをするには大変都合がヨイ。ナニより、他の人々がドナドナ状態で出社する中、
颯爽かつ満ち足りた気分で遊びに行くのがヨイ。ただし、反対に我々が土日出勤するときは大変ヨロシクない。
車の中で** シアワセだなぁ・・・一生キミを離さないぞぉ ** の加山雄三状態のカップルの車なぞは言語道断である。
(・・・ バカめ ・・・ 女は結婚すると怪獣になるんだぞぉ ・・・ コワイんだぞぉ・・・)
ナニはともあれ、この状況を打破するためにはやはり「夢の定年退職」しかない!と一人うなずく。
・・・・「ソノ日マデ アト10000日」・・・・道険しく果てしなく遠い・・・・
前述の如く(・・あ・・表現カタイなぁ)今回は初心者がいるタメ、ペースはユックリlと!走ったつもりだったが
蓮沼海岸手前アタリで突然!カシャンといやな音がした。
ああっ!!三浦君(仮名)がぁああ!!・・・・・・・・・・・・・・ コケてる ・・・・・・・・・・・・ (^ ^ ;)
幸い身体に異常はなく、彼ご自慢の愛車ホンダCBR250 「ハリケーン」(こう呼ばれるのがウレシイらしい)の
カウルにちょこっとヒビが入った程度で済んだ。一人で走る分には問題ないが、集団で走るのはソレナリに
慣れていないと戸惑うときがある。コケたのはそのアタリに原因があるのであって、バイクの怖さを知るイイ機会で
あったとワタシ自身は思うのであるが、彼にとって愛車「ハリケーン」が傷モノになったのはたいそうショックであったようだ。
彼いわく *** 伊豆だったらコケなかったのに・・・・(下唇をカミながら) *** ~( ^ ◇^)/ぎゃはは
(スミマセン m(− −)m 今度、伊豆に行ったときは思う存分ワタシ達をブッチぎって下さいませ。)
九十九里波乗り道路のパーキングで一息入れ、房総の内陸部へと入る。
このアタリはけっこう気持ちのよいワインディングで、大変ヨロシイ。伊豆や箱根のようにそれほど気合いを
入れなくてもよいし、気持ちヨク流せる山道といった感じである。
にしても、2号ライダー、ジェイドのフー君は相変わらず速い!!彼と同じスピードでコーナーに突っ込むのがコワイ。
しかも後ろから見ると、彼のコーナリングフォームは完全無欠のリーンウィズなのだ。
オレが子供の頃、書道の先生である母親に、「姿勢が悪い!!」と、しょっちゅう物差しを背中に入れられたが、
マサに彼(フー君)は背中に物差しが入ってる状態である。あれでハングオンなんてやり始めたら・・・
もうダレも彼を止められないだろう。今、フー君は9Rを買うかファイヤーブレードを買うか迷ってるらしいが、
これ以上速くなったらオレは絶対ついていけん。(というワケだからカアちゃん、オレにZZ−R1100買ってくれ。)
三浦君(仮名)の三浦君(仮名)による三浦君(仮名)のための房総ツーリング
本人はどうか知らんが、我々にとってはたいそう楽しい1日であった。タマには集団もイイネ!
今度は伊豆だ、三浦君(仮名)!! ・・・・・・・・・・・・・ コケルなよ ・・・・・・・・・・・・・